しゅー太の奇譚回想記

興味の赴くままに、風のようにふらふらと

鉄道日本一周-<四国+α編>④ 愛媛(宇和島・松山)

こんにちは。

最近恋愛や食事に興味がちょっと出てきて、少し人間らしくなったしゅー太です。

 

今回は愛媛まで進みます。

 

[4日目:5月2日(木)]

本来は今日の午前中に高知城を見に行こうと思っていたが、昨日見学してしまったので、今日は早めに高知を出発し進めるところまで進むことに。

前日とは打って変わっての快晴。気持ちのいい移動時間になりそうだ。

ひとまず窪川まで向かう。

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思ってたより栄えていた感動をありがとう(一言余計)

そして窪川に9:30前に到着。

さてここから宇和島へと舵を切ります。

結構ギリギリまで四万十川をサイクリングしながら観光するか悩んだけど、いろいろ加味した結果、今行っても満足しないだろうということで見送ることに。北海道もそうだけど、やっぱり自走手段持ってきたいよね。

 

さて乗り換え、とホームを歩いていると乗車する列車が見えてき、た・・・?

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0系⁉0系じゃないか!

かわいい(断言)

こちらはJR四国の観光列車「ホビートレイン

一両編成の列車で一日2~3往復しか運行していないレアな車両です。予定を前倒したおかげで運良く乗れました。(存在は認知していましたが、出発前に調べた際に「時間的に無理だなこりゃ」と断念したので頭の中からすっかり抜けていたので思わぬサプライズとなりました。)

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鉄道模型がずらり。子供がとても喜びそう。

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中にはポストも。記念に出すのも面白いかもしれない。どこの地区から出た扱いになるのかは気になる。

中の様子はこんな感じ。ホビーとつくように、鉄道模型が展示されている。まさに「列車とともに旅をする」といった様である。

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途中、駅にて停車し休憩トイレ休憩の時間に。絵になる。

このホビートレインは観光列車のため全ての駅に停車するわけではないようなので注意されたい。

また窪川宇和島間は一部第三セクターである土佐くろしお鉄道になるため、利用される場合は念のため料金について調べておくこともおすすめする。まぁ、大抵フリーきっぷの場合は、そこも考慮されているから問題ないはずだが・・・。

 

さて、道中一人旅をしていたと思われる乗客が急に痙攣して倒れたかと思ったら、たまたま居合わせた医療従事者と思われるご夫婦が介抱にあたり、救急車を待つために急遽近くの駅で停車。一方意識を取り戻した乗客は記憶が混乱して自分の名前すら言えない状態で興奮状態だったが、お医者さんのおかげで落ち着きを取り戻し、病院に搬送宇和島に到着した際、駅員から感謝の言葉とともにご夫婦の(おそらく)お子さんにプレゼントを渡す

 

という、もっと細かく描写すればそれだけで一本の記事が書けそうなトラブルに遭遇しつつも終点宇和島駅に到着。実際、あのご夫婦がいなかったら車内は大きな混乱に見舞われていただろうから本当に感謝しかないし、あの一両しかない列車で偶然乗り合わせるという奇跡。「こんなドラマみたいなことがあるんだなぁ」と場違いながらそんな感想を抱いていた。(倒れた人もあのあと何もないとよいのだけれど・・・)

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宇和島駅。南国を彷彿とさせる駅前。宮崎駅に近いかな。

そんなこんなで、この旅一番印象に残った出来事に遭遇したあと目指すは宇和島城

 バスで5~10分くらいだったので、歩いてもそんなに時間はかからないと思われる。ただ、暑かったのでここは躊躇なく文明の利器に頼る。

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登校日の有無で運行が変わるのは初めて見たけど、よく考えれば地方だと合理的か。

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宇和島城門前

 バス停から徒歩1分くらい。少しこじまんりしているから一瞬「これ・・・?」と疑心暗鬼になる。

ここから天守に向かっていく。途中スロープで向かう道と階段を使用する分かれ道があったが、スロープだと遠回りになるようだったので、階段を選択。まぁ、足腰悪いわけじゃないからね。道中の階段は足元悪い+昔の石段のままなので均等ではないため訪れる際は無理のない方を選んでください。

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見ての通りの感じ。

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こういう雰囲気の道を歩くの好きだから嬉しい。

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ここまで来ればあと少し。

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天守に到着!

こじんまりした天守で、雰囲気としては彦根城を彷彿とさせる感じでした。

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恒例の天守からの風景。毎回そこまで変わるとは思っていないのに何故か登ったら撮ってしまうのは私だけ?

大体一時間くらいで見終わり、下山し駅へと戻る。時間もあるので歩いて向かう。

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駅近くからまっすぐに伸びている商店街

地方特有・・・ではなくなりつつあるシャッター街。別日にもしかしたら開いているのだろうか・・・。わかってはいても、やはり物寂しいものがある。そういえば福井の敦賀もこんな感じだったな。。。

 

 駅近くのコンビニで弁当を買って列車が来るまでの待ち時間でお昼ご飯。

 

13:59発の特急に乗って出発。次なる目的地は松山。ここには松山城道後温泉がある。

 

列車に揺られること約1時間半、松山に到着。

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松山駅

街中には路面電車伊予鉄)が通っており、松山城道後温泉へもそれでアクセスできる。

また大街道という大きな商店街が途中にまたがっており、観光地としてはまとまりのある場所となっている。(主観だが京都の規模をとても小さくした感じだと思う。)

ひとまず、松山駅から松山城へと向かう。

松山城は山頂にあり、登頂には2種類の方法が存在する。一つは原始的な方法である「徒歩」。急勾配な坂を上ることになるうえ、成人男性でも30分はかかると思います。もう一つは「ロープウェイorリフト」。料金は松山城の観覧券とリフトの往復券がセットになったものが大人一枚1020円で販売されていました。

2019年の10月からは増税の影響で1040円となっています。

 

乗っていけるのは山頂の手前までになりますが、そこまでロープウェイで片道3分、リフトなら6分で運んでもらえるので、余程の事情がない限りこちらを選択することになります。ちなみにリフトは一人乗りです。

 

さて、大街道駅で下車し、ロープウェイ乗り場まで来たら切符の券売機前で何やらアナウンスをしている模様。

 

職員「現在こちら30分待ちとなっております!

