しゅー太の奇譚回想記

興味の赴くままに、風のようにふらふらと

鉄道日本一周-<四国+α編>⑤ 愛媛(今治)・広島

こんにちは。しゅー太です。

 

前日泊まったネカフェで「〇等分の花嫁」を一気読みして寝不足になりました(アホ)

話題になってたしせっかくだからと読み始めたら最後までやめられなかった僕を許してほしい。旅先だろうとせっかくネカフェに泊まったなら、何か読まないと損した気がするよね?それだよそれ。あと三玖好き(小声)

ずっと学生たちがうるさかったから仕方ないね。

 

そんな感じで体力が底をついたまま今治城に向かう所からスタートです。

 

あと先に言いますが、今回タイトル詐欺です。繰り返し言いますがタイトル詐欺です。

これでもう僕に責任はない。

 

 

[5日目:5月3日(金)]

予め立てたガバガバチャートは(案の定)既にボロボロ。予定ではまだ松山にいる朝8時、ネカフェをチェックアウトして出発。

 

ゆっくり歩いて15分位で今治城に到着。開場は午前9:00なので、それまでは適当に散策。

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高麗門側の入口

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反対側の鉄御門

お城の敷地内にある神社等を見ているうちに開城時間が近づいてきたので券売所の前で待機。来たときは人がほとんどいなかったが流石に、直前の時間だとそれなりにいました。とは言え、待っていたのは10人もいなかったけど。

 

それにしても、こういう所に来るとなぁんでお年を召した方ばかりで、若者の姿が全く見えないんですかね?(当たり前)

 

入城料は大人500円です。よくある券売所のようなものはなく、用意した長机を挟んでお金や入場券のやりとりをするという初めて遭遇するタイプでした。

まぁ一階部分がかなり狭くて料金所を新設できないだろうなっていうのが一目見て理解できるくらい。(できるほどの予算があるかという問題もあるが。)

 

高松城の時にも少し触れたましたが、今治城は水城です。そしてその今治城の最大の特徴はなんといっても、海水を引いたお堀があるということでしょう。

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お堀の幅も広く、というか当時は直接海と接しており、今治の強みであった海上交通をより活かした構造となっていました。(今は道路拡張のために内堀の一部が埋め立てられている。)

それでもお堀の広さから、当時の防御性能をうかがい知ることもできる。

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このように海水の流入口がある。つながる先は今治港の内港。

海水を引いているため、お堀の中ではエイやサメなどが泳いでいる姿を確認できる。

らしいのですが、僕は見ることができなかったので、きっと人を謀り嘲るために作られた嘘です(半ギレ)

 

楽しみにしてたんだけどなぁ・・・。残念。

 

ちなみに、一部真水になっている個所もあるらしく、海の生物と一緒にメダカも生息する生態系となっているらしいです。案内板があったのですが、取り忘れました(無能)

 

閑話休題

 

今治城天守は五重天守となっており、当時としては最新鋭の層塔型の天守となっています。しかしそもそもの話として、この天守に関する歴史的資料の存在が乏しく存在そのものが疑われています。(現在の天守は模擬天守であるが、元あった天守の遺構すら見つかっていないため。)

そのため、当時の再現とはなっておらず、事実に基づいていない天守となっています。

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模擬天守と築城を行った藤堂高虎

内部の写真は撮影禁止のため(ここは忘れたわけじゃないから)ありませんがそこまで大きくありません。40分くらいで見終わります。

ゆっくり見たらもう少しかかるかも。

 展望フロアは写真OKです。

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展望エリアからの写真。瀬戸内海とどれくらい近いかがわかる。左奥にはしまなみ海道

そのほかに今治城には三つの櫓がありますが、誰も興味ないと思うのでカット。

そこ、全部興味ないとか言わない。

全体の滞在時間は櫓と合わせて大体一時間見積もっておけば問題ないかと思います。

 

ここで残念なお知らせ。この日の見どころポイントはこれにて9割終了です

(だからお城の解説で行数稼いでたんですねぇ。正直これ削ると記事薄すぎるから書いてたけど、ま、言わなきゃばれへんやろ)ろ)

 

さて、今治城を観光し終え、駅へと向かう。流石に歩くと時間がかかるのでここはバス。鉄御門から出て通りにでると左手にバス停が見えます。料金は今治駅まで200円。

時間は10時過ぎで駅までは10分位で着きます。

 

ここから一気に鉄道岡山を経由し広島の忠海から大久野島を目指します。

www.takeharakankou.jp

別名「うさぎ島」。こちらの名前で耳にした方が多いのではないでしょうか。メディアにも多く取り上げられ、今や知名度はオーバーフロー寸前。島内には繁殖したうさぎが自由自在に独立闊歩、まさにここはラビットヘブン。思う存分モフりたい。そんなあなたの願いをかなえる夢の島となっています。

 

せっかく近くまで来たのだから、ぜひとも寄ってみたい。撮れ高も期待できる。寄るしかない。日頃の疲れを癒したい(本音)。

 

