しゅー太の奇譚回想記

興味の赴くままに、風のようにふらふらと

鉄道日本一周-<四国+α編>② 香川(琴平・高松)

こんにちは、しゅー太です。

※今回からタイトルにその日のメインとなる地名を記載しました。 それに伴い今までの記事のタイトルも同様の変更を施しています。

 

平成最後の1日は、朝5時半に起きて、コンビニ(セブンイレブン)の6時開店を待つところからスタートです。結論から言うと、無事回収できました。

セブン-イレブンハートインJR姫路駅北口店」に忘れたのですが、どうやら忘れ物の管轄はJRのようで、開店凸したら、JRの窓口に行ってくれと言われました。

なので、もし皆さんもここで忘れ物をしたら駅員さんに聞いてみましょう。

また一つ、つまらぬ知識を身に着けてしまった。

 

そして昨日の遅れを取り戻すべく1時間早めの出発です。

 

[2日目:4月30日(火)]

7時過ぎに姫路を出発。

目指すは四国の香川県。四国は各県を香川県から時計回りに進みます。

香川県の最初の目的地は金刀比羅宮です。姫路から岡山を経由して、四国入り。途中坂出駅で乗り換えをし、琴平へ。そして約3時間の移動を終え琴平駅に到着!

が、ここで思わぬ誤算が。なんと琴平ではICカードが使用できなかった(姫路でPASMOを使用して乗車した)。移動のために少し多めにチャージしていたのだが完全に裏目に。移動費約3000円を現金で支払う。地方ではよくあるのでどの区間ではICカードが使えないのかはきちんと調べておきましょう。。。

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JR琴平駅

駅中に街歩きマップが置いてあったのでそれを片手に金刀比羅宮を目指す。

金刀比羅宮は「こんぴらさん」として親しまれており、海での交通安全を守る神様を祭っているとのことです。

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かつて丸亀沖を照らしていた木造の燈籠。木造燈籠としての高さは日本一。

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金刀比羅宮手前の街並み

そして、金刀比羅宮のふもとまでやってきたのですが、、、

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なんでこんな人が多いんです?GWですよ?平成最終日!もっと有意義に使ってください(ブーメラン)

階段とか結構人とすれ違うのが大変でした。金刀比羅宮は奥社まで行くと階段が1368段あるらしいのですが、ほんとかどうか一説によると怪しいみたいです。誤差があるとか。(人混み避けるのに集中しすぎていて途中から段数を数えるのをやめてしまった。)

 

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大門

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ここからまずは本宮へ向かう。

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通り沿い

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白馬がいるらしく、人が集まっていた。少し見た後階段を上り先へ。

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書院。中を見るにはお金がかかるが、円山応挙の襖絵が見られるので価値はある。

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露に濡れて鮮やかさが映える

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書院を出てまっすぐ進む。

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旭社

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登り始めて30分くらいで本宮に到着。

ここまでずっと階段だったから少し疲れたのと、人が多すぎてゆっくりできない。

とりあえず簡単にお参りを済ませたら、奥社へと向かう。と、その前に昨日引いたおみくじの運勢をリセットしましょう。

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何と申してよいか( ^ω^)・・・

気を取り直して奥社への道は、本宮を正面にして右手奥にあります。ここからさらに山を登ることになるので、天候等は注意です。

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カメさんもおめかし。

ちなみにこの近くにお手洗いがありますが、垂れ流し式なので、水で流れるとかではないです。なので、結構においがきついです。また扉とかもないため、できればお手洗いは登る前に済ませておく方がよいでしょう。

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3つの神社を通り過ぎると、あとはひたすらいろは坂のごとく折り返しながら階段を上っていくことになります。

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おや、山の様子が・・・?

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霧濃すぎて視界が白一色。これは早めに下山した方がいいかも。

そんなこんなで、本宮から登ること20分ほどで奥社へ到着。途中休憩する場所もなかったので、「まだ?」といいながら歩く他の観光客の姿を何度追い越しました。

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頂上からの景色です!(半ギレ)

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カラス天狗と天狗の彫刻

一応奥社でもおみくじやお守りが売っているので、ネイチャーパワーを直に受けながら授与するのも良いのではないでしょうか。

 

少し休息を入れた後下山し、金刀比羅宮の攻略完了です。

全体的な滞在時間は2時間ほどでした。ゆっくりしようとすれば全然まだ入れる場所です。訪れる際は3~4時間はみても問題ないかと思います。自分は少し省いたり、駆け足になった場所などがあるので。

 