 

嘘やん。

詳しく話を聞いてみると、乗るために待ってもいいが、30分後に出ると天守の最終入場時間である16:30(2月~7月は17時営業終了)に間に合わないとのこと。

 

というわけで、余程の事情にぶちあたってしまったので、歩いて山頂を目指す。

ちなみに歩いて向かう場合は、ロープウェイ乗り場となる建物を正面にして右手に行くとお寺への入り口のような階段が現れるので、そこから進むことになる。

 

それにしてもほんとに坂が急でかなりきつかった。時間に追われていることもあって結構急ぎ足で登ったことも災いして、上に着くころにはくたくただった。かかった時間は20分くらいだったから体力自慢は歩いてどうぞ。

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石垣きれい

やっと登り切った僕を待っていたのは、

 

職員「入城まで30分待ちとなります!

 

は?

下で煽られた結果がこれですか。

現在時刻16時過ぎ。結構ぎりぎり。とりあえず急いで買って入城列へと並ぶ。

お城、そんなに並んで入りたいの君ら?(ブーメラン)

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お城でこんなに並んだの初めてだわ

見ての通り列ができていた場所は屋根もなかったので、なけなしのポカリを飲みながら入城の時を待つ。

 

そして16時半手前でなんとか入城を果たす。俺は勝ったぞぉぉおお!

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ようやくの入城

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こういう木材の質感を持つお城好き

 

そうして30分くらいで見終わり、再び歩いて下まで降りる。

待ってた時間の方が長いのはどこも一緒だから、と謎の言い訳を残しながら道後温泉を目指す。

 

その前に愛媛に来たら買いたかったものを購入。

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これ!

田那部青果さんのちゅうちゅうゼリーです。

田那部青果 / ちゅうちゅうゼリーラインナップ

 

ずっと前にどこかで紹介されていたのを見てからずっと機会があれば食してみたいと思っていました。

店頭には何種類ものゼリーが並んでおり、どれにしようか悩んでしまいました。

お店の人にアドバイスをもらいながら、スッキリかつ旬ものだということで、上記のゼリーを購入。

味は望んだ味そのままで、かつ濃厚。ゼリーもぎゅっとつまっていて大変美味でした。

 

さて味を堪能しながら再び伊予鉄に揺られて道後温泉駅に到着。

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駅から出たところの正面

画面奥に向かって少し歩くとお土産屋さんなどが立ち並ぶ通りがあるのでそこを左折し、通り沿いに進んでいく。

そして、10分しないくらいで道後温泉前に出ます。

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日にも当たっていい感じ

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鳳凰

沢山汗もかいたしさっぱりするかぁ、と思っていると入口から伸びる嫌な列が・・・。

職員の方が看板を持っていたので近づいてみると、

 

職員さん現在90分待ちです!

 

ディ〇ニーランドじゃねぇんだよ!!

どうやら現在補修工事中で、収容数が1/3まで落ちている模様。おおよそ100人くらいしか入れることができないらしい。

ちゃんと調べればよかった・・・。

 

流石にお風呂に入るのに90分並ぶメンタルは持ち合わせていないので撤退。ちゃんと改修が終わった後にまた来ることにして松山駅まで戻る。

並んでるやつらは相当な暇人か、物好きだな。

ちなみに補修工事は2019年1月から7年かけて行われるそうです。長い!

つまり次に愛媛に行くのは少なくとも7年後だな(

 

ちなみに道後温泉は別館などを合わせれば他に2つ入れる場所があり、そちらは普段通り楽しむことができます。

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帰りはこの子に乗って松山駅

なんかもう本格的に列車に乗ることを目的とした旅になりつつあるな。

目的と手段が逆転している。。。

 

ここに来た目的がさきに上げた二つだけな以上、もうここに用はない。

(一応ここで家族や会社用にお土産などは買った。3色団子とか。僕も食べたけどおいしかった。)

 

さて今日の観光はここまでだけど、進めるところまでは進みましょう。

明日は今治城を見るところから。なので、今治駅を目指す。今日の宿泊先はネカフェ。

予め電話して予約ができるらしいので電話はしておく。

 

19時半過ぎに松山駅を出発しておよそ1時間で今治駅に到着。

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駅は明るい。駅はね。

予約したネカフェまでは少し距離があり、歩くと時間までには到着しない感じ。「遅れるなら電話して、でないと予約取り消すから」と言われていたので素直に電話。しかし、何度かけても出る気配がない。

 

それにしても駅から歩いているが何もないな。建物自体はあるが、遊べる場所というかたまに飲食店があるくらい。

北に向かってしばらく歩くと、かなり明るい場所に出た。駅から少し離れたが、この辺りが中心っぽい。居酒屋の数も違う。

 

その近くに比較的真新しい建物があり、どうやらカラオケやダーツなどの複合施設のようだ。

外に料金表が出されていたので見てみるとネカフェも兼ねているらしい。予約していたネカフェまではだいぶ距離もあるし電話も出ないしもうここにしようとと思いチェックイン。

 

しかし中に入って驚いた。学生と思われる子たちの数が尋常じゃない。疲れていたが、寝ずにそこそこ遅くまで起きていたのだが、いつまでたっても静かになる気配がない。

おそらく他に遊べる場所が少ないのだろう。自然ここに集まってくるのだと思われる。GWだし沢山遊びたいよね。

ちなみにここ。

banbees.jp

 

もしここで一晩明かす場合は耳栓などあるとよかとと思います。

 

いろいろ見た気がするけど実はそんなことないんじゃないかと思われる一日を振り返り本日は終了となります。

 

明日は今治城を見た後は広島まで進みます。

 

 

 

 

鉄道日本一周-<四国+α編>③ 徳島・高知

こんにちは、しゅー太です。

 

今回は一気に高知県まで移動します。

 

[3日目:5月1日(水)]

記念すべき令和元年元日。高松の天気は雨で、どうやら四国全体でも一日を通して天気が崩れる様子。こればっかりは仕方ないし、あんまり悪影響が出ないよう祈るしかない。逆に考えれば、雨の徳島や高知を拝める日なんてそうそうないから、とプラスに考えよう。

 

さて、まずは徳島行きの特急を待つために瓦町駅から高松駅へと向かう。

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高松駅。駅のデザインがかわいい。

そして、7:05発の特急で徳島へ。朝早いこともあってか、乗客はほとんどなしだったから貸し切りみたいで少し楽しかった(小声)

