しゅー太の奇譚回想記

興味の赴くままに、風のようにふらふらと

鉄道日本一周-<四国+α編>⑦ まとめ

こんにちは、しゅー太です。

 

少し時間が空いてしまいましたが、総括をしていきたいと思います。

いつもの反省会です。

 

基本的には18きっぷで日本を巡っていましたが、出発したのがGWということもあり特急込みでの旅となりました。

18きっぷが使用可能となる期間まで待てば良かったのではという考えもありますが、夏休みの長期休暇を使って今年のうちに北海道に行っておきたかったという私情がありました。

所属している会社の雰囲気的に

①いつ1週間休めなくなるかわからない

②一週間休むといい顔をされない

というものがあったので、強行できるうちに北海道回ろうと計画して、「じゃあ、四国の方も回れるうちに行かないとやばいよな」となりGWに出ることになりました。

(会社としても段々変わろうとはしているとのことですが、現実問題仕事の忙しさなど鑑みても「とりあえず休ませればいいんだろ」で解決する物でもないので時間はかかりそうです)

 

幸いにも今年のGWは10連休が確約されていましたので、会社の目を気にする必要もなかったのも大きかったです。(通常のGWなら中日の平日はに出勤となるので。)

 

そんなわけで、出発したわけですが、大きく2つほど甘さというか過ちがありました。

1つ目が、自分だけではなくみんな休みであるという事実を甘く見ていたこと

今までは平日に各地へ出ていたので、混雑などそこまで気にしていなかったので、「土日と同じくらいだろ」「10連休もあるんだからみんな地方からいなくなっているだろ」という都合のいい見通しを立てていたことによって、各観光地で大混雑に遭遇してしまいました。結果として移動時間に比べて観光時間といったリターンが少ない旅になってしまったのは残念と言う他ありません。

 

2つ目が、体調管理の雑さ

基本的に5泊以上をデフォルトとしているので、世間一般の旅行に比べたら長丁場になります。そこで大事になってくるのが体力回復といった体調管理になるのですが、今回は食事・睡眠ともに最悪だったといっても過言ではありません。

食事に関しては、移動時間などで菓子パンやカロリーメイト、野菜ジュースなどを摂取し、たんぱく質やビタミンなどを獲得するまともな食事は2日に1度程度でした。また、睡眠については、宿泊先はネカフェが基本で熟睡とは程遠い環境におりました。また、「せっかくネカフェに泊ったのだからマンガ読まないと損だろ」という謎の貧乏性が顔を出し、少ない睡眠時間をさらに削るという失態を犯しています。

結果として、九州にたどり着いた段階で熱を出し、旅の中断・帰宅という結果となりました。

また大勢の人が集まるという環境に行くにもかかわらず風邪対策などを怠り無策のまま訪問する無謀さも兼ね備えていました。(今年のGWはまだインフルなどが見られた)

 

このような事態から、北海道を一周する際は上記の反省を生かし宿泊は基本ホテル、食事も最低でも弁当を基本とする方針を取りました。当たり前ですね。

 

ただ、これまで旅をしてきた際も基本的には四国を周った時とそれほど条件が大きく変わっておらず、「今までも行けたから、今回も同じで大丈夫だろう」という考えがありました。これは偏に「体力の低下」に他ならないと思われます。学生時代と同じような無茶はもうできないということでしょう。今後の旅の仕方をより見直す必要がありそうです。

 

閑話休題

 

今回の旅は一通り一周することを優先したので、都合によって訪れたがその場所には行けなかった場所を含め行きたい場所が多くありました。例えば、

・和歌山の熊野本宮大社

・香川の丸亀城

・徳島の鳴門海峡大歩危(かずら橋)

・高知の桂浜、四万十川

・愛媛の道後温泉

・山口の錦帯橋

ざっと書き出すだけでもこれだけ。

 

「これはもう一度訪れるしかないよなぁ!」と一人で興奮しながら反省しているところでございます。

実際次に行く口実が残っている方が、行きやすいのはある。したいことないのに行く気にはなれないですからね。

 

さて今回のルートを最後に掲載します。

こういう自分の足跡的なものを見るのが好きなんですが、みなさんはどうですかね?

 

次回からの日本一周記事は、北陸一周のことを書いていきます。

その間に別のを挟むかもしれませんが。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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また、藤の見られる時期に訪れたい

 

台風19号の影響にビビりながら京都を観光 ④(泉涌寺とかとか)

こんにちは、しゅー太です。

 

11月に入って一気に冷えましたね。

この時期が地味に服装に困る気がするのは私だけ?

 

[2日目:10月11日(金)]

起床は9時。

チェックアウトの限界時間までだらだらする。

今日の行き先は昨日お酒を飲みながら決めた。

所要時間がどれくらいかかるかは知らないけど、まぁ他にしたいこともないので、のんびり向かうことにする。

 

チェックアウト後はひとまず京都駅へ向かう。

今日の行き先は「泉涌寺

泉涌寺仁和寺と同じように皇室ゆかりの寺院で、名前の由来は寺地の一角から清水が涌き出たことによるとのこと。この泉は今も枯れていないそう。

 

京都駅からは奈良線を使い、東福寺駅で下車する。

しかし、東福寺駅からは歩いて20分ほどかかる(近くまでバスは通ってない)ので、少しばかりアクセスが悪い。あと若干の上り道となる。

 

実はまだ東福寺に行ったことがないので寄ることも考えたが、次に行くとき楽しみに残しておく。(流石に京都行き過ぎて、そろそろ行きたいと思う場所がなくなってきた。)

 

平日だったこともあり、道中同じ方向に向かう人を見なかったし、到着してからも数人しかいなかった。(何かのテレビのクルーはいた。)

 

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泉涌寺 大門。

拝観料は500円で、奥に進むと特別拝観の区域があり、別途300円かかります。

今回は行きませんでした。(特別見たいわけでもなかったので・・・)

 

泉涌寺を見て回る前に寄り道というか、ぜひ来たかった場所へ向かう。

 

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泉涌寺別院 雲龍寺

ここはに「悟りの窓」がある。

丸い形をしており、独特な雰囲気を持って風景を切り取る。

秋には紅葉を覗かせ、人々を魅了する。

「京都でフォトジェニック」を気にされた方であれば、おそらく一度は目にしたかと思います。

 

今は紅葉にはまだ早く且つ平日なのでチャンスだと思い、今回訪れる決め手となった。

 

拝観料は泉涌寺とは別で400円支払う必要がある。

ただ、別に泉涌寺を経由する必要はなく、雲龍寺だけ訪れることも可能です。

 

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紅葉の時期は見ごたえのある景色を望むことができるだろうことを伺わせる。

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蓮華の間。ある角度から見ると四角く切り取られたガラス越しに異なった景色を覗かせる。

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悟りの間

 悟りの間。これでピンと来た方もいるんじゃないですかね。

今風でいうなら「エモい」。

ここでしか見れないので、時間を作ってぜひ行って見てください。

景色を限定し、映し出す。窓からのぞく風景には写真とはまた別の魅力があります。

個人的には当時の人たちがここからどんな世界を見ていたのか気になります。

残念ながら僕には思いを馳せて想像する程度しかできませんが、一方でこの場所が残り続けたとしたら、数百年後の人達も、もしかしたら同じように感じるのだろうか・・・。

そんなことを考えながらしばし休憩も兼ねて思案する。(この思考に没頭する時間も変わっているとは自分でも思うが好きなんです。)

 

また雲龍寺には通称「走る大黒天尊像」が安置されています。写真は忘れた(いつもの)。顔も微妙に険しく、大きな袋を背負い、今にも駆けだしそうな姿をしています。

ちょっと変わった大黒様を見に行かれるのも一興かと思います。

 

十分楽しんだところで、泉涌寺へ戻る。

 

泉涌寺の大門から入るとそのまま少し長い下り坂になる。遮るものは一切なく幅がかなり広いため、正面奥に仏殿が顔を覗かせる。

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ご立派ァ!

