こんにちは、しゅー太です。
今回から四国を回った時のことについて記事にしていきたいと思います。
タイトルの「+α」となっているところからお察しいただけるとは思いますが、他の所と合わせて巡ってきました。
簡単に説明すると 和歌山→四国→広島・山口 といった感じです。
期間は超大型連休となった2019年のGW。
全ての休みを使ったわけではありませんが、4/29~5/5までの5泊6日の旅程となりました。(本来はあと2日ほど長かったのですが、諸事情により予定より短くなりました。理由はいずれ。)
なお、ほとんどが移動時間となってしまったので、楽しさも話せる内容の密度も北海道ほど濃くありません。
何故GWに四国へ行こうかと思ったかというと、大型休日だからわざわざ四国に行くことを選ぶ変態なんて俺意外にはいないだろという考えと、私事ですが5月は自分の誕生日でしてこれが使えたんです。
普通「四国フリーきっぷ(リンク貼ってます)」というと、特急列車自由席を指定した日付から3日間連続で乗り放題になる切符で、お値段が大人一人約16000円ほどとなります(勿論普通列車にも乗車できます)。決して安いわけではありませんが、3日間特急に乗ることを考えたら、十分に元の取れる数字です。
ところが、このバースデイきっぷでは、お値段なんと9500円で上記の切符を購入することができます。ちなみにグリーン車専用のバースデイきっぷもあってこちらは13000円と少々割高になっております。
ちょうどよい機会でしたのでこれを活用しました。
また今年の夏は下記のようなプランも販売されました。
[夏休み四国満喫きっぷ]です。
※ホームページから記載が消えてました。おそらく期間限定なので、毎年更新されるのだと思われます。
こちらは、1日以上の土日祝日を巻き込まなければいけない代わりに連続した4日間が乗り放題になる切符です。値段は大人一人13000円。旅の計画に合わせてどちらを使うか決めるとよいでしょう。
ただ、この旅でこれを使うのは2日目以降。初日はまず和歌山の紀伊勝浦というところを目指すことになります。
それでは、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
[1日目:4月29日(月)]
まずは、新幹線にて名古屋へ向かいます。地元の横浜ー名古屋間は既に18きっぷを使用して在来線を利用済みなのでショートカット。とは言え、後の予定も詰まっているので、少し早めの6:25に新横浜を出発し、7:42に名古屋へ到着。8:02発の紀伊勝浦行きの特急に乗車します。これに乗るために8時より前に名古屋にいる必要がありました。
今回は18きっぷの利用期間から外れており、どうせ四国へ向かうなら、18きっぷじゃ行きづらい箇所へも纏めて行ってしまおうと思い立ち、今回行く和歌山の観光地を計画に巻き込みました。
この旅最初の目的地は那智大社。
本当は熊野古道から熊野本宮大社などにも合わせて行ってみたかったのですが、移動時間や滞在時間の関係からどちらかにしなくてはいけませんでした。そこで、単品で行っても面白そうな熊野古道+熊野本宮大社はいつかに回し、今回は那智大社の方を訪れることにしました。
名古屋駅から紀伊勝浦駅までは特急で約4時間の長丁場です。正直この長い移動時間を経験したから、北海道での移動にそこまで苦痛を感じなかったのではないかという気がする・・・。(特急は片道7200円でした。)
さて11:56に紀伊勝浦に到着するわけですが、ここからは紀伊勝浦駅からバスが出ているのでそれに乗って大門坂というバス停まで向かいます。終点まで乗れば那智大社までバスが着くのですが、大門坂から歩いて向かいます。理由は以下。
大門坂から那智大社まで石段を歩くことになりますが、熊野古道の雰囲気を感じることができます。一種のトレッキングとなり、歩行時間はおおよそ(健常な成人男性で)1時間となります。運動を辞めて久しい時分ですがまだ、体力に自信はあったので、せっかくだしと歩くことにしました。
ちなみに紀伊勝浦からバスに乗るためには予め乗車券を買う必要があります。券売所は改札を出た左前方(徒歩一分ほど)になります。1000円で往復券が買えます。片道ずつ買うより安いので、ぜひ。詳しくはこちら。
バスに乗ること20分で大門坂へ到着。降りた後、バスと同じ進行方向へ少し歩くと大門坂入口が見えてくる。バス停近くの休憩所っぽいところにはトレッキング用に竹の杖が置いてあります。
ここから石段を登っていくことになるのですが、この石段がそこまできちんと整備されたものではないため、歩きづらくかなり足に来る。
だが雰囲気はかなり好きな場所だった。体力が落ちた後だと楽しみにくくなっていたであろうから、若いうちに訪れることをおススメしたい。
8割ほど登ったところで既に汗が止まらないくらいには体は熱くなっていた。正直舐めてたのが良くなかったな。大門坂を下る人もいたが、結構足元に慎重になっていたし、途中で休憩して座っている人たちもいたから、ここを通る方は無理せずペース配分に気を付けて堪能してください。
そうしてようやく那智大社に到着!