最初の目的地は祖谷渓のかずら橋。詳しくは下記参照。

雑に説明するとツタの橋。

miyoshi-tourism.jp

グーグル検索で調べれ見るとわかるのだが、距離的には徳島にわざわざ行かず、真下に延びるように高知行きの特急などが走っている路線があるので、それを利用すれば断然早く着く。

が、一応個人的に可能な限り海沿いの路線を利用することに決めているので、徳島経由で目的の駅を目指す。(乗り換えの待ち時間含めて、徳島経由の方がおおよそ2.5hくらいの時間差がある。勿論推奨なんてしません。)

 

幸い時間だけはあるので、ゆっくり目指すことにする。

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ヘタクソだからぶれてしまった。ポケモンに出てきそうな駅名。

 

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そして徳島駅に到着。(朝早かったので基本車内では寝てました。)

乗り換えまで1時間くらいあったので、お土産見たり、周囲を散策。本当はここにいる時間がもっと多ければ鳴門海峡も見に行きたかったのだけれど、それは次回のお楽しみということで。ここの個人的な感想としては、「建物はあるが何もない」といったところ。毎度思うのがこういった地方に住んでいる若者って、どうやって楽しんでいるんだろうね。やっぱり男女でよろしくする方に流れるのかな。

 

そして9:02発の列車で阿波池田駅まで向かい、そこで乗り換えを行い祖谷渓の最寄駅である大歩危駅に到着となる。着いた時間が10:37だったのでおおよそ3.5hの移動となった。(先に上げたルートだと1.5hで着く)

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これで「おおぼけ」と読む。初見で読めるような読めないような漢字。

さて、ここからはバスで移動、の予定だったがトラブル発生。

事前に調べていたバスの時刻表と駅に張り出されていたバスの時刻表が異なっており、12時くらいまでバスが来ない。

バスの時刻が変わるのはいいが、せめて接続くらい合わせてくれ・・・。

 

一応タクシー会社が2社あるようだが、どちらも駅前で待っているわけではなく電話を掛けたらくるとのこと。しかし、所有しているタクシーの台数が1~2台のため運が悪ければ乗るまでに相当な時間がかかることになる。さらに、ここからかずら橋のある場所までタクシーに乗るとなると少なくないお金が必要になる。

 

もし、大歩危駅からへ向かう場合にはバスの時刻があてにならないので、

1、事前に到着時間を予測し、その時間にタクシーを予約しておく。

2、他の旅行客と一緒に乗り合わせ運賃を浮かせる。

といった対策をとることをおススメする。

 

一応この後来るバスに乗ればかずら橋を観光できるが、そうすると今度は帰りの列車の接続の問題が発生し、高知の観光がまるまるできなくなってしまうので、断腸の思いで断念。ここに来れる機会も滅多にないだろうしなぁ。今でも悔しい。

 

とりあえず急遽プランを変更したわけだが、高知行きの列車が来るまで1時間あるのでコンビニで事前に買ったお昼を食べながら駅で待つことに。

察することができると思うが、他の田舎駅の例にもれず近くに何かを買えるお店はない。水分や栄養摂取のできるものはあらかじめ用意しましょう。

 

流石に暇なので写真を撮って時間を潰す。

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この辺りは子泣き爺伝承の発祥の地らしいですね。

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一つ目入道(左)と河童(右)。どうやらひと月前くらいに出来たらしい。こいつらはこの辺の地域に関係あるのか・・・・?

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かずら橋のミニサイズ。今回はこれで我慢。

そんなこんなで列車が来たので「いつか絶対リベンジしてやるぞ」という気概を残し、大歩危駅を後にする。気を取り直し目指すは高知。大歩危駅から高知駅までは1時間。今までの移動に比べればちょろいな。

 

そして何事もなく高知駅に到着。

だが、雨。しかも割と激しい。

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駅前で何かイベントをやっているみたいだったが、案の定観客は0。(なぜやったし)

とりあえず、お昼時真っただ中+雨による外出控え を考えると先に食事はNG。観光して時間をずらすために高知城を目指す。本当は桂浜に行きたかったんだけどこの雨だし、竜馬記念館だけ見るのも味気ない気がしたのでお城。

 

高知城近くまではバスがでているので、それに乗って移動。

そこから5分ほど歩いて高知城の門前へ。

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ここから舗装されていない道を歩くことになったので、雨でぬかるんだ足元に注意して城のところまで登っていく。

(途中この雨の中にも関わらずアイスを売っている人を見かけたが、売れたのだろうか・・・)

 

割ときつめの階段を登ってようやく入口へ。

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 思ったより行列ができていてびびるしゅー太氏。

入場料は420円でした。ぶっちゃけ中見るだけならそこまで時間はかかりません。

 

見学していい感じに時間をずらしたのでお昼に向かう。

しかし何故か「せっかくだしひろめ市場行くか!」と思い立ち足の向く方向を変える。(いつ行っても混んでるんだから時間ずらした意味・・・)

 

ひろめ市場は高知城から目と鼻の先にあります。徒歩5分位。

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雨ということもあり、人の密度は想像以上でした。

食べ物買うだけでも長蛇の列。結局食べたいもの買って座る席探してとやっているうちに30分以上かかりました。(1時間くらいかかった気がする・・・)

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かつおのたたきとから揚げ。その他もろもろで計2500円くらい。

メニューは明神丸さんの鰹のたたき(塩とタレ)とちびから本舗さんの塩唐揚げ。

かつおはお客さんにも見えるような配置で、藁であぶってくれてそれを食べることになります。あぶった時の熱気がこちらにも伝わてくると同時にあぶられたかつおの匂いもこちらへくる(気がした)。塩かたれどちらかだけでもいい気はしたが、せっかくなので両方注文。

から揚げもジューシーでおいしかったです。好みの味だった。。。

 

しっかり味わってご飯を食べ終えたら、気が抜けてどっと疲れが出たのを実感。

この後どうするかしばし考えつつ、お茶をすする。

結論として「無理に動いても明日に支障をきたすだけ」となり宿へと向かうことにした。高知駅から少し離れた場所に宿をとっていたので、そちらまで移動しチェックイン。今日の行動と元々組んでいたチャートとでかなり乖離が出てしまったので、明日以降にどう影響があるかを確認してあとはだらだらしたりしながら、少し早めに就寝。

 

次の目的地は愛媛県宇和島を経由しながら向かいます。

 

④へと続く。

 

(今回ほんと何もしてないな。)

鉄道日本一周-<四国+α編>② 香川(琴平・高松)