中の写真撮影は禁止なので口頭での説明となりますが、阿弥陀・釈迦・弥勒の三尊像が安置されています。また、本来の建物自体は応仁の乱で焼失しており、今現在あるのは1668年に将軍4代目である徳川家綱によって再建されたものになります。再建されたものでも十分古いので、感動しました(小並感)。

あと天井には雲竜図があります。狩野探幽作。

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 続いて泉涌水屋形。

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屋形の中に泉がある。

冒頭でも話した、泉涌寺の名前の由来となった泉。

泉を覆う屋形は再建された仏殿と同じ時期に作られたもの。

 

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舎利殿

非公開。そのため中は見ることができません。

仏牙舎利(釈迦の歯)が安置されている場所です。釈迦の歯って見たことないのですが、どんな感じなんでかね。一度実物を見てみたいです。

こちらにも天井に竜図があるらしいです。こちらの作者は狩野山雪

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仏殿と舎利殿のツーショット

 この他には楊貴妃観音像という珍しい観音様を見ることができます。


特別拝観なしで見られるのはこれだけなので、満喫した後撤退。

雲龍寺と合わせて1.5時間あれば十分見て回れます。

 

この後どうするかなぁと思いながら東福寺駅までの道を歩いている最中に「今熊野観音寺」の文字が目に入る。まぁ、時間もあるのでと考え寄り道をする。

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閑静な感じ。なかなか良い。


真っ直ぐ住んでいくと階段が現れるので、登る。

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子護大師像

観音寺を開創されたのは弘法大師で、その弘法大師が子供を大切に守っている像になります。

子供は宝というのは今も昔も変わらない、真理だと思う。

なので、今熊野観音寺では子供の健康や安全、学業といったさまざまなことを祈願することができます。

じゃあ、この場所は子供関連の祈願しかできないのかと言われるとそうではなく、大師堂(弘法大師を祀っているお堂)の前には「ぼけ封じ観音」と呼ばれる観音様がおり、心身のぼけを取り除いてくれるそうです。このようにボケ防止の祈願や智恵を授かりたいといった祈願も可能となっています。

 

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本堂

どうやら少し高台にある奥の赤い塔までいけるみたいなのでそっちまで行ってみる。

最初向かう道がわからなくてうろうろしてたのは内緒

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医聖堂。平安様式の多宝堂。

医と宗教が手を取り合い人類が明るく健康に過ごせるようにと祈願され建てられました。平成28(2016)年に丹塗りの塗り替えが行われ、再び色鮮やかな朱色を見せるようになりました。

実際間近で見ましたが、「最近塗り替えたな」というのが感じられるくらいには綺麗にされていました。

 

ただ登ってここに着くまで時間はかからないのですが、足元が結構きつい。

整備されてないので地面から石がむき出しになっていたりして歩きにくい、ぬかるみが多少あったり、雑草そのまま。登れるかどうかは結構その人の許容範囲次第といった感じですね。(登るほどのメリットが少ないので諦める方に倒れる人も多そう。)

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こんな感じの道。道沿いにはお地蔵さんの社が無数に続くため不気味さもある。

滞在時間は30分もなく、散策もそこそこに退散。

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そして再び東福寺駅まで向かう道程を再開。そして行きとは別の道で歩いてきたため、初めて入口となる門と遭遇する。

今回は計3か所ほどしか見ておりませんが、他にもいろいろと見て回れる場所があるので、時間を使えばより充実した散策になるかと思います。

 

さて時間はあったのにここで何故か京都駅を目指すのですが理由は簡単。

帰りの新幹線の切符を購入し損ねていたからです。

まぁ、普通に焦るよね。台風は迫っていておそらく多くの人がぎりぎりかそれより少し前に京都を発つことが予想できるから切符を抑えておくのはマストだったはずなのに・・・。「帰る日の朝買うかぁ」とか思っていた結果忘れてスルーしてこっちきたとか最高にアホ。

 

まず最低でも初日に買っておくのが安パイだと思うんですが何考えているんですかねこの人(辛辣)

 

というわけで急いで京都駅へ。

結論から言えば問題なく買えました。まぁ一人だし、その点を考慮すればまだまだ余裕はあった。焦らず冷静になればよかった感はあるが、最悪の事態にならなかったのでヨシ。

 

とは言え、正直今から行きたい場所はない(あるにはあるが遠い)ので、京都駅周辺で時間を潰して新幹線に乗ってこのあと帰りました。

 

これで何回目になるかわからない京都。

けれど何度訪れても飽きない魅力がここにはあります。

次に来るのは、いつになるか。

それでも1年に一度はまた来たいと思います。

 

おいしい抹茶パフェが待ってるからね。

 

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台風19号の影響にビビりながら京都を観光 ③ (甘味とbarと安井金比羅宮)

こんにちは、しゅー太です。

 

タイトルは「私と小鳥と鈴と」のオマージュ。

学校の授業で触れて何故か耳に残るランキング上位にはランクインすると思う(適当)

 

比叡山からバスで下り、京阪三条で降りたところから。

 

時刻も15時ごろと間食にはいい時間。

というわけで、ひとまず休憩も含めて甘味処を目指す。

目的地は八坂神社近く。つまりは祇園

京阪三条からは歩いて15分くらいなので、大したこともない距離を適当に歩く。

まぁ、来るたびこの辺歩いているからそこまで新鮮味もないんだが。

 

さて、今回行ったのは茶房こいしさん

こちらは「家傳京飴 祇園小石」という和菓子屋さんに併設された喫茶店で、名前の通り飴を中心に販売されているお店です。飴を製造し販売するお店が出すパフェってだけでもう間違いないと断言できる。

場所はこの位置です。

 

以前も一度訪れたことがありますが、その時は季節限定メニューを食べたので、普通の抹茶パフェを食べようかと。

(このブログ立ち上げたときの一番最初の記事に写真載せてるパフェです。)

あと、味が好みだったので別のも食べたかった。

 

ここもブログにするんだから店舗の外観も写真に収めればよかったな。

まぁ検索すればすぐ出るしググって

休みの日に来ると結構待つことになりますが、平日だったためか店内にそこまで人もおらず並ばずに入ることができました。

 

やっぱ旅行するなら平日だよ。

 

入ってひとまずメニューを見る。

まぁ何にするかは決まってるけど、メニューがあったらとりあえず見ちゃうよね。

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画像は祇園小石さんHPの「メニューご紹介」から

なるほど、「恋する檸檬の抹茶パフェ」ねぇ( ^ω^)・・・

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頼んじゃいました♡

右の小瓶は檸檬のソース。お好みでどうぞ。

お味の方はいかほどか?

 

ばり旨い

 

完結にその一言。最初は檸檬と抹茶って実際どうなんだと思っていたが、これはバランスが絶妙。まさしく「檸檬抹茶パフェ」。

檸檬の味が強すぎることなく、見事に支え役として機能している。

そのため単体で見ても「抹茶パフェ」を崩すことなく同居出来ていておいしい。

ソースを適度にかけて、口に含むと最初はほのかに檸檬味、そして段々と抹茶の風味が顔を出す。注文してよかった。

 

注意点としては、ソースをかけすぎるとやはり加減があるので檸檬に浸食されてしまうこと。それからかけたソースが器の下に溜まってしまうので、最後の方は檸檬の味が強くなってしまいがち、という所ですかね。

 

それでも甘すぎず、さっぱりとした味わいの抹茶パフェは初めてだったのでとても楽しく食べることができました。

 

普通の抹茶パフェはまた今度。

 

お会計をしたあとにお土産として飴をいただく。

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注文したのが檸檬抹茶パフェだったからか、飴も檸檬と抹茶がミックスされたものだった。舐めた感想は不思議な感じ。甘さとほろ苦さが同時に来る感じ。おいしかったけど好みは分かれそう。

渡されたときに見た感じ何種類か味がありそうだったので、注文した商品によってお土産を変えてそうですね。

 

飴は勿論、甘味もおいしいのでぜひ立ち寄られてはいかがでしょうか。

 

さて、甘味を堪能したところで次の目的地へ向かいます。

 

歩いて10分しないくらいで到着。

安井金比羅宮です。

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 安井金比羅宮は京都でも有名な縁切り縁結びの名所ですね。