そんなわけで向かおうとしているのですが、

 さて、ここで大久野島の位置関係をおさらいしておきましょう。

画面の赤いマーカーがもうみなさんご存じ「大久野島」です。

そのまま下に目線をずらすと現在地である「今治」となります。

もうお気づきですね?僕が使うのは岡山を経由するルートです。これを時間の無駄遣いと言います。覚えておきましょう。

 

実際、今治からはバスか車でしまなみ海道を通り、「大三島」でフェリーに乗り換え大久野島へ向かうことができます。(年中利用できるルートではありませんが。)

最短距離で、真っ直ぐに向かうことができます。謎に長い時間電車に乗る必要もありませんしお金を使うこともないので、賢いみなさんはよく考えて使用ルートを選定しましょう。

 

まぁ、この旅が「鉄道日本一周」かつ今治-高松間を通っていない時点で僕には他に選択肢がないし、気分と時間次第では丸亀城に寄ろうとも考えていたので問題なしです。

 

今治からは特急で岡山までの列車が出ているので、岡山まで進みそこで乗り換えて忠海駅を目指します。

気を付けたいのは、四国フリーきっぷを使用している場合、瀬戸内海を渡っている際に通過する児島駅」までが適用範囲となりますので、児島駅-岡山駅間の差分料金を支払う必要があります

 

また忠海駅はSuicaPASMOといったICが使用できない(※ICOCAは使える)ので、岡山駅から向かう場合はきっぷを購入する必要がありますが、普通の券売機では忠海が選択肢に表示されません

よって、「みどりの券売機」を使用して購入することになります。もしくはみどりの窓口で手続するかの2択ですね。

 

 さて忠海まで省略。なんたって乗り換え含めて、ただただ4時間移動しただけだからね。書くことないよぉ、お兄さん困っちゃう。

強いてあげるなら瀬戸内海を眺めながらゆっくりと進む列車もなかなか乙なものでした。ただし写真はない。正直な話この時から既に体力の限界が近く、写真撮る元気はなかった。今度来たときは尾道あたりで下車してみたいかな。

 

今治を10時半ごろに出て、忠海には14時半ごろに到着。

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思ったよりきれいだった。

駅を出て右手に歩いていく。5分くらいすると右に踏切が見えてくるのでそこを渡ると大久野島へ向かうフェリー乗り場がある。

歩いていると前方に誘導員と思われる方が立っている。そしてなんか言ってるなぁ…。

 

誘導員「現在フェリーの待ち時間は3時間待ちとなっております!

 

もういいだろっ!!

ほんと、ぶっ飛ばすぞ。

 

などと疲労故のやさぐれ心がマックスハート。夢と笑いたいが現実は厳しい。昨日からこんな目にしか合っていない気がする。

フェリーは基本時刻表通りなら30分おきに来るのだが、大小と2つの船のタイプが交互に来航するイメージ。収容人数の問題もそうだが、やはり車で来る人も多く大きいタイプの船待ちもネックになっている様子。

そして何より3時間後に出発するとこちら側に戻ってくる船には乗れず、必然選択は撤退。島で泊れないこともないが、ホテルは考えるまでもなく既にいっぱいだろう。

 

また別の機会に計画を立てて訪れるね。できれば平日に。

GWということも相まって人の集合具合が半端なかった。

流石に「まぁ多少混むだろうけどいけるっしょ」的な思考でいた頭ゆるゆるな過去の自分をぶん殴りたい(自業自得)。

 

広島に向かう列車は幸運なことに30分しないうちに来たのでそれに乗車して広島へ。

乗ったのは「瀬戸内マリンビュー」という観光列車。

観光列車詳細:瀬戸内マリンビュー

外観・中の様子はリンク先見て。ご想像通り写真は撮ってない。

というか疲労の他に落胆がひどすぎて、もう何もする気が起きなかった。いやほんと自分がバカなだけなんだけど。

皆さんも気を付けて。

 

広島には16時半手前くらいに到着。列車の中で多少回復したので、せめて名物を食べようとなり駅チカのお好み焼き屋さんへ。(だってこの日まだ1時間お城見ただけだったから・・・)

 

訪れたのはこちら「麗ちゃん」

www.o-reichan.jp

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注文したのは「スペシャル(八戸産イカ入り・生エビ) そば又はうどん入り」。多分。

相変わらずおいしそうに撮れない自分のカメラ技術を嘆きつつ、いただきます。

出来立てを食べられるのも最高だけど、やっぱりお好み焼きにはそばが入ってないとコレジャナイ感を持ってしまう。魚介の他にも野菜たっぷりで僕満足。味も個人的に濃すぎずいい。

 

ずっと「おいしい・・・おいしい・・・」といいながら食べる変質者になってました。

というか食べ物にこだわりがなさ過ぎて、適当に取るのは本当良くないとこの旅が終わってから学びました。そのせいで台無しになる事態になってしまったしね。

 

食べ終わった後は、中心街にある快活クラブに沈んで就寝。

明日も朝早いから、ちゃんと休もうね。

 

次回は山口県を観光します。…「広島の観光は」だって?

 

忠海で行列見てきたでしょ。

 

⑥に続く。