こんにちは、しゅー太です。

※今回からタイトルにその日のメインとなる地名を記載しました。 それに伴い今までの記事のタイトルも同様の変更を施しています。

 

平成最後の1日は、朝5時半に起きて、コンビニ(セブンイレブン)の6時開店を待つところからスタートです。結論から言うと、無事回収できました。

セブン-イレブンハートインJR姫路駅北口店」に忘れたのですが、どうやら忘れ物の管轄はJRのようで、開店凸したら、JRの窓口に行ってくれと言われました。

なので、もし皆さんもここで忘れ物をしたら駅員さんに聞いてみましょう。

また一つ、つまらぬ知識を身に着けてしまった。

 

そして昨日の遅れを取り戻すべく1時間早めの出発です。

 

[2日目:4月30日(火)]

7時過ぎに姫路を出発。

目指すは四国の香川県。四国は各県を香川県から時計回りに進みます。

香川県の最初の目的地は金刀比羅宮です。姫路から岡山を経由して、四国入り。途中坂出駅で乗り換えをし、琴平へ。そして約3時間の移動を終え琴平駅に到着!

が、ここで思わぬ誤算が。なんと琴平ではICカードが使用できなかった(姫路でPASMOを使用して乗車した)。移動のために少し多めにチャージしていたのだが完全に裏目に。移動費約3000円を現金で支払う。地方ではよくあるのでどの区間ではICカードが使えないのかはきちんと調べておきましょう。。。

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JR琴平駅

駅中に街歩きマップが置いてあったのでそれを片手に金刀比羅宮を目指す。

金刀比羅宮は「こんぴらさん」として親しまれており、海での交通安全を守る神様を祭っているとのことです。

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かつて丸亀沖を照らしていた木造の燈籠。木造燈籠としての高さは日本一。

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金刀比羅宮手前の街並み

そして、金刀比羅宮のふもとまでやってきたのですが、、、

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なんでこんな人が多いんです?GWですよ?平成最終日!もっと有意義に使ってください(ブーメラン)

階段とか結構人とすれ違うのが大変でした。金刀比羅宮は奥社まで行くと階段が1368段あるらしいのですが、ほんとかどうか一説によると怪しいみたいです。誤差があるとか。(人混み避けるのに集中しすぎていて途中から段数を数えるのをやめてしまった。)

 

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大門

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ここからまずは本宮へ向かう。

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通り沿い

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白馬がいるらしく、人が集まっていた。少し見た後階段を上り先へ。

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書院。中を見るにはお金がかかるが、円山応挙の襖絵が見られるので価値はある。

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露に濡れて鮮やかさが映える

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書院を出てまっすぐ進む。

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旭社

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登り始めて30分くらいで本宮に到着。

ここまでずっと階段だったから少し疲れたのと、人が多すぎてゆっくりできない。

とりあえず簡単にお参りを済ませたら、奥社へと向かう。と、その前に昨日引いたおみくじの運勢をリセットしましょう。

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何と申してよいか( ^ω^)・・・

気を取り直して奥社への道は、本宮を正面にして右手奥にあります。ここからさらに山を登ることになるので、天候等は注意です。

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カメさんもおめかし。

ちなみにこの近くにお手洗いがありますが、垂れ流し式なので、水で流れるとかではないです。なので、結構においがきついです。また扉とかもないため、できればお手洗いは登る前に済ませておく方がよいでしょう。

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3つの神社を通り過ぎると、あとはひたすらいろは坂のごとく折り返しながら階段を上っていくことになります。

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おや、山の様子が・・・?

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霧濃すぎて視界が白一色。これは早めに下山した方がいいかも。

そんなこんなで、本宮から登ること20分ほどで奥社へ到着。途中休憩する場所もなかったので、「まだ?」といいながら歩く他の観光客の姿を何度追い越しました。

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頂上からの景色です!(半ギレ)

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カラス天狗と天狗の彫刻

一応奥社でもおみくじやお守りが売っているので、ネイチャーパワーを直に受けながら授与するのも良いのではないでしょうか。

 

少し休息を入れた後下山し、金刀比羅宮の攻略完了です。

全体的な滞在時間は2時間ほどでした。ゆっくりしようとすれば全然まだ入れる場所です。訪れる際は3~4時間はみても問題ないかと思います。自分は少し省いたり、駆け足になった場所などがあるので。

 

この後は、木造燈籠の近くにある「ことでん」こと高松琴平電気鉄道株式会社の鉄道に乗って栗林公園へと向かいます。私鉄ですね。

驚くべきこと(?)にことでんではPASMOが使えます!(もっと頑張れよJR、という気がしないでもない。)栗林公園駅までは琴平駅から600円。栗林公園駅からは歩いて10分しないくらいで到着します。

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正面

入場料は410円です。ゆっくり過ごしても2時間ほどで歩き終えると思います。

 

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園内では船に乗りながら解説を受けることもできる。

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苔と藤。ちょうど咲き誇っていました。

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5分以上微動だにしない・・・

とまあこんな感じで栗林公園内を1周して退園。かなりフォトスポットも多かったのでかなり満足です。

 

再びことでんに乗車し、終点・高松築港駅まで行く。実質高松駅。(栗林公園駅から10分ほどで着く距離)

そして高松築港駅で下車後その足で高松城(玉藻公園)へと入城。ここが平成最後の観光地となりました。ちなみに駅からは徒歩30秒です。

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いざ、いざ!

高松城は、愛媛の「今治城」、大分の「中津城」と並んで3大水城に数えられています。「玉藻公園」の由来は、柿本人麻呂が讃岐の国の枕詞に「玉藻よし」と万葉集で詠ったことから、高松城周辺の海域が玉藻の浦と呼ばれていたことらしいです。(『玉藻よし=玉のような藻の美しい讃岐の国』という意味のようなので、連想しやすい玉藻前は関係ないみたいです。)

築城は1590年で、軍船が直接城に乗り付けられるように設計された日本初の本格的な海城となります。(当時の技術では海上を封鎖することは難しく、敵からの水攻め・水断ちをかわせる一方、物資の搬入や人の出入りを海上から行えるという面で有利であった。)

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ちなみに、天守は既にない

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本丸に続いていた橋。屋根のある木造の橋は珍しい。

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月見櫓と水手御門。かつてはこの門から小舟に乗り、沖に止まった大船に向かった。