おそらく「縁切り」の方で聞いたことがあるという方が多いと思います。

ネットで検索すると「効果がありすぎて行かない方がいい」といった内容まで散見されるほど。せっかくなのでこの機会にお邪魔させてもらいます。

 

入って一番目を引くのはやはりこれでしょう。

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縁切り縁結び碑。碑と書いて「いし」。おびただしい数の御札が貼り付けられている。

 これをくぐって祈願するようです。後でやりましょう。

一人行動慣れ過ぎて大抵のことは人目を気にせず出来るようになってきたのを褒めてほしい。

 

画面右奥に絵馬が見えると思いますが、そちらにお参りするための本殿があります。碑をくぐる前にまずはお参りですね。

本当は本殿の写真も撮ろうと思ったのですが、カメラを構えようとすると嫌な感じが体中を駆け巡ったので、撮るのを止めました。今までも似たような感じに襲われることがあり、経験的に控えた方がいいことを学んでいるので、ここでは直感を信じます。

 

さて、こういう所にくると必ず見ちゃうのが絵馬。

無粋だとは思いつつも、眺める。

「○○と結婚したい」「○○と会いたい」といったものから、「彼女からストーカーが離れますように」「今の職場から○○がいなくなりますように」といった正しい?縁切りの絵馬も。

すこし切実なものでは「夫のキャバクラ通いがなくなり元に戻りますように」なんてものも。。。

 

ふ~んなんて思ってみていると・・・

「○○が彼女と別れて私と付き合うようになりますように」

「○○の女縁が私以外全部切れますように」

「○○(男)が氏にますように」

なんてものまで。しかもこういう系統の絵馬が結構多い。。。

まぁ、こういった場所なんで女性の絵馬が多いんですが、それにしても毒々しい。

いいよね!この黒い感じ!

なんというかやっぱり女性の方がストレートに吐き出すからほんとすき。

やっぱり人間たまには毒を吸ったり吐いたりして生きていかないとね。

人間、やっぱりエゴが大事(戒め)。

 

よし、お参りも済んだし縁切り縁結び碑をくぐりますかね。

公式HPにもやりかたは書いてありますが、

まずは「形代」というお札を100円以上のお志を納めて貰います。

これは碑の近くに無人の台があるので、箱にお金を入れて自分で紙を抜き取ります。

 

続いてお札に縁を切りたい内容と結びたい内容をそれぞれ書きます。

お札の右側に縁切り内容を、左側に縁結び内容という具合です。

切りたかったり、結びたい縁がない場合は書かなくても大丈夫だそうです。

どちらの面に書くかは指示がなかった気がしますが、裏面が多かったかな。

 

僕自身正直切りたい縁というのがないから何書くか迷うなぁ。でもせっかくだし何かは書きたい・・・。そうだ!

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1+1は2じゃないぞ。1+1で200だ。10倍だぞ10倍!

見たかこれがしゅー太流、ごり押しの術。お願い重ね掛けだァー!

情けないし、字が汚い(小声)

 これはもう効果が目に見える形で現れるのは間違いないでしょ(ニッコリ)

 

心の中の僕「思ったんだけど、旅へ出掛ける度に悪天候がちらつくから、それをやめてと祈願すればよかったのでは・・・?」

主人格のぼく「・・・・・・・・・・」

 

そして祈願のためにくぐるのための待機列へと向かう。

5分くらいで自分の番に。

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いざ行かん、栄光の彼方へ

願い事を書いた形代を持って、願い事を念じながら縁切り縁結び碑をくぐる。

この際にまずは縁切りの方の願い事を念じます。

 

くぐったらまた形代を持った状態で、願い事を念じながら反対側からくぐって表へ戻ってくる。

裏面から戻ってくる際は、縁結びの方の願い事を念じてください。

 

そして終わったら形代を碑のどこかに貼り付けます。

碑の後ろ側にお札に糊をつける台があるのでそちらへ行きます。

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糊はな、幼稚園とかで使っていたタイプの糊なんだ・・・(手が汚れるやつ)

糊をつけて、碑に貼る。これでおしまい。貼る場所は台風も来てることだし、なるべく影響のないところに。つまり他人の貼った形代の下ってことよ!(カス)

これで大丈夫だな。

 

祈願も終わったので、おみくじタイム。

今回は嗜好を変えて、恋みくじにチャレンジ。

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黒い方が普通のおみくじ。茶色い方が恋みくじ。300円也。

普段は引かないがこういうところなので初めて引いてみる。

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こんな感じなんだな。

さてさて中身のほどは。。。

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悪くないのでは?

健康運に若干の不安がありますが、総じてプラスの内容ではないでしょうか!?

(これからの出会いに触れていないことからは目をそらす。)

 

おみくじ等は無理ですが、縁切り縁結び祈願は24時間やれるそうなので、時間を見つけてやってみてはいかがでしょうか。ちなみに日中は混雑するようなので、朝か夕方ごろだとスムーズに祈願できるとのことです。

 

ちなみに安井金比羅宮の鳥居から出たすぐのところの写真。深い意味はないですよ。

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スピード縁結び♡(画面奥が鳥居)

 

このあとはホテルチェックインして、ご飯食べてダラダラして時間を潰す。

そして時刻は20時過ぎ。今日の最終工程にして、この旅であらかじめ決めていたやりたいことリストの最後の場所。

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bar K家さん

隠れ家的なお店で民家が立ち並ぶ中にその入り口はあります。

時間も早め、平日夜ということで自分が来店した時にはお客さんはまだ来ておらず、無事に入ることができました。

(大丈夫だとは思っていたけど人気のお店なので少し心配だった。)

 

中は是非行って見てほしいのですが、扉を開けるとシックな雰囲気漂う空間が広がっています。barはやっぱりこうじゃないとね。

 

この日は若い女性のバーテンダーさんが多かったです。普段からそうなのだろうか。

バーテンさんと話しながら、とりあえずのジントニックを。2杯目には何かおススメはないかと聞いたところ、入荷したばかりのザクロがあるというので、ザクロの果実酒を注文。ザクロのお酒は初めて飲みましたが、とてもおいしかったです。

またチャームとして小型のビスケットに乗ったマスカルポーネをいただきました。

実は僕チーズが苦手なのですが、このマスカルポーネには蜂蜜がかけられていて、マイルドな味わいに仕上がっており大変おいしくいただくことができました。

 

2時間くらいバーテンさんにおススメの場所を聞いたり各々の昔話なんかを話しながらお酒を飲んでこの日は退店。

 

個人的な感想としては、かなり若い人向けのお店な気がします。

人が多く来店する金曜や土曜なんかに来るとまた違った感じになると思います。

barと聞くとやたらと入りづらいイメージがありますが、ぜひ行って見てほしい。お値段はそこそこするけど、空間や思い出を買う場所なので。

 

お店を出たらホテルへ帰宅。

少し飲み足りないので、コンビニでお酒その他を買って一人晩酌。

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こんな日があってもいいよね。適当にテレビ見ながら飲んで風呂入って寝る。

 

明日は泉涌寺に向かいます。

台風19号の影響にビビりながら京都を観光 ② (比叡山続き)

こんにちは、しゅー太です。

前回の続き、比叡山延暦寺の東塔エリアから西塔エリアへ向かいます。

 

バスに乗車すること3分ほどで西塔エリアに到着します。

ちなみに、比叡山内のバス停にはそれぞれWi-Fiが設置されているため、待ち時間などで自由に使うことができます。

ただどうせならバス停だけじゃなくて、バスにも設置してほしかった。

地方とか行くとWi-Fiが付いているバス稚内とかそうだった)があるから、観光客が多い地域ほどそういった設備の発展性が遅れているというのはなんだか不思議な感じ。

 

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バス停近くの坂道を下った先。画面右方向に進むと券売所がある。

券は購入済みのため係の方に券を見せて通過する。

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常行堂・法華堂

通称はにない堂。両堂を繋ぐ渡り廊下に肩を入れ、弁慶が担いだという伝説からついた名前のようです。(義経と出会う前、というかそもそも弁慶は延暦寺の僧だった。)

