こんにちは、しゅー太です。
遠出するときに限って天気が悪くなるので、そろそろ雨男を認めざるを得ない。
今回は10月10日と11日の1泊2日で京都へ行ってきました。
ほんとは連休も使って大阪なんかも行きたかったんだけど、例の台風19号。
12日から13日にかけて猛威を振るい被害をもたらした彼女のせいで、武蔵小杉は言うまでもなく長野など広い範囲で河川氾濫等の影響がありました。
皆さんは無事に過ごすことができたでしょうか。そうであることを願います。
さて、台風の影響は到来前から存在します。例えば、鉄道といった移動手段。計画運休の他、ギリギリなって移動しようとする人が殺到して乗れない、といったことも考えられますね。(みんな同じようなこと考えるし、実際みどりの窓口の行列はやばかった)
最悪、何が原因で帰れなくなるかわからなかったので、11日の金曜夕方には京都を発つことにしました。有給ずらせばよかったんだけど、ずらしたら次いつとれるかわからないからね
大人の世界って世知辛い(小声)
そんなこんなで纏めていきたいと思います。
[1日目:10月10日(木)]
始発ぐらいの時間で地元の駅を出発して新横浜へ。
というか5時から6時の間で駅のホームに人がそれなりの数いたんですが、どうなっているんですかね・・・?
電車の中も座れないくらいには乗客いたし、日本の闇の深さを改めて実感した。
これで働き過ぎじゃないとかどうなっているんだ・・・。
もっと諸外国見習って、どうぞ。
京都へは新幹線を使う。
片道13500円で約2時間。普通に旅行行くと半分くらいは交通費に割かれているところあると思う。
JR東海さん利権独占してて儲かっているだろうから、少しは安くして♡
8時過ぎに京都に到着。最低年1回の京都訪問ノルマは今年も無事達成。
出勤中の人たちを傍目にする観光は最高だぜ!(カス)
優越感大事、メンタル回復。そのための早起き。
なんていう冗談はさておき、この時間に着くようにしたのには訳があります。
今回、向かうのは比叡山延暦寺。
行くにはいくつかのルートがあるのですが、京都駅から比叡山まで直通のバスが出ているのでそちらを使用する。
理由としては、
①他の手段に比べ安い
②乗り換えがないので、移動が楽
といった利点があったからです。
とはいえ、このバスは「特定の期間走っていない」且つ「午後には山頂行きのバスがない」という制約もあるので、汎用的に使える手段というわけでもありません。
あとは他の手段に比べると若干時間がかかるという所がデメリットですかね。(最大で30分くらいの差)
まぁ、この時期は使用できるので、朝来たという感じです。
その他の交通機関や料金比較などはこちら方がまとめてくださっているブログが大変有益ですので、ぜひご覧ください。僕も大変助けられました。(割引情報も載ってます)
リンク貼ったの怒られたら削除します(チキン)
「ケーブルカーで登りたい」などのこだわりがなければ、今回僕が採用したルートが一番安いと思います(断言)
バスの時刻表は下記。ここからpdfで取得すれば常に最新版が手に入ると思います。
→交通案内 | 天台宗総本山 比叡山延暦寺 [Hieizan Enryakuji]
ただし、「比叡山に行った後、同じ鉄道路線を使って別の観光地に行く」など、事情によって購入して利となるフリーきっぷなどは変わるので、各自最適解となるプランを採用しましょう。
その辺りも上記のブログでまとめて下さてるのでほんと参考になります(ダイマ)
とりあえず、最低限の食糧の補充をしたら比叡山行きのバス停へ。
バス停はロータリーの烏丸口のC6のりばです。
こちらのバス停は「嵐山方面」に行くバスの乗り場でもあります。
わかりずらいですが、嵐山行のバスとは別に比叡山行きの乗客のための導線地面に敷いてあるので、そちらに従って並びましょう(1敗)
※導線について
嵐山行・・・横向きの導線(D3バス停方面に伸びている)
比叡山行・・縦向きの導線(C2バス停方面に伸びている)
比叡山に向かうバスの会社はいくつかありますが、すべてこのバス停から出発するので気にしなくてよいです。