写真にはないためわかりにくいが、敷地の半分ほどは水場となる。
見学自体は1時間もあれば終わる。入場料は200円です。

 

見終わった後、ホテルのチェックインまで時間がかなりあったので、「せっかくだから讃岐うどんの有名店である『うどんばか一代』へ行ってみよう!」と思い立つ。

www.udonbakaichidai.co.jp

しかし、この時忘れていたのだ。今はGWで休日であるということを・・・

 

ことでんを利用し、花園駅で降り10分ほど歩き到着。そこで見たものは常軌を逸した長蛇の列(写真撮り損ねた)。「いや、普通に考えれば当たり前、ひとまずこのお店の回転数を調べよう。もしかしたら思ったより早く消化されるかもしれない」と一条の希望を胸に冷静さを保ちながらTwitterを開き検索する。そして「話題のツイート」に表示されたのは、

 

「ばか一代2時間待ちなんだけどwww」という文字列。

 

ぼく、困惑。

流石にうどん一食に2時間並ぶほどの精神力は持ち合わせていない。タピオカに並ぶ女子並みの強靭なメンタルを有していればあるいは並べたかもしれないが、食への関心が著しく低い自分からすれば「支出が合わない」。

なので諦めて高松駅まで戻り、駅中にある「連絡船うどん」で晩御飯。

このお店は改札の中にあるのですが、改札外にも入口があるので駅を利用しない人でもお店だけ使うといったことができます。

普通にうまかったです。(ぶっちゃけ舌とか肥えていないのであるライン超えていれば大体旨いと感じるだろうと思う。)

 

そのあとは、高松駅近くのスタバ(夕方なのに人がそんないなくて驚き)で明日以降の予定を練りながらチェックイン時間を待ち、ことでん瓦町駅近くのホテルで就寝。

瓦町駅についてびっくりしたのが高校生以下の子供が大勢駅前でたむろしてるんだよね。治安悪いのかなと思って調べてみたけど、そんなことなく、むしろ評判いいみたいね。単純に遊ぶ場所がないことの他に、こっちと向こうの「治安の良さ」というハードルの違いがあるような気もする。

 

中学生か高校に入ったばかりくらいに見える地味な感じの女の子がアイコス片手に平気でふかしているのを見たときには思わず二度見したよね(笑)

 

そんなカルチャーショックを受けつつ、平成最後の1日は幕を閉じました。

・・・平成最後に学んだことがこんなことでいいのかという疑問は残りますが、明日令和初日は徳島へと向かう所から始まります。

 

③へと続く。

鉄道日本一周-<四国+α編>① 和歌山(紀伊勝浦)

こんにちは、しゅー太です。

 

今回から四国を回った時のことについて記事にしていきたいと思います。

 

タイトルの「+α」となっているところからお察しいただけるとは思いますが、他の所と合わせて巡ってきました。

簡単に説明すると 和歌山→四国→広島・山口 といった感じです。

 

期間は超大型連休となった2019年のGW。

全ての休みを使ったわけではありませんが、4/29~5/5までの5泊6日の旅程となりました。(本来はあと2日ほど長かったのですが、諸事情により予定より短くなりました。理由はいずれ。)

 

なお、ほとんどが移動時間となってしまったので、楽しさも話せる内容の密度も北海道ほど濃くありません。

 

何故GWに四国へ行こうかと思ったかというと、大型休日だからわざわざ四国に行くことを選ぶ変態なんて俺意外にはいないだろという考えと、私事ですが5月は自分の誕生日でしてこれが使えたんです。

www.jr-eki.com

普通「四国フリーきっぷ(リンク貼ってます)」というと、特急列車自由席を指定した日付から3日間連続で乗り放題になる切符で、お値段が大人一人約16000円ほどとなります(勿論普通列車にも乗車できます)。決して安いわけではありませんが、3日間特急に乗ることを考えたら、十分に元の取れる数字です。

 

ところが、このバースデイきっぷでは、お値段なんと9500円で上記の切符を購入することができます。ちなみにグリーン車専用のバースデイきっぷもあってこちらは13000円と少々割高になっております。

 

ちょうどよい機会でしたのでこれを活用しました。

また今年の夏は下記のようなプランも販売されました。

[夏休み四国満喫きっぷ]です。

www.jr-eki.com

※ホームページから記載が消えてました。おそらく期間限定なので、毎年更新されるのだと思われます。

こちらは、1日以上の土日祝日を巻き込まなければいけない代わりに連続した4日間が乗り放題になる切符です。値段は大人一人13000円。旅の計画に合わせてどちらを使うか決めるとよいでしょう。

 

ただ、この旅でこれを使うのは2日目以降。初日はまず和歌山の紀伊勝浦というところを目指すことになります。

それでは、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 

[1日目:4月29日(月)]

まずは、新幹線にて名古屋へ向かいます。地元の横浜ー名古屋間は既に18きっぷを使用して在来線を利用済みなのでショートカット。とは言え、後の予定も詰まっているので、少し早めの6:25に新横浜を出発し、7:42に名古屋へ到着。8:02発の紀伊勝浦行きの特急に乗車します。これに乗るために8時より前に名古屋にいる必要がありました。

 

今回は18きっぷの利用期間から外れており、どうせ四国へ向かうなら、18きっぷじゃ行きづらい箇所へも纏めて行ってしまおうと思い立ち、今回行く和歌山の観光地を計画に巻き込みました。

 

この旅最初の目的地は那智大社

本当は熊野古道から熊野本宮大社などにも合わせて行ってみたかったのですが、移動時間や滞在時間の関係からどちらかにしなくてはいけませんでした。そこで、単品で行っても面白そうな熊野古道熊野本宮大社はいつかに回し、今回は那智大社の方を訪れることにしました。

 

名古屋駅から紀伊勝浦駅までは特急で約4時間の長丁場です。正直この長い移動時間を経験したから、北海道での移動にそこまで苦痛を感じなかったのではないかという気がする・・・。(特急は片道7200円でした。)

 

さて11:56に紀伊勝浦に到着するわけですが、ここからは紀伊勝浦駅からバスが出ているのでそれに乗って大門坂というバス停まで向かいます。終点まで乗れば那智大社までバスが着くのですが、大門坂から歩いて向かいます。理由は以下。

www.wakayama-kanko.or.jp

大門坂から那智大社まで石段を歩くことになりますが、熊野古道の雰囲気を感じることができます。一種のトレッキングとなり、歩行時間はおおよそ(健常な成人男性で)1時間となります。運動を辞めて久しい時分ですがまだ、体力に自信はあったので、せっかくだしと歩くことにしました。