 

にない堂の内部は非公開のため見学できません。またこの日は中で修行中とのことでした。手前の白い看板にその旨が書いてある。

 

「静かにしてね」と書いてあったのでそれに従いつつ渡り廊下の下をくぐり先へと歩を進める。

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階段下る途中にある何か。雰囲気に惹かれる。

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西塔の本堂、転法輪堂。

渡り廊下の先の階段を降りると静かにたたずんでいるのは、転法輪堂。本尊である釈迦如来にちなみ釈迦堂と言われている。

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鐘楼。この角度好き。

東塔ほど派手ではないが、このひっそりとしている感じが実に心地よかった。

広くもないので20分ほどで見終わる。ゆっくり見ても30分くらいじゃないだろうか。

次のバスまで15分ほどあるので、浄土院という所まで向かうことにする。

浄土院は最長の御廟ですね。

ただ道中の足元は若干安定しなかった。さらに基本上りなので、無理していくところでもない。

若干遠いし。

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こんな感じの道

券売所のところから歩いて10分ないくらいで到着。

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浄土院。中は見学不可。

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浄土院正面の道。おそらく東塔エリアにつながっている。

まぁ「正直来るほどか?」と聞かれれば「行かなくてもいい」と答えますが、中々来れないであろう場所かと思いますので、時間があれば寄られてみては?

 

さて次は横川エリアへ向かうかどうか一旦ここで長考。

というのも台風のせいで午後から天気が崩れるらしい。となると、せっかく高いところに上ったのに綺麗な眺望が見れなくなってしまうかもしれない。

「山頂へ向うか」そう考えながら地図を開いていると「峰道」という場所が目についた。どうやらレストランがあり、その中から琵琶湖を一望できるとのこと。

ちょうどお昼時だし、混雑する前に景色も兼ねてお昼を取ることにし、峰道へ寄り道。

 

そして11:39発のバスで出発し、5分ほどで到着。

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綺麗な外観

お手洗いは建物の中ではなく、赤みがかった屋根の下に地下へのスロープがあり、その先になります。

 

入るとすぐ両脇に食券機が置いてあるので、こちらで券を購入し中で店員さんに渡しましょう。

 

元々琵琶湖を見るためにこのレストランを選んだので、窓際に行こうとしたところ、

なんと団体のお客さんがこの後来るとのことで、かなり座れる場所が制限されるとのこと。とはいえ、ここで食べないとお昼を食べる時間はもう取れないので選択肢は他にない。仕方なしに座る場所を探していると、1テーブルだけ窓際が開いている。

窓と柱の間に設置されており、少し利用しづらそうだ。

とは言えこちらは一人なので特に問題はないのでそこに決めて料理を待つ。

待っている間は景色を楽しむ。

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圧巻

もう少し横が入るレンズがあればよかったのにと後悔。

広大な琵琶湖を一望できる。このレストランの特権だろう。

琵琶湖かぁ、眺めるのは2回目だけど、近くまで行ったことはないからいつかは行きたいね。

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そして、選ばれたのはかつ丼でした。

相変わらずおいしそうに撮れない。食べ物系を撮る練習もしようかな・・・。

 

 ちなみに、建物の写真の画面左奥はデッキになっていて、そこからも一応琵琶湖を望めるのだが、

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うん・・・

こんな感じで、手前の木々がかなり邪魔なので大人しくレストランの中から眺めた方が綺麗です。直で見ると思った以上に木が気になります(クソ寒ギャグ)。

 

30分ほどで食べ終えサクッと出発。

自分の旅は基本食べるところに時間を割かないから、見直してみると余裕がなさそうに見える。実際そうなんだけど。

補足すると平日は12:40分ごろのバスがないので、到着して2本後のバスとなると1時間半後になってしまう。流石にそれだけの時間を使えるほどこの場所に見どころもないので、平日にバスを利用する場合は、しっかりルートの線引きはした方がいいです。

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バカでかい大師像に挨拶してオサラバ!

 

ラストは横川。

西塔エリアから3キロほど離れたエリアで、バスでも西塔からは10分ほどかかります。

第3世天台座主の円仁によって開かれ、本堂にあたる横川中堂は遣唐使船をモデルとした舞台造りとなっています。

そう言われると、いつぞやに平城宮で見た再現遣唐使船に似ているようなそうじゃないような感じ。

 

入口はバス停から少しだけ歩きます。とは言え1分。

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ここから下っていく

西塔と同じで券は共通なので券売所の方に見せて通過。

まずは横川中堂を目指すことになるが5~10分ほど歩く。

このエリアは見る場所はそこまで多くないのだが、エリアが広くその中で点在しているため、結構な距離を歩かされる。

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道路脇にはズラリと絵とその説明文が記載された看板が並んでいる。

これは横川のみならず、東塔・西塔でも見ることができる。勿論記載されている内容は異なる。書いてあることも面白いので、ぜひ比叡山に行った際には確認してほしい。

横川中堂に到着。この辺りは山をトレッキングする人達と合流する地点になっているようです。

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やっぱりこういった建物の朱色は似合うな。

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正面

中には小さい観音様が数多く祀られています。(写真ダメだと思ってたから撮ってないんです・・・)

また、本尊として聖観音菩薩が祀られています。

中はさっと見るだけなら10分もかかりません。

 

この後は恵心堂へと向かう。

恵信堂の名前の由来は、天台宗源信、その方の尊称から来ています。

源信はこの恵心堂にてかの有名な、往生要集等を著したとされています。

源信を雑に説明するなら「浄土教の基礎を作り、あらゆる階級の人々に浸透させたやべー奴」って感じですかね。

 

恵心堂へは横川中堂正面の坂をT字路にぶつかるまで上っていきます。

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横川中堂正面の坂を上った場所。奥が横川中堂方面。

画面がそのT字路で、登りきると鐘楼が見えます。(画面は鐘楼を背にしている)

鐘楼が見えたら右に歩くと5分もしないうちに到着です。写真では左手に進みます。

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思ったより小さいが落ち着いた雰囲気が漂う。

お城とかもそうだけど、「昔の人が何かを思いながら居た」というのが具体的にイメージできる場所は「どんな風に過ごしていたのか」を想像しやすくしてくれるからとてもありがたい。追想するのはこういった場所の醍醐味だよね。

あらゆる場所は過去からの地続きとなっている場所だから、どこでもできるはずなんだけど、深く入り込んだりするのにはやっぱり、そう感じさせてくれる場所って大切だと思う。

 

さて、先ほどのT字路まで戻り今度は逆側の道へ。

この先には四季講堂(元三大師堂)がある。

これも有名なおみくじ発祥の地。勿論ここにもおみくじはある。ただし、ここのおみくじはいわゆる運試し的なものではなく、「人生で困った時(人生の岐路に立っている際)助けにしてもらうための助言の一部」となっています。運を見るのではなく、住職の方が実際におみくじを引く人から話を聞いて、住職がおみくじを引くのです。そしてそのおみくじの結果を説明してくれる形になっています。実際「運試しお断り」の旨の貼り紙もされていました。

 

電話予約必須で、一回1000円

 

気軽にするものではないという訴えが聞こえてきますね。本当に困った際にはお世話になりましょう。

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ここと後をにするが元来た道へは戻らず、奥へと歩を進める。

地図的にはぐるっと回って横川中堂近くに出られるらしい。

 

そちらの方に定光院(じょうこういん)なるものがあるとのことなので、想定ルートから少し外れて寄り道。

横川の定光院は天台宗の寺院として扱われているが、本来は(いや本来も何も)日蓮宗の寺院である。なので、延暦寺内であっても管理は日蓮宗が行っている。不思議だね。

 

さてそこまでの道程ではひたすら長い階段を下ることになる。

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長いし階段の幅が広いからリズムが狂わされて想像以上に体力を使う

階段に突入したくらいで、おそらく孫娘さんとおばあさんのご家族と思われるご一行と遭遇。ちょっとだけ立ち話。他にルートはなくこの階段を登って帰ってくるしかないこと。階段が136段らしいことなどなどを教えてもらう。