どうやら那智大社は修繕中のようでした。下調べの段階で仕入れ損ねていた・・・。
それでも全てが対象ではないので気を取り直してお参りを続けます。
このほかにも八咫烏がデフォルメされたかわいいおみくじ(500円)があります。懐事情に余裕のある方はお納めした後、いただいてはいかがでしょうか。
せっかくなので、この大筒のおみくじで運勢を占ってみる。結果は、、、
またこの近くに大きなクスノキの「胎内くぐり」ができるスポットがあります。クスノキの中が空洞になっていてその中を通ることができます。ここには300円を納めて、護摩木(ごまぎ)に願いを書いてくぐります。その後護摩木を納めてお焚き上げされることで願いが成就されるそうです。
そのまま奥へ奥へと進むと、有名な那智の滝が見えてきます。
三重塔にも参拝料として300円を支払えば中に入ることができます。一応は行ってみましたが、まぁ、お好みでといった感じでしょうか。必ず上っておけというほどのメリットはあまり・・・。
さてこの後は、那智の滝のふもとまで向かいます。この三重塔から10分かからないくらいです。ただ、下りで階段を利用することになるので、その分足腰の弱い方は時間がかかるかと思います。
そして到着。ここは飛龍神社といって、ご神体がこの滝そのものとなっています。よく見ると滝の上方にご神木なんかに巻いてある縄が見て取れます。
さて、ここからなのですが、より近くで滝を見るためには課金をして参入料を300円払って進む必要があります。こちらはせっかくなので、ご神体のご利益に預かってみることに。
道中こんなものが。どうやら、飲むと長寿になるというよくある水が。記念に一口。
近くの苔(綺麗に茂っていた)なんかを写真にとりながらマイナスイオンに満たされた森の中を歩いていると右の視界端で動くものが。ふと見てみるとそこには鹿が!それも何頭かいました。まさかこんなところでお目にかかれるとは思っていませんでした。。。
そんなこんなで参拝を終え、紀伊勝浦駅に戻るためのバスを待つ。全体で2時間ほどの滞在となりました。飛龍神社近くに「那智の滝前」というバス停があるのでそこから帰ることができます。ただ、バスの頻度がそこまで多くないため、一度に乗る乗客の数が多いです。そのため、早めに列に並ぶか、紀伊勝浦駅行きの出発地点である「那智山」まで戻ることを推奨します。
駅に戻っても列車の時間まで1時間近くあったので周辺をぶらぶらすることに。
すると歩いて5分ほどのところに「にぎわい市場」なるものが。
ここではおいしい魚介の類を食すことができるということなのですが、時刻は現在15時近く。手ごろな目ぼしいものは売り切れていました。(あとは少しお高めのメニューくらい)
何日か滞在される方などは朝一で訪れるといいかもですね。
そういえば、お昼御飯がまだだったので、近くのお食事処で昼食。食べ終えた後、お店の方と少しおしゃべり。最後に「新婚旅行でまた紀伊勝浦に来てね」と言われました。はい、まずは相手からですね(ノД`)・゜・。
ここからは、大阪まで15:24発の特急で出て、いっきに岡山まで快速で向かう予定だったのですが、途中区間で火災が発生したようで大阪に到着したのが20時半頃と予定よりも1時間遅れ。このまま岡山まで進むと23時を超えてしまうので、急遽姫路で宿泊することに。それでも姫路についたのが22時過ぎ。宿も取っていなかったので、初日からネカフェ泊となりました。
最近の快活クラブはリラックスルーム以外でも鍵付きの個室を用意するようになったから、簡易ホテルとしての利便性はかなり向上したと思う。もっと広がれ。
そしてチェックイン後にカメラがないことに気づく。おそらくコンビニに置き忘れたと思われる。(いつもはバックパックの中にあるカメラケースに格納していたが、この旅では新しい斜め掛けタイプのケースを新調していた。いつもは身に着けていないものなので、外した際の違和感がなくそのまま放置をかましてしまった。)気が付いた時にはコンビニは閉店していたので、明日開店と同時に確認に行くことと相成りましたとさ。
幸先から不安しか残らない。そして今後その不安の予感は的中していく・・・。
②に続く。