 

ちなみに紀伊勝浦からバスに乗るためには予め乗車券を買う必要があります。券売所は改札を出た左前方(徒歩一分ほど)になります。1000円で往復券が買えます。片道ずつ買うより安いので、ぜひ。詳しくはこちら。

詳細:●熊野交通ブログ●:那智山往復割引きっぷ

 

バスに乗ること20分で大門坂へ到着。降りた後、バスと同じ進行方向へ少し歩くと大門坂入口が見えてくる。バス停近くの休憩所っぽいところにはトレッキング用に竹の杖が置いてあります。

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ちゃんと書いてあるのでわかりやすい。

ここから石段を登っていくことになるのですが、この石段がそこまできちんと整備されたものではないため、歩きづらくかなり足に来る。

だが雰囲気はかなり好きな場所だった。体力が落ちた後だと楽しみにくくなっていたであろうから、若いうちに訪れることをおススメしたい。

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有名な夫婦杉。人が途切れなかったので、杉のみの撮影は断念。

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こんな感じの道がずっと続く。

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ようやく終わりが見えてきた。。。

8割ほど登ったところで既に汗が止まらないくらいには体は熱くなっていた。正直舐めてたのが良くなかったな。大門坂を下る人もいたが、結構足元に慎重になっていたし、途中で休憩して座っている人たちもいたから、ここを通る方は無理せずペース配分に気を付けて堪能してください。

 

そうしてようやく那智大社に到着!

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・・・・・・・・。

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はい。

どうやら那智大社は修繕中のようでした。下調べの段階で仕入れ損ねていた・・・。

それでも全てが対象ではないので気を取り直してお参りを続けます。

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綺麗な朱色

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八咫烏は熊野の神様のお使いと言われています。

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でけぇ!(誰かと行ったら、なお盛り上がっただろうなぁ)

このほかにも八咫烏がデフォルメされたかわいいおみくじ(500円)があります。懐事情に余裕のある方はお納めした後、いただいてはいかがでしょうか。

せっかくなので、この大筒のおみくじで運勢を占ってみる。結果は、、、

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コメントに困る。特に旅行。

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青岸渡寺、趣ある。

またこの近くに大きなクスノキの「胎内くぐり」ができるスポットがあります。クスノキの中が空洞になっていてその中を通ることができます。ここには300円を納めて、護摩木(ごまぎ)に願いを書いてくぐります。その後護摩木を納めてお焚き上げされることで願いが成就されるそうです。

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ここすき

そのまま奥へ奥へと進むと、有名な那智の滝が見えてきます。

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三重塔と一緒に

三重塔にも参拝料として300円を支払えば中に入ることができます。一応は行ってみましたが、まぁ、お好みでといった感じでしょうか。必ず上っておけというほどのメリットはあまり・・・。

 

さてこの後は、那智の滝のふもとまで向かいます。この三重塔から10分かからないくらいです。ただ、下りで階段を利用することになるので、その分足腰の弱い方は時間がかかるかと思います。

 

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ここまで5分。ここから5分。

そして到着。ここは飛龍神社といって、ご神体がこの滝そのものとなっています。よく見ると滝の上方にご神木なんかに巻いてある縄が見て取れます。

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滝が近いからか比較的涼しかったです。

 

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例の縄。滝が近いので勿論迫力があります。

さて、ここからなのですが、より近くで滝を見るためには課金をして参入料を300円払って進む必要があります。こちらはせっかくなので、ご神体のご利益に預かってみることに。

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少し近づくだけでも変わりますね。写真だと伝わらないのですが。

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道中こんなものが。どうやら、飲むと長寿になるというよくある水が。記念に一口。

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唐突な鹿。

近くの苔(綺麗に茂っていた)なんかを写真にとりながらマイナスイオンに満たされた森の中を歩いていると右の視界端で動くものが。ふと見てみるとそこには鹿が!それも何頭かいました。まさかこんなところでお目にかかれるとは思っていませんでした。。。

 

そんなこんなで参拝を終え、紀伊勝浦駅に戻るためのバスを待つ。全体で2時間ほどの滞在となりました。飛龍神社近くに「那智の滝前」というバス停があるのでそこから帰ることができます。ただ、バスの頻度がそこまで多くないため、一度に乗る乗客の数が多いです。そのため、早めに列に並ぶか、紀伊勝浦駅行きの出発地点である「那智山」まで戻ることを推奨します

 

駅に戻っても列車の時間まで1時間近くあったので周辺をぶらぶらすることに。

すると歩いて5分ほどのところに「にぎわい市場」なるものが。

ここではおいしい魚介の類を食すことができるということなのですが、時刻は現在15時近く。手ごろな目ぼしいものは売り切れていました。(あとは少しお高めのメニューくらい)

何日か滞在される方などは朝一で訪れるといいかもですね。

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外観

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内観

そういえば、お昼御飯がまだだったので、近くのお食事処で昼食。食べ終えた後、お店の方と少しおしゃべり。最後に「新婚旅行でまた紀伊勝浦に来てね」と言われました。はい、まずは相手からですね(ノД`)・゜・。

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全滞在時間は3時間くらいでした。

 

ここからは、大阪まで15:24発の特急で出て、いっきに岡山まで快速で向かう予定だったのですが、途中区間で火災が発生したようで大阪に到着したのが20時半頃と予定よりも1時間遅れ。このまま岡山まで進むと23時を超えてしまうので、急遽姫路で宿泊することに。それでも姫路についたのが22時過ぎ。宿も取っていなかったので、初日からネカフェ泊となりました。

最近の快活クラブはリラックスルーム以外でも鍵付きの個室を用意するようになったから、簡易ホテルとしての利便性はかなり向上したと思う。もっと広がれ。

 

そしてチェックイン後にカメラがないことに気づく。おそらくコンビニに置き忘れたと思われる。(いつもはバックパックの中にあるカメラケースに格納していたが、この旅では新しい斜め掛けタイプのケースを新調していた。いつもは身に着けていないものなので、外した際の違和感がなくそのまま放置をかましてしまった。)気が付いた時にはコンビニは閉店していたので、明日開店と同時に確認に行くことと相成りましたとさ。

 

幸先から不安しか残らない。そして今後その不安の予感は的中していく・・・。

 