最後に「おばあさんから(私はもうへとへとになってしまったけど、)お兄さんはまだ若いから大丈夫よ。頑張って。」とエールをもらう。

 

えぇ、そうですとも。ここに限らず、若くて体力がある自覚のあるうちに日本の色んな所を回りたくて機会があれば旅に出てるんです。行かなきゃ意味がない。

 

ご一行に感謝と別れを告げ、階段を下りていく。

途中蜂に追いかけられ、階段をダッシュで駆け抜けてしまったため、あっという間に到着。

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こちらでは御朱印をいただくことができるということなので、来る意味はあるかと思います。僕は御朱印集めやってないので、貰いませんでしたが。スタンプラリーに見えてあんまそういう気持ちでやりたくない。失礼な気がするし。

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日蓮像と。神々しくて思わず一枚

帰りは勿論あの階段を登って帰りましたが、非常に疲れた。

体感的に何故か那智大社近くの大門坂の道より厳しかった気がする。。。

 

そして階段入口まで戻ったので、そのまま元のルートへ戻る。四季講堂までは戻らずぐるっと回る道を通り横川中堂へと向かう。

以下道中の様子。

 

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元三大師御廟

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雷かはたまた台風か。途中で手折られた木があちこちで散見された。

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横川中堂の裏へと出てきた。

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元三大師堂近くの道から帰ってくるとここで合流できる模様。

一通り楽しんだので下山しようかと思ったが、せっかくだし山頂までバスで行ってみることに。時間もあったしね。

 

13:30に横川バス停を出発。20分ほどで山頂へ。

比叡山頂には、展望台と比叡ロープウェイの山頂駅、それからガーデンミュージアム比叡という庭園美術館と名を打つ施設が存在します。

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入場は別料金

興味はなかったのでスルー。とりあえず景色の見られる場所へ。

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微妙以外の何物でもない。これは峰道に寄って良かったな。

 

というわけで、完全にすることがなくなってしまったので、京都行のバスを待つ。

14:05にバスが来たのでそれに乗り下山。

一度は来てみたかった比叡山。漸く来れたのでこれだけで今回京都に来た意味はあった。

 

さて、バスに乗りながらこの後したいことを探す。結果としては明日の予定を前倒す方向に決めたので、「三条京阪」バス停で降りる。

台風のせいで明日どうなるかわかったもんじゃないから、できるうちにしておきたかった。

 

そして歩いて祇園方面へ。ひとまず甘いものが欲しいかな。

 

続きは③。

 

思ったより記事長くなりそうで困惑している。

台風19号の影響にビビりながら京都を観光 ① (比叡山)

こんにちは、しゅー太です。

遠出するときに限って天気が悪くなるので、そろそろ雨男を認めざるを得ない。

 

今回は10月10日と11日の1泊2日で京都へ行ってきました。

ほんとは連休も使って大阪なんかも行きたかったんだけど、例の台風19号

 

12日から13日にかけて猛威を振るい被害をもたらした彼女のせいで、武蔵小杉は言うまでもなく長野など広い範囲で河川氾濫等の影響がありました。

皆さんは無事に過ごすことができたでしょうか。そうであることを願います。

 

さて、台風の影響は到来前から存在します。例えば、鉄道といった移動手段。計画運休の他、ギリギリなって移動しようとする人が殺到して乗れない、といったことも考えられますね。(みんな同じようなこと考えるし、実際みどりの窓口の行列はやばかった)

 

最悪、何が原因で帰れなくなるかわからなかったので、11日の金曜夕方には京都を発つことにしました。有給ずらせばよかったんだけど、ずらしたら次いつとれるかわからないからね

大人の世界って世知辛い(小声)

 

そんなこんなで纏めていきたいと思います。 

 

[1日目:10月10日(木)]

始発ぐらいの時間で地元の駅を出発して新横浜へ。

というか5時から6時の間で駅のホームに人がそれなりの数いたんですが、どうなっているんですかね・・・?

電車の中も座れないくらいには乗客いたし、日本の闇の深さを改めて実感した。

これで働き過ぎじゃないとかどうなっているんだ・・・。

もっと諸外国見習って、どうぞ。

 

京都へは新幹線を使う。

片道13500円で約2時間。普通に旅行行くと半分くらいは交通費に割かれているところあると思う。

 

JR東海さん利権独占してて儲かっているだろうから、少しは安くして♡

 

8時過ぎに京都に到着。最低年1回の京都訪問ノルマは今年も無事達成。

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やっぱり動き始めるなら人がなるべく少ない時間帯。それでも人がかなり多いけど。

出勤中の人たちを傍目にする観光は最高だぜ!(カス)

優越感大事、メンタル回復。そのための早起き。

 

なんていう冗談はさておき、この時間に着くようにしたのには訳があります。

 

今回、向かうのは比叡山延暦寺

行くにはいくつかのルートがあるのですが、京都駅から比叡山まで直通のバスが出ているのでそちらを使用する。

理由としては、

①他の手段に比べ安い

②乗り換えがないので、移動が楽

といった利点があったからです。

 

とはいえ、このバスは「特定の期間走っていない」且つ「午後には山頂行きのバスがない」という制約もあるので、汎用的に使える手段というわけでもありません。

あとは他の手段に比べると若干時間がかかるという所がデメリットですかね。(最大で30分くらいの差)

 

まぁ、この時期は使用できるので、朝来たという感じです。 

 

その他の交通機関や料金比較などはこちら方がまとめてくださっているブログが大変有益ですので、ぜひご覧ください。僕も大変助けられました。(割引情報も載ってます)

リンク貼ったの怒られたら削除します(チキン)

www.jisyameguri.com

 

「ケーブルカーで登りたい」などのこだわりがなければ、今回僕が採用したルートが一番安いと思います(断言)

 バスの時刻表は下記。ここからpdfで取得すれば常に最新版が手に入ると思います。

交通案内 | 天台宗総本山 比叡山延暦寺 [Hieizan Enryakuji]

 

ただし、「比叡山に行った後、同じ鉄道路線を使って別の観光地に行く」など、事情によって購入して利となるフリーきっぷなどは変わるので、各自最適解となるプランを採用しましょう。

その辺りも上記のブログでまとめて下さてるのでほんと参考になります(ダイマ

 

とりあえず、最低限の食糧の補充をしたら比叡山行きのバス停へ。

バス停はロータリーの烏丸口のC6のりばです。

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画像は「京都市バス・地下鉄ガイド」さんから。画像手前が京都駅。

こちらのバス停は「嵐山方面」に行くバスの乗り場でもあります。

わかりずらいですが、嵐山行のバスとは別に比叡山行きの乗客のための導線地面に敷いてあるので、そちらに従って並びましょう(1敗)

※導線について

嵐山行・・・横向きの導線(D3バス停方面に伸びている)

比叡山行・・縦向きの導線(C2バス停方面に伸びている)

 

比叡山に向かうバスの会社はいくつかありますが、すべてこのバス停から出発するので気にしなくてよいです。

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時刻表から13時台以降がないことがわかる。

8時30分発のバスで比叡山を目指す。

山頂までは行かず、「延暦寺バスセンター」で下車する。

 

延暦寺には『東塔』『西塔』『横川』の三つのエリアがあり、「延暦寺バスセンター」は『東塔』の最寄となる。なのでまずはこのエリアから観光する。

「東塔」というバス停もあるが、こちらは坂本ケーブルを利用する場合にバスを乗り継ぐためのバス停となるため、今回はただのトラップです。

 

乗車から1時間ちょっと、9:45に延暦寺バスセンターに到着。

徒歩一分ほどでチケット売り場に到着する。

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流石にこの時間だけあって人はまばらだった。10時を過ぎると車勢が押し寄せる。

さっそく購入…の前に「比叡山内1日フリー乗車券」を購入しに行く。

画像には写っていないが、画像右手にお土産屋さんなどが入っている建物(バスを降りたら正面)で購入できる。先に述べた3つのエリアは歩いても移動できるといえばできるが、移動に1時間くらいかかる。マゾでもない限り観光でしかも山道を歩く奴はいない。山内には各エリアを繋ぐシャトルバスが走っているので利用することを推奨する。特に全てのエリアに行く場合には、フリー乗車券を購入した方が確実に安く済む。

