しゅー太の奇譚回想記

興味の赴くままに、風のようにふらふらと

鉄道日本一周-<北海道編>④ 網走・釧路:part2

こんにちは、しゅー太です。

 

網走最後の観光は、北方民族博物館へ向かうところからスタート

正直あまり期待はしていなかったのですが・・・

 

[4日目:7月23日(火)]

オホーツク流氷館から北方民族博物館へはどうやら徒歩で10分ないくらい。

博物館へ向かうバスもあるのですが、バスもちょうどいい時間のがなかったので、歩いて向かうことに。

途中、「約1週間前にここでクマ出たから注意してね♪」という趣旨の看板を見つけてしまい、背中に冷や汗が流れる。

僕はビビりなので、誰もいない森の中をまた1人でお歌を歌いながら慎重に進む。

(10分が何倍にも感じた。。。)

そして無事に博物館へ到着。

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結構きれいな建物でした。

意外にも中はそこそこボリュームがあり、1時間ほどいました。

ここではアイヌ民族をはじめとする北方の諸民族についての文化や歴史がまとめられており、狩猟や宗教など生活で用いられていた道具も展示されています。

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彼らの衣食住について学べるスポット

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ここめちゃくちゃオススメでほんと来てよかった。

平日で人がいないっていうのもあるのだろうけど、独特の緊張感を感じた。

なんていうのか、「異文化に引き込まれる、あてられる」という言い回しが近い気がする。

普段なら感じられない雰囲気を体感できる場所なので、網走に来た際は是非立ち寄ってみてください。

常設展と特別展がありますが、常設展だけなら500円以下で入れるので料金の安さもGOODです。

何度言っても言い足りないくらい面白かった…

 

目一杯博物館を楽しんであとにする。

そのあとはバスで網走駅前まで戻って、コンビニよったりしながら、時間つぶして列車を待つ。

 

そして、15:10発の列車で網走を去る。次に向かうは湿原で有名な釧路。

そしてこの旅始まって初となる各駅での移動です。

(特急の指定席取ろうとしたら駅員さんにないよって言われた。無知を晒してちょっと恥ずかしい。)

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久しぶりの、のんびり移動だな。

ゆっくり移動するのも好きなので、景色を楽しみつつ列車に揺られる。

ちなみに釧路までの乗車時間は約3時間40分となっております。

 

は?

 

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車窓からの海。そういえば、晴れた北海道の海は初めて。

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こういう空の色合いも好き

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線路は続くよどこまでも。

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天気も順調。気分も晴れやか。

 網走の天気は晴れだったのだが、釧路に近づくにつれて雲行きが怪しくなっていく。

実は、釧路湿原駅で途中下車して細岡展望台という所から夕焼けが見れたらいいなぁと考えていたのだが、どんどん望みが薄くなっていく。。。

どうするかなぁ、時間の無駄になるならスルーして、ご飯食べて早めに就寝して明日に備えるのもありだなぁ。でも。。。

と、ぐだぐだ考えているうちに釧路湿原駅まであとわずかに。

うーん、

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まぁ、降りてから考えるか

どのみち、この旅の中でここに寄れるのはこの一回きりなので、見れたらラッキーくらいの感覚で。

細岡展望台までは歩いて10分~15分くらい。距離はそこまでなかったはずだけど、行きはずっと上り(しかも、階段になっているがそこそこ足場悪い)ので、夕方訪れる場合は足元に気を付けてください。

また、途中ビジターズラウンジがあるのですが、夏場は18時には閉まっています。

やっぱり車で来るべき場所だと心から思う。

(上のリンクと同じですが一応貼り付けます)

ja.kushiro-lakeakan.com

そうしてなんとか細岡展望台に辿り着く。

果たしてそこからの景色は・・・!

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この、何とも言えない感じ・・・

個人的には好きな空だけど、今回望んでた景色ではないし、かといって完全に曇っていないだけましなのかもしれないというネタ的に反応にも困る感じでした。

 

このあと日が暮れるぎりぎりまで粘ったのですが、最初に見た時以上によい風景になることもなかったので、割り切って撤退。まぁ、こういう所は天気予報見た上で何回も来て初めて見れる場所だろうから仕方ないね。

それにしても、虫が多い!特に蚊!

いや、湿原だし居て当たり前なんだけどさ。10割対策を失念していなかった方が悪い。

長い丈のパンツは持ってたんだけど、完全に着替えるタイミング逃した。

次来るときは必ず虫よけスプレーも持参することを心に決めて、駅へと戻りました。

 

そしてもう1つ注意点。釧路湿原駅にはお手洗いがありません

ビジターズラウンジにはあるのですが、営業時間が終了した後だと勿論入れないので、用が足せなくなるので時間には気を配ってください。(1敗)

 

そして再び列車に乗車し、再び釧路へ向けて進行。20分ほどで釧路駅に到着。

ちなみに、釧路行きの最終便は釧路湿原を19:36に出る列車になりますので、列車の時間にはほんと気を付けてください。駅には誰もいないので置き去りにされます。

もうタクシー呼ぶしかない。

 

釧路駅前はビジネスホテルだらけで、1日ぶりに人工の灯を沢山浴びた。

やっぱり明かりないと人間だめだよ(笑)

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朝の様子

 

そして本日のメインディッシュ、いくら丼を食べに行く。

訪れたのは、釧路食堂本店さん。

名物はあふれ丼シリーズ(いくら・甘エビ・カニの三種類)で、お椀からあふれるくらいにいくらを盛り付けてくれる。楽しみだなぁ。それでは、いざ実食!

www.946syokudo.com

店員さん「あぁー、今いくらの仕入れ価格が高騰してまして、いくら丼だけ1700円になるんですよ。。。」

 

マジで?

 

小丼だからそんなに量はないだろうし、ほぼ2倍近くの値段になると貧乏性が顔を出す。しょうがない、いくら丼は今度にしよう。また来ればいいんだし。

というわけで代わりに【カニあふれ小丼】を注文。ついでにザンギとレモンサワー。

 

注文をうけて小丼が運ばれてきたのだが、ここでパフォーマンスが。

詳しくは下の動画をご覧いただきたい。

 そんなこんなで楽しみつつ、カニ小丼を食す。

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これはもう絶対美味しいですわ。見ただけでわかる。

やはり旨い。正直期待の斜め上を行くおいしさだった。

そして何が嬉しいかってこれ。

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お茶漬けにジョブチェンジ

薬味なども用意されており好きなタイミングで切り替え可能。

君だけのカスタマイズを見つけよう!(よくあるゲームの煽り感)

 

ホテルのチェックインの時間を延長させてゆっくりと味を楽しみつつ、完食。

大変おいしゅうございました。

帰り際には何故かメッセージ入りのバナナをお土産に。

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これで残りの日程も笑顔で楽しめるな。

店員さんかわいかったしまた来ます!今度はもちろん、いくら丼を食べに!

 

この後チェックインして、本日は終了。

多分この旅一番ボリューミーな日だった。(そして記事もボリューミーに)

 

次は日本最東端、根室。はてさてどんなところなのか。私気になります。

 

ではでは、今回はこの辺で。

 

⑤へ続く。