こんにちは。
あちこちで気温が爆上がりして、40℃を超えるのがデフォルトになりつつある日本にビビるしゅー太です。
最近の気象情報見ると、画面が真っ赤っか。
30℃前後で「今日は涼しい方なんだな」と考えるくらいには毎日が暑い。
北海道で夏だけ暮らしてぇよぉ。セカンドハウス持つ余裕なんてないけど。
仕事もあるし。悲しいね・・・バナージ・・・。
今回は直江津で一晩明かした後から。
直江津は特に観光しません。通過点さ。
それとここからまた18きっぷが使えます。やったね。
[3日目:2018年7月30日(月)AM 7:00]
今日は少し早めに出発。
目的地は弥彦駅で、乗り継ぎ含めてここから3時間程度かかるので、
朝はマクドナルドで軽く済ませて、早々に行動開始。
朝マック食べたい気分だったから探したけど、地方って地味に離れた場所にマックとかがあるから、向かうのに謎に時間をかけてしまったのは内緒。
地方だと割かしよく会うことも多い115系と呼ばれる車型。
この配色は「湘南色」と言われるカラーだそうです。
幼少期に中国地方に住んでいた頃、よくこの色の列車に乗っていたのですが、小学校に上がる際に上京したので、見たのはそれっきりでした。
まさか、こんなところでまた乗車できるとは・・・。
僕の中では未だに列車と言えば「これ」なんです。
実に約20年ぶりの再会(?)です。感動さえ覚えました。
朝からラッキーだったな。
直江津を出発した後は、長岡・東三条駅を経由しながら弥彦駅へ。
長岡は花火で有名だから、いつか見に行きたいですね。
1人はさみしいけどね。
行く最中驚いたことがあって、途中乗り継いだ車両、なんと液晶モニタ付き。
バカにしてるわけじゃないんだけど、地方でも既に導入されているとは想像していなかった・・・。
地方路線って財政厳しいイメージあるから、新型の導入って中々見ないんですよね。
ちょうどタイミングが合致してたのかな?
午前10時半頃、弥彦駅へ到着。
片瀬江ノ島駅にカラーリングが似ている。
まぁ、あちらは竜宮城イメージだったはずなので、モチーフは全く異なるけど。
とりあえず着いたわけですが、ここでの向かう先は弥彦神社になります。
まぁ多分ここに来る目的は大体ここしかない気もしますが。
駅から弥彦神社までの距離は大体1kmくらい。
とは言え、夏真っただ中で太陽も厳しい。
できれば交通機関で移動したいですが、なんと弥彦神社まではバスがでていません。
タクシー・・・もなしではありませんが、微妙な距離。
しかも観光案内所に該当する施設が駅から微妙に離れたところ(しかも弥彦神社までの道中)にあるときた。
歩くしかないか。(位置的にはここ)
方針を決めて弥彦神社へと文字通り歩みを進めます。
道のりは1kmくらいですが、他に何が嫌かって基本登り坂であること。
無駄に体力も削れてげんなり。
まぁ、観光客がそんな来る場所でもなさそうですし仕方ないですね(失礼)。
観光案内所に寄ったり、そのななめ向かいにある「おもてなし広場」という道の駅チックな場所に寄り道をしながら15分位歩いて弥彦神社に到着!