記事詳細:お得な乗車券:運賃|京都バス株式会社

料金は1000円なのでそこまで高いということもないだろう。

 

ちなみに、シャトルバスは30分に一度の頻度なので、時刻を見ながら臨機応変に行動しましょう。タイミング間違えると無駄な待ち時間ができてしまうので注意。

 

何故これを先に購入したかというと、この乗車券があると延暦寺の拝観料が100円引きとなる。

これによって700円かかるところ600円で券を購入できる。どうせフリー乗車券を買うので先に買っておいた方がお得です。

 

延暦寺の拝観券は3エリア共通のものとなっており、あるエリアで一度買えば他のエリアで別途購入する必要はなくなる。なので、購入した後も適当に扱わず、なくさないよう大事に持っていましょう。

 

では、いざ入山。その前に簡単にあらすじ。

 

比叡山延暦寺」というのは一つのお寺の名称ではありません。

比叡山には無数のお寺が存在し、その総称として「延暦寺」という名前がついています。

主に鎌倉時代の仏教の開祖を輩出したため、日本仏教の母山とされています。

延暦寺を開いたのは天台宗を開宗した最澄。(大学受験の頃「天才・真空(天台宗最澄真言宗空海)」で覚えたアレです。・・・覚えたよね?)

 

唐に渡り、仏教を学び比叡山延暦寺を開き日本に広めた方ですね(ざっくり)

 

東塔には「根本中堂」など延暦寺の中心となる建造物があるエリアです。

建物内は大体撮影禁止だったので、外観の写真ばかりになります。

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大講堂。中には仏教を広めた方々の像や人物画などが配置されている。

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根本中堂。

現在は改修中のため、残念ながら外観はシートに覆われてしまっている。改修は2016年頃から始まり約10年かけて行う模様。詳しくは下記。

www.hieizan.or.jp

一応、中から改修されている様子をみることもできる。

 

根本中堂には1200年消えずに灯され続けている「不滅の法灯」がある。

 

ただ、シートが覆われより密閉されている空間になったためか、煙が滞留して若干視界が悪い。(元々そうだったのかは流石にわからないが、煙たいので喘息持ちの方は注意した方がよいかもしれない)

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文殊楼。根本中堂の正面にあるきつめの階段を登ればすぐ。迂回路も勿論ある。

2階に上って中を見学することもできる。画像左(人が集まっているところ)の奥に入口があり、右側(子供たちがいる方)から出てくる。

しかし、その上るための階段がかなり急。お城とかに行くと「角度あるなぁ」って思う階段に遭遇したことがあるとは思いますが、あれの比ではない。

階段がほぼ垂直とかいう人でなし仕様

「設計者ほんとお前ええかげんにせぇよ」と悪態をつきたくなるぐらい。

手すりもぼろいので大きい荷物を持って上がるのは極限に厳しい。

あと足腰に不安がある方は、悪いことは言わない。諦めましょう。

 

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開運の鐘。50円納めることで誰でも自由に鐘を突くことができる。

「50円で開運できるならハイリターンやん!」ということで、勿論僕も鳴らしました(一人で)。控えめにならして謙虚アピールもできたところで次へ。

 

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阿弥陀堂(右)と法華総持院東塔(左)

こんな感じで東塔エリアを観光。全部見て大体1時間くらい。

今回は国宝殿(別料金必要)入らなかったので、それ入れたらもう少し時間かかるかも。

 

11:06のバスで西塔エリアへ向かう。

 

②へ続く。

 

(四国の自省まとめもタイミング見て投稿しような)

鉄道日本一周-<四国+α編>⑥ 山口(秋吉台)

こんにちは。しゅー太です。

 

今回は広島を立ち、山口の観光をします。

ここで少し補足を。

 

私事ですが、広島には3年ほど住んでいた時期があり、且つ何度か訪れたこともあるので、元々今回はうさぎ島以外寄る予定はありませんでした。

ですので、次への出発となります。

まだまだ行けていない場所もあるから、そのうちってことで。

 

今回は写真多め。

 

[6日目:5月4日(金)]

この日も前項にある通り快活クラブ(ネットカフェ)から出発です。

快活クラブってめっちゃえっちなお店みたいな名前してるよね(IQ3)

 

広島駅を7時過ぎに出る列車に乗るために6時半過ぎに出たのですが、広島駅に着いてここで一つの教訓を得ました。

カメラは肌に放さず持ちましょう。置き忘れます。(2敗)

 

いつもは、カメラをケースに入れてバックバックに突っ込んでいるのですが、「出すのが面倒だなぁ」と感じたので斜め掛けのポーチを購入・装備したのですが、結局財布をバックパックから出すときにポーチを外す→置く→忘れるというアホを晒す始末。

 

その上、外す動作にひと手間加わるので素直に邪魔。間違いない、こいつはリストラですね(無慈悲)。

 

仕方がないので、ネカフェまで取りに戻りましたが、そのせいで乗りたい列車に乗れなかったため、錦帯橋に行く予定でしたが向かわないことにしました。

次の楽しみに取っておきましょう。

 

さて、今回のメインスポットは秋吉台にある秋芳洞です。(ちょっとだけリンク違います。)

秋吉台カルスト台地秋芳洞は鍾乳洞で、どちらも有名ですね。

説明は後程。

 

ちなみにこれ読みは「しゅうほうどう」ではなく「あきよしどう」です。

秋吉台にあるんだから読みはそのままだろうに、どうやったら間違えるのか僕にはよくわかりません(余計な煽り)。

「しゅうほうどう」の方が読みにくい・・・読みにくくない?

 

 7時半過ぎに広島を出発し、岩国を経由し10:15頃にようやっと新山口駅へ到着。

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朝早く起床からの3時間乗車は体に堪えますよぉ。

ここまでの疲労の蓄積も相まって最初の1時間くらいは座れなかったけど、座れてからはほぼ爆睡。いよいよ限界が近い。

 

さて、ここから秋吉台へはバスで向かいます。

バスターミナルへは在来線改札口を抜けたら、右手(北口方面)に歩いていきます。

改札のあるフロアは2Fになりますので、1Fへ降りる必要があります。

まぁ、探すまでもなく階段等が見つかるので、苦労はしないと思います。

 

バスターミナル近くにバス案内所がありますので、そこで秋吉台秋芳洞)行きの乗車券を購入することができます。

往復割引などはありません。片道1170円。行き帰り分をきっちり払って購入しましょう。(新山口行きの切符は秋芳洞バスセンターで購入できます。)

向かい易さや訪問者数考えても、高千穂でさえ往復割りの乗車券販売してたんだぞ。もう少しやる気出せ。

 

他にも山口駅や、下関からもバスで秋吉台へ向かえるそうですが、今回の旅で一番接続がよかったので、新山口を利用しています。

詳しいアクセス方法・時刻表→アクセス | 山口県美祢市 秋吉台国定公園 観光情報

 

 バスに乗ってから50分しないくらいで、秋芳洞バスセンターに到着です。

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画面の建物でマップなどの情報収集をするのもよいかもしれません。

ここから秋芳洞までの道は単純なのでまず迷うことはありませんが。

バスを降りたら画面奥に向かって歩いていきます。

通りに「秋芳洞はこっちだよ」的な看板も出ていますので、指示に従えば10分ほどで秋芳洞の入り口に到着します。

 

通りには少ないですが飲食をできるお店もありますので、お昼を取ることが可能です。

バスセンターの近くにも食べられるところはあります。

(地方だと観光名所の近くなのに飲食店がまるきりない事態にも稀に遭遇するので、確認はしておきましょう。)

ただ、裏を返せばそこに人が集中するということでもあるので、時間には気を配るとよいでしょう。

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着いた!