②に続く。

癒しの金沢動物園

こんにちは、しゅー太です。

 

今日は神奈川県横浜市にある「金沢動物園」へ行く機会があったので、

その時の癒し要素をおすそ分けです。

www.hama-midorinokyokai.or.jp

 金沢動物園へのアクセスは、京浜急行線の金沢文庫駅からバスで約10分から15分ほど。詳しいことは上のリンクの交通案内のところにまるまる書いてあるから省略。

(どの観光地もこのくらいの内容があるとすごく助かるから見習ってほしい。)

 

入場料も大人500円とお安め。

近くには子供が遊べるアスレチックがあり、長いローラー付き滑り台もあったので、家族連れは動物園の後そこで遊ぶといったこともできる。実際家族連れが多かった。

ちなみに、滑ると摩擦でお尻が焼けるので小型のそりなどを持ってきましょう。

↓こういうやつ。

https://www.amazon.co.jp/アーテック-7828-キッズスライダー/dp/B0055PVWNE

※ローラー滑り台は6~12歳が推奨年齢で、大人が滑る場合は本来の対象者である子供に配慮をするようにしましょう。まぁ、大抵は親子で一緒に滑っているので、子供に何かあった場合は即 成☆敗 という感じでしょうが。

あと、ローラーがめっちゃ汚れているので白いパンツで滑るのはやめましょう。友達の話なんですが、真っ黒になりました。あくまで友達の話ですが。

 

動物園は回るだけなら大体2時間くらいで終わります。休憩したり、お子さんやお年寄りの方がいらっしゃる場合は、3時間から4時間といったところでしょうか。

それなりに坂道を上り下りするので、少し体力が必要かもしれませんが、休憩スペースも等間隔にあるのでゆっくり進めます。

 

では入場です。

 

入口にはいると不気味で摩訶不思議アドベンチャーな「なかよしトンネル」という空間から始まります。

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かわいい…かわいい?

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凄いんだけど、なぜか不安になる

これ一緒に行った人と話したんですが、どのオブジェクトも薄暗い空間の中で下からライトを当ててるためにホラーチックに見えるのが原因だと思うんですよね。(人の顔をしたから懐中電灯で当てるアレみたいな)

独特な雰囲気が出てるので個人的には好きなのですが、子供に好かれるかはわかりません。

 

トンネルから出るとミストシャワーがお出迎え。

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最近の夏は暑いからこういう心遣いは嬉しい。

まず最初に出会えるのはペリカンオリックスオカピなど

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首が左右どちらからでも180度回るのほんと不思議

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今更ですが、金沢動物園にはいくつかの区分けがあり、オセアニア区・ユーラシア区・アフリカ区・アメリカ区といった具合です 。

 

続いてコアラやカンガルーなど

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寝てた。かわいい。

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暑さでだうーん、かな?

 

 

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背景白くなっちゃった・・・

ヒツジやヤギー。

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ジャコブヒツジ。ここでしか見られない飛び切りレアな奴

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頭こすりつけ合ってた。今回のNo,1癒し要素。

次で最後。残りは一気に。

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いつ見ても迫力が半端ない

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ニホンカモシカ。基本群れを作らないんだって。強いね。

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何枚か写真撮ったりしてたけど、めちゃくちゃサービス精神旺盛でした(笑)

いくつかの動物が抜けていますが、概ねこんな感じです。

かわいいやつらばかりなのでぜひ行ってみてください。アクセスも悪くないんで。

 

ちなみに、ブースによっては個性が出ているところもあるので、そこも楽しみの一つになると思います。

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気軽に来て遊べて、癒される。

皆さんもぜひ金沢動物園を訪れてはいかがでしょうか。

鉄道日本一周-<北海道編>⑦(まとめ)

こんにちは、しゅー太です。

 

今回は、短めに。

(この記事はどちらかといえば自分への備忘録としての側面があります)

 

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おいしくて、何度もお世話になった「ソフトカツゲン

 

北海道の鉄道での移動は基本「特急」となります。

旭川稚内を各停で行こうとすると、6時過ぎに出ても到着するのは12時を過ぎてしまうためですね。

 

正直な話をすると、やはり北海道は自走手段での旅が楽しいでしょう。

北海道だと列車の旅だと本州などに比べてより、訪れることのできる場所の選択肢の幅は恐ろしく狭くなるでしょう。

 

とはいえ、必要以上に疲れない・主要個所は巡れる・二十歳以上であればいつお酒を飲んでも問題がない など、列車移動にもメリットがあるので、計画に合わせてレンタカーと鉄道の合わせ技がいいかと思います。(今更いわれなくても感がありますが。)

 

どのみち長時間の移動となるので疲労の蓄積だけはしないよう注意が必要ですね。

まぁ、一気にすべて巡らず地域ごとの観光がまるいと思います。

普通そうされるかとは思いますが。

 

あと、北海道とは言え、夏でも札幌・旭川は30℃を超えますが、道東では20℃前後(夜は15℃近くまで下がる)ので、着脱しやすく、体温調整のできるよう着替え等を用意した方がいいです。

冷え込むこと自体は北海道だけじゃなくて青森などの東北も同じなので、北側へ出かける際は、気を配る必要があります。

 

良かったなと思うところは、必要以上の待ち時間があまり生まれず充実して一日を過ごせたことです。駅に到着→一通りの観光をする→駅に戻る→電車に乗るをスムーズにできて満足でした。

 

1つ余計なことを言うと、旭川が意外と都会だったなと。

自分の中にある都会判定は、「商業施設がある」「列車の扉を手で開けない(手動・もしくはボタンでの開閉ではない)」「若い女の子がいる(冗談抜きで割と重要だと思う)」と結構偏りがありますが、概ね上記を満たしていれば人が住むにはより最適な地域だと感じます。(何かそういう観点を持って街を見るのも楽しいと思います。)

 

街並みといえば、オホーツク海側の方で見た神社の鳥居は白かったんですが、海風対策なんですかね?灯台の近くのポストとかも白いのはそう理由だった可能性がありますね。

 

個人的には、食べ物よりは景色や史跡を見る方が好きなので、おそらく今後もそういう方面の記事になると思います。(当方、将来的に栄養剤だけで生きていければ嬉しいと考える変人故、何卒ご容赦を)

 

結構旅の途中で食事を疎かにしたり、寝床を適当にしたりしてたせいで前回の旅は散々な目にあったので、今回は反省しホテルに宿泊&なるべくまともな食事を三食取るように心がけました。おかげで無事に完走できたなと思っています。

 

ちなみに今回使用した金額は121,154円でした。

うち交通費が77,000円ほど。食費と宿代足して36000円くらいです。

あとは観光費とかお土産とか。

 

次回の旅の記事は「四国+α編」となります。

詳しくはその時説明したいと思います。

 

最後に今回の旅のルートを載せます。参考になるかはわかりませんが、これまでの記事共々ほんの一助にでもなれば幸いです。

 

鉄道日本一周-<北海道編>⑥ 松前

こんにちは、しゅー太です。

 

最終日は1時間寝坊するところからスタートです。

起きたとき泣きそうになったよね。

 

[6日目:7月25日(木)]

起床したのは朝5時45分頃。

列車の時間は約1時間後の6:44発。急いでシャワーを浴びない、と・・・?