正式名所、「彌彦神社(いやひこじんじゃ)」
弥彦山をご神体としその山麓にこの神社はあります。また、古くから「いやひこじんじゃ」と呼ばれていますが、ご神体の弥彦山を含め関係する地名が「やひこ」と読むため、一般には「やひこじんじゃ」と呼ばれています。
かの有名な「万葉集」にも彌彦神社が詠われた歌が2種も掲載されています。
祭神として「天香山命(あめのかごやまのみこと)」が祀られており、地名から「伊夜日古大神(伊夜比古大神、伊夜彦大神)」等とも。
天香山命は古事記に登場する「高倉下(たかくらじ)」と同一存在とされ、天照大御神の曾孫に該当します。
神武天皇即位四年(西暦紀元前657年)に、日本の初代天皇である神武天皇から越後国開拓の詔を受け、現在の長岡市の野積の浜に上陸しました。そして当時の地元住民に漁業・製塩・酒造などの産業技術を教え、後に越後を造った神様として崇拝されることになります。
(神武天皇を救ったエピソードもあるけど、気になった人はリンク先みてね→こちら)
弥彦神社は、社伝によると第六代孝安天皇元年(西暦紀元前392年)二月二日に天香山命が越後を平定・開拓し終わり、亡くなった際に弥彦山に廟社を築き祀ったのが始まりとされいます。
その後、紀元前97~30年に建諸隅命(たけもろすみのみこと)が天皇の勅命を受けて社殿を造営。711年には勅命により神域の拡張と神戸及び神領の境を定めたと伝えられています。
上記のように具体的な創建年代は不明ですが、少なくとも2400年以上という、えげつない歴史を持った神社となります。
弥彦神社が初めて国史に現れるのは、『続日本後紀(しょくにほんこうき)(※1)』で
「越後國蒲原郡伊夜比古神 名神に預かる 彼の郡旱疫有る毎に雨を致し病を救うを以てなり」
という記述があります。
(※1)六国史の一つ。飛鳥時代から平安時代前期にかけて行われた国家事業による日本の歴史書の編纂で、6つあるため六国史と呼ばれる。続日本後紀はその4つ目にあたり、全20巻ある。上記の記述は第2巻から。仁明天皇の代である833年から850年までの18年を扱っており、この時代の目立った出来事としては承和の変があった。
鎌倉時代には源頼朝が三千貫の社領を寄進したり、室町時代では後醍醐天皇が「正宮位大明神」と書いた勅額を奉納されるなど、かなり有名な大社として存在していました。
かなり繁栄していましたが、応仁の乱の影響によって社殿や多くの記録・宝物が焼失、社領も押収されてしまい衰退します。
江戸時代に入ると歴代徳川将軍からの支援による領土の安堵、1702年には社殿の修繕もされ、復興します。
また、1692年に当時の神主であった高橋左近光頼は、仏教化された神社の在り方をよしとせず、社僧・供僧を追放するなど神社内の仏教色を一掃する神仏分離を断行しました。結果としてこの試みは失敗しますが、明治維新時に実行された神仏分離を早期に行っていた神社でもありました。
その後も火事にあって再建されたり、上越新幹線開通を記念して鳥居が建てられたりと、2400年前から現在至るまで大切にされている神社となります。
では参拝していきましょう。
鳥居をくぐって真っ直ぐ歩くのですが、拝殿に向かうためには途中左折する必要があります。まぁ、曲がる場所は初めの十字路になるので迷うことはないでしょう。
左手に鳥居も見えるので。
境内はこんな感じに両側に杉の木が植えられてます。
渋みのあるスタイルで、かなり好みですね。
屋根の角度とか・・・いいよね・・・(謎フェチ)
どちらかと言うと江戸時代の役所を連想します。
目立つ派手さはありませんが、存在感は半端ありません。
お参りも済ませましょう。
こういう旅に出てるときって適切かはわかりませんが、どこの神社でも
「無事にこの旅が終わりますように」
と願掛けしてしまいますが、同じような人いるんですかね。
お参りした後は周っていない境内を観光。
ぶらぶら歩いて適度なところで観光を切り上げ駅前に戻る。
列車の時間を考慮しながら動く必要があるのがネックですが、勝手に運んでくれるこの手段の魅力にはあらがえないですね。
弥彦駅前には11半頃に帰還。時間にして1時間くらい、弥彦神社での滞在時間はもっと少ないですね。
11時50分頃の列車で次の目的地へ出発。
行き先は新潟駅です。途中吉田駅で乗り換えて、新潟を目指します。
到着時間は13時前なのでお昼を食べるにはいい時間に着きそう!
なんて思っていたのですが、暇つぶしのためにやっていた携帯ゲームに夢中になりすぎて吉田駅をスルーしてしまうゴミっぷり。
(旅)やる気あんの???
気が付いたのがしばらくたってからで割と焦る。
ちょうど大きめの駅である東三条駅に到着したので、いったん降りてリカバリー案を探すことにしたものの、残念ながら見つからず。
相変わらずのアホっぷりですね!
とりあえず、いったん東三条駅まででて、新潟を目指すルートを選択。
到着が1時間ほどずれ込む見込みとなりました。
まぁ・・・お昼が遅くなるだけだし。
この後の予定特に決めてなかったからノーダメだし。
旅にトラブルは付き物だからね!