画面左下にも見える通りこの近くにはソフトクリームを販売している店があります。
それも種類が豊富。この日は大変暑かったため、お店の周りにはお客さんが沢山群がって集まっていました。

 

食べたいなぁ。

流石にこの中並んだりするのは時間も使うし、余計に疲れる・・・。

いいもん、鍾乳洞入って気持ちよくなるもん。。。

という感じでスルーして先へ。

 

看板の下に入ると入場券購入のための長蛇の列が。

「こんなに来てるのか・・・」と思いつつもどうにもならないので、列に加わる。

幸い、複数受付のためかそこまで待たなくても入場券が買えそう。

10分くらいで買えました。やっぱりGWはどこも混むね。

学生時代にもっと自由に動けばよかった。

 

入城料は当時は大人一枚1200円でしたが、現在は1300円に値上がりしているようです。詳しくは下リンクを参照してください。

karusuto.com

 

券も買ったので、準備万端いざ入場!

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楽しみだぜ!

と、入った瞬間出入口付近のベンチ下に猫発見。

つられてカメラを構えながらふらふらと吸い寄せられる。

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かわいいにゃ~ん

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こいつ誘っているな?げへへ、それなら手を出さ(カメラを取ら)れても文句は言えねぇよなぁ?

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それにしてもめっちゃ人馴れしてるなぁ。サービス精神もたっぷり。

よし、これでPVが増えるな

ちなみに、1時間半くらい鍾乳洞を観光してして出てきた際も同じ場所にいました。
なんだこいつ。

 

写真撮影もほどほどに、鍾乳洞へと足を向ける。

入口から鍾乳洞へは歩いて5分ほどの距離がある。

 

秋芳洞は、秋吉台国定公園地下100m以下に存在する鍾乳洞で、日本最大規模を誇ります。

全長は約1㎞(観光できる範囲)で1926年以前は滝穴(瀧洞)と呼ばれていたみたいですね。瀧洞とかかっこよすぎるからこのまま呼び続けて(願望)。

 

中は大変涼しく、一年通して17℃前後の気温を維持しているため快適ですが、夏場は軽く羽織るものがあるといいかもしれませんね。

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入口前。綺麗だよね。

 

以下中の様子。雑に写真を貼り付けていくスタイル。

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手前に人だかりができているのは、「別料金を払うと写真右手前から細い道を通って画面中央奥から戻ってこれる」という安全性が保障されたアトラクション?を待っている人たち。奥はその出待ち。

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そして、半ばまでくると、地上まで出られるエレベーターへの道が現れます。

このエレベータは、秋吉台カルスト展望台へと向かうためのものとなります。

 一度屋外に出ることになりますが、入場時に購入したチケットの半券を見せることで再入場が可能です。向かうことも考慮し、なくさないようにしましょう。

 

外に出ると左手側に坂があるのでそこを登っていきます。

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見ての通りそこまで傾斜はきつくありません。

こんな感じのところを歩いていく。10分もしないうちに展望台へ辿り着けます。

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到着&展望台からの景色。

秋吉台カルスト台地

カルストとは「石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)である。 化学的には、空気中の二酸化炭素を消費する自然現象である。(Wikipedia引用)」とのこと。

 

要は、水かなんかで削られてできた石灰岩が沢山ある地形ってわけ(大雑把)

 

秋吉台は「日本三大カルスト」に数えられ、日本最大規模を誇るカルスト台地になります。他は愛媛と高知にまたがる「四国カルスト」、福岡にある「平尾台」があります。

 

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写真じゃ感動をお届けできない(雑魚)

秋吉台はドライブコースにもなっており、天気のいい日には格好のスポットになること間違いなし。

 

展望台近くには、売店があり中で食事を取ることもできます。僕は未練を振り切れずここでソフトクリームを購入。味は確か梨だった(このあたりの名産みたいですね)。

 

景色を眺めながらしばしぼうっとする。

空とか見ながらこういうぼうっとする時間が好きなんだけどあまりわかってもらえなくて悲しい。

 

一枚目からもわかる通り道が奥に向かってあるので歩いてもある程度行ける様子。

ただ、歩くとどこまでもいけそうで時間もかかりそうなので、この辺りを適当に散策して満足したら切り上げました。

 

そして再び秋芳洞に戻る。

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わかりにくいけど、上の棒みたいな個所から垂れた水滴が積もって下の岩になった、みたいな感じだった気がする(記憶喪失)

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かなり広い。こういう冒険感はワクワクする。

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めっちゃ滑りそう

以上、こんな感じでした。

ちなみに写真から察することができると思いますが、カメラで撮った際にかなり光を取り込むように設定したので、ここまで写っています。

ちなみに何もしなかった以下の通りなので、参考にどうぞ。

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入口付近。差し込む光があるのでライトはまだない。

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これでも光を取り込んでいる方。もう少し暗い感じかな。

 

大体一時間ちょっと楽しんで、秋芳洞を撤退。

ボリュームもあって満足。この後は、九州の小倉まででる。

九州一周をした際は列車で九州側から下関まで出なかったので、これで本州と経路が繋がる。

 

小倉には祖父母の実家があるので、今回はそこに宿泊する。

九州一周からは一年半ぶりくらいだからそこそこ久しぶり。前回は10年ぶりくらいだから歓迎が凄かったけど流石に落ち着いていて安心。

 

そして、安心ついでに就寝翌日、発熱しました。

はい、これがこの旅最大最後のトラブルですね。ここまで無理してきたものがたたったのと、緊張感が途切れたのとで一気に反動が来ましたね。アホすぎる。

 

もうこんなんすぐさま帰宅一択ですよ。2日後には仕事もあるしこれ以上無理できない。

迷惑かけてごめんじいちゃん、ばあちゃん。。。

 

本来の予定では特急で小倉→萩、そこから出雲まででて松江、翌日松江観光して帰宅の計画でした。

 

朝一で特急券等を払い戻し、そのお金で新横浜までの新幹線の自由席券を購入。流石に指定席はなかった。

ちなみに、小倉で特急券の払い戻しをする場合は、みどりの窓口ではなく在来線改札に隣接している窓口(間違えて入場したから出してほしい、とか相談する窓口ね。例え下手か。)での清算となります。

 

またピンポイントすぎてどうでもいい知識を身に着けてしまった。

 

こんな感じで今回の旅は終了。

反省だらけの内容だったけど、そのあたりは⑦まとめ編で。

最後行けなかった島根日本海側は、また今度三日間くらいで回ろうかと計画中。

 

先に京都だけどな。

⑦へ続く。

 

鉄道日本一周-<四国+α編>⑤ 愛媛(今治)・広島

こんにちは。しゅー太です。

 

前日泊まったネカフェで「〇等分の花嫁」を一気読みして寝不足になりました(アホ)

話題になってたしせっかくだからと読み始めたら最後までやめられなかった僕を許してほしい。旅先だろうとせっかくネカフェに泊まったなら、何か読まないと損した気がするよね?それだよそれ。あと三玖好き(小声)

ずっと学生たちがうるさかったから仕方ないね。

 

そんな感じで体力が底をついたまま今治城に向かう所からスタートです。

 

あと先に言いますが、今回タイトル詐欺です。繰り返し言いますがタイトル詐欺です。

これでもう僕に責任はない。

 

 

[5日目:5月3日(金)]

予め立てたガバガバチャートは(案の定)既にボロボロ。予定ではまだ松山にいる朝8時、ネカフェをチェックアウトして出発。

 

ゆっくり歩いて15分位で今治城に到着。開場は午前9:00なので、それまでは適当に散策。

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高麗門側の入口

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反対側の鉄御門

お城の敷地内にある神社等を見ているうちに開城時間が近づいてきたので券売所の前で待機。来たときは人がほとんどいなかったが流石に、直前の時間だとそれなりにいました。とは言え、待っていたのは10人もいなかったけど。

 

それにしても、こういう所に来るとなぁんでお年を召した方ばかりで、若者の姿が全く見えないんですかね?(当たり前)

 

入城料は大人500円です。よくある券売所のようなものはなく、用意した長机を挟んでお金や入場券のやりとりをするという初めて遭遇するタイプでした。

まぁ一階部分がかなり狭くて料金所を新設できないだろうなっていうのが一目見て理解できるくらい。(できるほどの予算があるかという問題もあるが。)

 