店員さん「今別の方が使っているんですよ」

僕「使えるの何時ごろになりますかね?」

店員さん「6時15分くらいになりますね」

僕「」

 

これはもうシャワーは諦めるしかないな。。。

とりあえず着替えて、荷物詰めてなど出発の準備をしている中、

ふと時計を見ると6時15分(駅まで歩くと30分かかる)

まずい、ゆっくりしているつもりはなかったが、想像以上に時間を使っていたようだ!

 

なんとかお会計を終えると列車の時間まであと20分しかない。

ご飯も食べてない中、朝から全力ダッシュで駅へと走る。

(お土産を両手に、旅行用のバックパックを背に担いでいるから、なお辛い)

息も絶え絶えになりながら3分前に何とか駅に到着。。。

ネカフェなのできちんとは体力回復できてない上、既に疲労困憊

 

そして何よりきつかったのが、朝から走ったせいで汗が止まらず、服が完全に濡れてしまったこと。朝は寒いだろうと丈の長いパンツを履いたことも裏目に出た。

せっかく着替えたのにもう不快感の塊になったことと、今日シャワーが浴びられなかったのでさらに汚れが・・・というメンタルへのダメージが凄かった。

 

うん、もう完全に「大人しく札幌に行っておけばよかったものを」という感想しか出てこないね。

 

ともかく、定刻通り列車に乗り、まずは濡れてしまった服を着替える。(予備があってよかった、ほんとう。)

ちなみに、行く先は五稜郭駅。列車は特急なので指定席を用意しておいた。

これで5回目ですね。

 

旭川なんかで特急に乗っていたときは、指定席にそこまで人は多くなかったが、やはりこちらの方は人が多かった。

 

列車の中で取り損ねた朝食を食べつつ、疲労回復に努める。

そして、9:24に五稜郭駅に到着。

 

まぁ、五稜郭にはいかないんだけどね。

 

目的は2つ。

まず、開店時間の10時を待ち、例のあのお店へ入店する・・・そう、

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ここが噂のラッキーピエロ

前にも函館に来たことはありましたが、来店したことはなかったので、今回の旅でぜひ食べに行きたかった。

函館駅から徒歩10分ないくらい。旅の計画に組み込むにはここがちょうど良かったので、ラッキーピエロ 昭和店さんを訪れました。

luckypierrot.jp

もちろん注文するのは「チャイニーズチキンバーガー」

出来上がりまでしばし席で待つ。

そして・・・

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きた~!(おいしそうに撮れないダメ人間)

チキンがゴロゴロしてて、食べにくいけどその分食べ応えもあって美味しい!

チャイニーズっていうからてっきりピリ辛的な味付けを想像してたけど、チキンは甘ダレだったんですね(事前調査0)。

 

これを食べるためだけに早めの出発になったのですが、その価値はありました。

そして、列車の時間が来たためラッキーピエロを後にする。

また、食べに来たい。今度は他のメニューをば。

 

目的の2つ目は、木古内駅へ向かうための乗り換え。

木古内駅第三セクターいさりび鉄道を利用します。

JRではないので、北海道フリーきっぷは使えません。

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渋い列車で好き

1時間ほど列車に揺られて、11:46に木古内駅へ到着。

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味のあるいい駅だ。

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そしてここからバスを使って移動します。

目指すは松前城。片道1250円です。乗車時間は1時間20分ほどで結構かかります。

 

松前城は、北海道(蝦夷)の統括を行った松前氏(蠣崎氏)の居城です。

そういえば、この旅初めての史跡観光だな。

こんな機会じゃないとここには来ないだろうからね。行きたかった。

 

そして、13:40過ぎに松前城に到着。

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中は松前城の歴史館となっています。

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補修工事してました。綺麗を保つことで人が訪れることにつながってほしい。

ここ以外にも藩屋敷など見れるところはありますが、自分は時間が足りなかったので、寄らずに帰りました。

まぁ、近辺に他にあまりないからやっぱり車で来るべきだな。一度来れば十分なところある。

 

1時間ほど滞在し、バスで木古内駅に戻ります。

 

そして、木古内駅から新幹線に乗って東京へ帰宅です。

新幹線の時間があったので、今日は時間にシビアだった。

 

これでこの旅も終わると思うと少し悲しい。

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サヨナラ!

そういえば、木古内駅から乗車したのは自分を含めて2,3人だった。北海道新幹線やはり危うい気がする・・・。そりゃ、東京から北海道行くなら飛行機でいいもんな。

 

今回の旅のゴールは、新青森駅

というのも、2017年の夏に東北一周の際に降り立っており、そこを経由することで、利用した鉄道路線の接続を行うことができるからです。今回新幹線で帰るのは、そういう理由。

ちなみに、僕の鉄道での日本一周達成条件は、「日本を一筆書きでなるべく縁に沿って一周する(例外あり)」としています。

(最初に説明しておけって話だよな。)

 

そして、新青森駅に到着。これで北海道一周は幕を下ろすこととなりました。

あとは何事もなくおうちに帰るだけ。

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まぁ、降りはしないんだけどな。

勿論無事に東京駅に到着し、おうちの温もりを感じるお布団で就寝しました。

 

うん、北海道一周。毎日が楽しく充実した旅でした。

日々の細々とした感想は書いたけど、全体を通した感想はまだ述べてなかったので、次回の記事は、この旅の「まとめ」を書きたいと思います。

 

つまり、もうちょっとだけ続くんじゃ。

もう少しだけお付き合いいただければと思います。

 

つづく。