この後は、木造燈籠の近くにある「ことでん」こと高松琴平電気鉄道株式会社の鉄道に乗って栗林公園へと向かいます。私鉄ですね。

驚くべきこと(?)にことでんではPASMOが使えます!(もっと頑張れよJR、という気がしないでもない。)栗林公園駅までは琴平駅から600円。栗林公園駅からは歩いて10分しないくらいで到着します。

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正面

入場料は410円です。ゆっくり過ごしても2時間ほどで歩き終えると思います。

 

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園内では船に乗りながら解説を受けることもできる。

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苔と藤。ちょうど咲き誇っていました。

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5分以上微動だにしない・・・

とまあこんな感じで栗林公園内を1周して退園。かなりフォトスポットも多かったのでかなり満足です。

 

再びことでんに乗車し、終点・高松築港駅まで行く。実質高松駅。(栗林公園駅から10分ほどで着く距離)

そして高松築港駅で下車後その足で高松城(玉藻公園)へと入城。ここが平成最後の観光地となりました。ちなみに駅からは徒歩30秒です。

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いざ、いざ!

高松城は、愛媛の「今治城」、大分の「中津城」と並んで3大水城に数えられています。「玉藻公園」の由来は、柿本人麻呂が讃岐の国の枕詞に「玉藻よし」と万葉集で詠ったことから、高松城周辺の海域が玉藻の浦と呼ばれていたことらしいです。(『玉藻よし=玉のような藻の美しい讃岐の国』という意味のようなので、連想しやすい玉藻前は関係ないみたいです。)

築城は1590年で、軍船が直接城に乗り付けられるように設計された日本初の本格的な海城となります。(当時の技術では海上を封鎖することは難しく、敵からの水攻め・水断ちをかわせる一方、物資の搬入や人の出入りを海上から行えるという面で有利であった。)

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ちなみに、天守は既にない

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本丸に続いていた橋。屋根のある木造の橋は珍しい。

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月見櫓と水手御門。かつてはこの門から小舟に乗り、沖に止まった大船に向かった。

写真にはないためわかりにくいが、敷地の半分ほどは水場となる。
見学自体は1時間もあれば終わる。入場料は200円です。

 

見終わった後、ホテルのチェックインまで時間がかなりあったので、「せっかくだから讃岐うどんの有名店である『うどんばか一代』へ行ってみよう!」と思い立つ。

www.udonbakaichidai.co.jp

しかし、この時忘れていたのだ。今はGWで休日であるということを・・・

 

ことでんを利用し、花園駅で降り10分ほど歩き到着。そこで見たものは常軌を逸した長蛇の列(写真撮り損ねた)。「いや、普通に考えれば当たり前、ひとまずこのお店の回転数を調べよう。もしかしたら思ったより早く消化されるかもしれない」と一条の希望を胸に冷静さを保ちながらTwitterを開き検索する。そして「話題のツイート」に表示されたのは、

 

「ばか一代2時間待ちなんだけどwww」という文字列。

 

ぼく、困惑。

流石にうどん一食に2時間並ぶほどの精神力は持ち合わせていない。タピオカに並ぶ女子並みの強靭なメンタルを有していればあるいは並べたかもしれないが、食への関心が著しく低い自分からすれば「支出が合わない」。

なので諦めて高松駅まで戻り、駅中にある「連絡船うどん」で晩御飯。

このお店は改札の中にあるのですが、改札外にも入口があるので駅を利用しない人でもお店だけ使うといったことができます。

普通にうまかったです。(ぶっちゃけ舌とか肥えていないのであるライン超えていれば大体旨いと感じるだろうと思う。)

 

そのあとは、高松駅近くのスタバ(夕方なのに人がそんないなくて驚き)で明日以降の予定を練りながらチェックイン時間を待ち、ことでん瓦町駅近くのホテルで就寝。

瓦町駅についてびっくりしたのが高校生以下の子供が大勢駅前でたむろしてるんだよね。治安悪いのかなと思って調べてみたけど、そんなことなく、むしろ評判いいみたいね。単純に遊ぶ場所がないことの他に、こっちと向こうの「治安の良さ」というハードルの違いがあるような気もする。

 

中学生か高校に入ったばかりくらいに見える地味な感じの女の子がアイコス片手に平気でふかしているのを見たときには思わず二度見したよね(笑)

 

そんなカルチャーショックを受けつつ、平成最後の1日は幕を閉じました。

・・・平成最後に学んだことがこんなことでいいのかという疑問は残りますが、明日令和初日は徳島へと向かう所から始まります。

 

③へと続く。