高松城の時にも少し触れたましたが、今治城は水城です。そしてその今治城の最大の特徴はなんといっても、海水を引いたお堀があるということでしょう。

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お堀の幅も広く、というか当時は直接海と接しており、今治の強みであった海上交通をより活かした構造となっていました。(今は道路拡張のために内堀の一部が埋め立てられている。)

それでもお堀の広さから、当時の防御性能をうかがい知ることもできる。

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このように海水の流入口がある。つながる先は今治港の内港。

海水を引いているため、お堀の中ではエイやサメなどが泳いでいる姿を確認できる。

らしいのですが、僕は見ることができなかったので、きっと人を謀り嘲るために作られた嘘です(半ギレ)

 

楽しみにしてたんだけどなぁ・・・。残念。

 

ちなみに、一部真水になっている個所もあるらしく、海の生物と一緒にメダカも生息する生態系となっているらしいです。案内板があったのですが、取り忘れました(無能)

 

閑話休題

 

今治城天守は五重天守となっており、当時としては最新鋭の層塔型の天守となっています。しかしそもそもの話として、この天守に関する歴史的資料の存在が乏しく存在そのものが疑われています。(現在の天守は模擬天守であるが、元あった天守の遺構すら見つかっていないため。)

そのため、当時の再現とはなっておらず、事実に基づいていない天守となっています。

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模擬天守と築城を行った藤堂高虎

内部の写真は撮影禁止のため(ここは忘れたわけじゃないから)ありませんがそこまで大きくありません。40分くらいで見終わります。

ゆっくり見たらもう少しかかるかも。

 展望フロアは写真OKです。

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展望エリアからの写真。瀬戸内海とどれくらい近いかがわかる。左奥にはしまなみ海道

そのほかに今治城には三つの櫓がありますが、誰も興味ないと思うのでカット。

そこ、全部興味ないとか言わない。

全体の滞在時間は櫓と合わせて大体一時間見積もっておけば問題ないかと思います。

 

ここで残念なお知らせ。この日の見どころポイントはこれにて9割終了です

(だからお城の解説で行数稼いでたんですねぇ。正直これ削ると記事薄すぎるから書いてたけど、ま、言わなきゃばれへんやろ)ろ)

 

さて、今治城を観光し終え、駅へと向かう。流石に歩くと時間がかかるのでここはバス。鉄御門から出て通りにでると左手にバス停が見えます。料金は今治駅まで200円。

時間は10時過ぎで駅までは10分位で着きます。

 

ここから一気に鉄道岡山を経由し広島の忠海から大久野島を目指します。

www.takeharakankou.jp

別名「うさぎ島」。こちらの名前で耳にした方が多いのではないでしょうか。メディアにも多く取り上げられ、今や知名度はオーバーフロー寸前。島内には繁殖したうさぎが自由自在に独立闊歩、まさにここはラビットヘブン。思う存分モフりたい。そんなあなたの願いをかなえる夢の島となっています。

 

せっかく近くまで来たのだから、ぜひとも寄ってみたい。撮れ高も期待できる。寄るしかない。日頃の疲れを癒したい(本音)。

 

そんなわけで向かおうとしているのですが、

 さて、ここで大久野島の位置関係をおさらいしておきましょう。

画面の赤いマーカーがもうみなさんご存じ「大久野島」です。

そのまま下に目線をずらすと現在地である「今治」となります。

もうお気づきですね?僕が使うのは岡山を経由するルートです。これを時間の無駄遣いと言います。覚えておきましょう。

 

実際、今治からはバスか車でしまなみ海道を通り、「大三島」でフェリーに乗り換え大久野島へ向かうことができます。(年中利用できるルートではありませんが。)

最短距離で、真っ直ぐに向かうことができます。謎に長い時間電車に乗る必要もありませんしお金を使うこともないので、賢いみなさんはよく考えて使用ルートを選定しましょう。

 

まぁ、この旅が「鉄道日本一周」かつ今治-高松間を通っていない時点で僕には他に選択肢がないし、気分と時間次第では丸亀城に寄ろうとも考えていたので問題なしです。

 

今治からは特急で岡山までの列車が出ているので、岡山まで進みそこで乗り換えて忠海駅を目指します。

気を付けたいのは、四国フリーきっぷを使用している場合、瀬戸内海を渡っている際に通過する児島駅」までが適用範囲となりますので、児島駅-岡山駅間の差分料金を支払う必要があります

 

また忠海駅はSuicaPASMOといったICが使用できない(※ICOCAは使える)ので、岡山駅から向かう場合はきっぷを購入する必要がありますが、普通の券売機では忠海が選択肢に表示されません

よって、「みどりの券売機」を使用して購入することになります。もしくはみどりの窓口で手続するかの2択ですね。

 

 さて忠海まで省略。なんたって乗り換え含めて、ただただ4時間移動しただけだからね。書くことないよぉ、お兄さん困っちゃう。

強いてあげるなら瀬戸内海を眺めながらゆっくりと進む列車もなかなか乙なものでした。ただし写真はない。正直な話この時から既に体力の限界が近く、写真撮る元気はなかった。今度来たときは尾道あたりで下車してみたいかな。

 

今治を10時半ごろに出て、忠海には14時半ごろに到着。

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思ったよりきれいだった。

駅を出て右手に歩いていく。5分くらいすると右に踏切が見えてくるのでそこを渡ると大久野島へ向かうフェリー乗り場がある。

歩いていると前方に誘導員と思われる方が立っている。そしてなんか言ってるなぁ…。

 

誘導員「現在フェリーの待ち時間は3時間待ちとなっております!

 

もういいだろっ!!

ほんと、ぶっ飛ばすぞ。

 

などと疲労故のやさぐれ心がマックスハート。夢と笑いたいが現実は厳しい。昨日からこんな目にしか合っていない気がする。

フェリーは基本時刻表通りなら30分おきに来るのだが、大小と2つの船のタイプが交互に来航するイメージ。収容人数の問題もそうだが、やはり車で来る人も多く大きいタイプの船待ちもネックになっている様子。

そして何より3時間後に出発するとこちら側に戻ってくる船には乗れず、必然選択は撤退。島で泊れないこともないが、ホテルは考えるまでもなく既にいっぱいだろう。

 

また別の機会に計画を立てて訪れるね。できれば平日に。

GWということも相まって人の集合具合が半端なかった。

流石に「まぁ多少混むだろうけどいけるっしょ」的な思考でいた頭ゆるゆるな過去の自分をぶん殴りたい(自業自得)。

 

広島に向かう列車は幸運なことに30分しないうちに来たのでそれに乗車して広島へ。

乗ったのは「瀬戸内マリンビュー」という観光列車。

観光列車詳細:瀬戸内マリンビュー

外観・中の様子はリンク先見て。ご想像通り写真は撮ってない。

というか疲労の他に落胆がひどすぎて、もう何もする気が起きなかった。いやほんと自分がバカなだけなんだけど。

皆さんも気を付けて。

 

広島には16時半手前くらいに到着。列車の中で多少回復したので、せめて名物を食べようとなり駅チカのお好み焼き屋さんへ。(だってこの日まだ1時間お城見ただけだったから・・・)

 

訪れたのはこちら「麗ちゃん」

www.o-reichan.jp

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注文したのは「スペシャル(八戸産イカ入り・生エビ) そば又はうどん入り」。多分。

相変わらずおいしそうに撮れない自分のカメラ技術を嘆きつつ、いただきます。

出来立てを食べられるのも最高だけど、やっぱりお好み焼きにはそばが入ってないとコレジャナイ感を持ってしまう。魚介の他にも野菜たっぷりで僕満足。味も個人的に濃すぎずいい。

 

ずっと「おいしい・・・おいしい・・・」といいながら食べる変質者になってました。

というか食べ物にこだわりがなさ過ぎて、適当に取るのは本当良くないとこの旅が終わってから学びました。そのせいで台無しになる事態になってしまったしね。

 

食べ終わった後は、中心街にある快活クラブに沈んで就寝。

明日も朝早いから、ちゃんと休もうね。

 

次回は山口県を観光します。…「広島の観光は」だって?

 

忠海で行列見てきたでしょ。

 

⑥に続く。