などと全力で言い訳を並べて、ミスを宇宙の彼方まで吹っ飛ばす。
その後は今後の予定を立てながら時間を潰して、列車を待ち、
時間になったら今度はゲームはせず新潟まで乗車。
14時には新潟駅に無事到着しました。
反省は活かす男、しゅー太。
とりあえず新潟に来たらしたかったことが二つ。
まず一つ目がこれ。
新潟駅から直結しているビル、CoCoLo新潟の西館にある「ぽんしゅ館 新潟驛店」
こちらでは500円で新潟にある様々な日本酒の飲み比べができます!
500円を払うと専用のコイン5枚が渡され、コインを専用の投入口に入れるとおちょこ一杯分の日本酒へと変換することができます。
その種類はおおよそ100種類ほど(しかし全部が稼働中という訳ではない)。
またお酒ごとに甘さや辛さ、度数の他おススメポイントや生産地なども書かれており、選ぶ指標として役立てることができます。人気ランキングもあるよ。
さらに、塩やみそなどのも無料で置いてあり、それらと合わせて楽しむことができます。別途きゅうりの一本漬けなども販売してありますよ。
日本酒が好きなら、ぜひここに立ち寄ってほしい場所になります。
ん?なんでこんなに説明があって写真がないかって?
日本酒に夢中になりすぎて忘れてたんだよ。
ちなみに切れのある辛口が好きなので、基本はそれ系統のものばかり選んでました。
もう一つのやりたいことはこちら。
新潟の「バスセンターのカレー」で有名な万代そばさんのカレーです。
万代シティバスセンターの一階に位置している立ち食いのお店となります。
現在はバスセンターの区画工事の影響で、店舗の場所を移動して営業されているみたいです(2020年8月22日現在)。
ここの名物はなんといってもカレー!
テレビでも取り上げられることもあるほど有名です。
ちょうど旅に出る前にテレビでやっているのを見て、「行ったらせっかくだし食べるかぁ」とミーハー丸出しですが食べに来た次第です。
その人気からかレトルト版まで製品化されており、店頭で購入することが可能となっています。
食べている間にも買いに来ているお客さんがいらっしゃいました。
食べてみた感想ですが、まぁまず量が多い。
それなりどころか、かなり満腹になりました。
特徴的だったのが玉ねぎで、かなり食べ応えがありました。
溶かすのではなくそのまま食材としてあてがっているみたいですね。
それから、辛さ!
マイルドな見た目からは想像できないくらいには辛いです。
激辛というわけでは全くありませんが、スパイスが効いていて、汗が止まらなかったです。コクもあって、大変美味でした。
新潟に来たらまた食べに来たいですね。
万代シティバスセンターは新潟駅から歩いて10分くらいの場所にあります。
地図はこっち。9月中旬くらいまでは、上記に書いた通り別の場所で臨時営業しているようなので、お間違えの無いよう。
食べ終わって15時くらい。
その後は駅に戻って職場や家族用のお土産を探す時間に充てる。
自分用にはぽんしゅ館でおかきを買いました。
そして、ここまでは事前に決めていたルートだったので、ここから先はノープラン。
時間が空いてるときにずっと考えていましたが、余裕もあるのでいったん福島の会津若松に出ることにしました。
以前に東北一周した際は、タイミングの都合で行くことができなかったので、ここは行っておくべきだろうということで一度内陸へ向かいます。
15:45にはホームへ。
途中乗り換えを挟みつつも電車に乗ることおおよそ3時間。
ようやく会津若松駅へ到着。
地理的な距離で見たらそんなに離れてないんだけどね・・・。
速度とそれから線路が単線なこともあって待ち合わせも含めたらこんなもんって感じ。
一番怖かったのは、事故か何かで止まること。
田舎、しかも山の中だとどうあがいてもリカバリー不可かつ致命傷になりかねないので、ずっとお祈りタイムでした。
まーじで恐怖しかない。
リミットある旅でしかも後半戦だとリスクが高くなりすぎる・・・。
今日は朝早くから動いたので、宿に一直線。
途中コンビニで晩御飯を買ってチェックイン。
会津若松では鶴ヶ城(会津若松城)と白虎隊記念館へ向かいます。
今日はとっても楽しかったね。
明日はもっと楽しくなるよ。ね、しゅー太(郎)!(某ロコちゃん風ボイス)
通されたお部屋はツインのお部屋。
1人旅にはもったいないくらいきれいで快適なお部屋でした!
そしてこの部屋の広さ分の寂しさが体に染みわたる・・・。
ツインの方がメイキングしやすいって聞いたことあるから仕方ないね。
さてさて次回の更新はいつになることやら。
北陸編はあとまとめ入れて3回くらいと見た。
続く。