8時30分発のバスで比叡山を目指す。
山頂までは行かず、「延暦寺バスセンター」で下車する。
延暦寺には『東塔』『西塔』『横川』の三つのエリアがあり、「延暦寺バスセンター」は『東塔』の最寄となる。なのでまずはこのエリアから観光する。
「東塔」というバス停もあるが、こちらは坂本ケーブルを利用する場合にバスを乗り継ぐためのバス停となるため、今回はただのトラップです。
乗車から1時間ちょっと、9:45に延暦寺バスセンターに到着。
徒歩一分ほどでチケット売り場に到着する。
さっそく購入…の前に「比叡山内1日フリー乗車券」を購入しに行く。
画像には写っていないが、画像右手にお土産屋さんなどが入っている建物(バスを降りたら正面)で購入できる。先に述べた3つのエリアは歩いても移動できるといえばできるが、移動に1時間くらいかかる。マゾでもない限り観光でしかも山道を歩く奴はいない。山内には各エリアを繋ぐシャトルバスが走っているので利用することを推奨する。特に全てのエリアに行く場合には、フリー乗車券を購入した方が確実に安く済む。
↓
料金は1000円なのでそこまで高いということもないだろう。
ちなみに、シャトルバスは30分に一度の頻度なので、時刻を見ながら臨機応変に行動しましょう。タイミング間違えると無駄な待ち時間ができてしまうので注意。
何故これを先に購入したかというと、この乗車券があると延暦寺の拝観料が100円引きとなる。
これによって700円かかるところ600円で券を購入できる。どうせフリー乗車券を買うので先に買っておいた方がお得です。
延暦寺の拝観券は3エリア共通のものとなっており、あるエリアで一度買えば他のエリアで別途購入する必要はなくなる。なので、購入した後も適当に扱わず、なくさないよう大事に持っていましょう。
では、いざ入山。その前に簡単にあらすじ。
比叡山には無数のお寺が存在し、その総称として「延暦寺」という名前がついています。
主に鎌倉時代の仏教の開祖を輩出したため、日本仏教の母山とされています。
延暦寺を開いたのは天台宗を開宗した最澄。(大学受験の頃「天才・真空(天台宗:最澄、真言宗:空海)」で覚えたアレです。・・・覚えたよね?)
唐に渡り、仏教を学び比叡山に延暦寺を開き日本に広めた方ですね(ざっくり)
東塔には「根本中堂」など延暦寺の中心となる建造物があるエリアです。
建物内は大体撮影禁止だったので、外観の写真ばかりになります。
根本中堂。
現在は改修中のため、残念ながら外観はシートに覆われてしまっている。改修は2016年頃から始まり約10年かけて行う模様。詳しくは下記。
一応、中から改修されている様子をみることもできる。
根本中堂には1200年消えずに灯され続けている「不滅の法灯」がある。
ただ、シートが覆われより密閉されている空間になったためか、煙が滞留して若干視界が悪い。(元々そうだったのかは流石にわからないが、煙たいので喘息持ちの方は注意した方がよいかもしれない)
2階に上って中を見学することもできる。画像左(人が集まっているところ)の奥に入口があり、右側(子供たちがいる方)から出てくる。
しかし、その上るための階段がかなり急。お城とかに行くと「角度あるなぁ」って思う階段に遭遇したことがあるとは思いますが、あれの比ではない。
階段がほぼ垂直とかいう人でなし仕様。
「設計者ほんとお前ええかげんにせぇよ」と悪態をつきたくなるぐらい。
手すりもぼろいので大きい荷物を持って上がるのは極限に厳しい。
あと足腰に不安がある方は、悪いことは言わない。諦めましょう。
「50円で開運できるならハイリターンやん!」ということで、勿論僕も鳴らしました(一人で)。控えめにならして謙虚アピールもできたところで次へ。
こんな感じで東塔エリアを観光。全部見て大体1時間くらい。
今回は国宝殿(別料金必要)入らなかったので、それ入れたらもう少し時間かかるかも。
11:06のバスで西塔エリアへ向かう。
②へ続く。
(四国の自省まとめもタイミング見て投稿しような)