しゅー太の奇譚回想記

興味の赴くままに、風のようにふらふらと

鉄道日本一周-<北海道編>⑤ 根室・帯広

こんにちは、しゅー太です。

 

おとといのベッドはツイン、昨日はダブルと立て続けにホテルから熱い煽りを食らうところからスタートです。(部屋広いってことだから助かるんだけどね。。。)

 

旅も終盤ですが、ここから起床時間がさらに早くなる謎のタイムチャートに従って根室に向かいます。

旅行の移動は計画的に。(過去の経験を活かせない先人の言葉)

 

[5日目:7月24日(水)]

朝4:30に起床。

なぜなら、5:35発の列車で根室に向けて出発するため。

それを逃すと次が8:18発の列車となり、大幅なロスとなってしまうからです。

今日の予定では札幌まで行くことになっていて、明日もそこそこ出発時間が早い。

遅くなると22時を過ぎての到着となり、体に無理を強いることになるので、この時間となりました。

 

朝ごはんにコンビニで買ったパンと昨日いただいたバナナを食べて、チェックアウト後駅へ。そのまま釧路駅から根室へ出発する。

流石に朝早かったので、途中途中で寝てしまい、あっという間で根室に到着。

(地方では列車が来る間隔が広いから朝早くから学生さんたちが沢山乗車してくる。

毎回そういうのを見るたびに自分は甘えてるなぁと思ったり。)

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根室は昆布が名産。由来はそこだと思われるが、そのまんま過ぎる。

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最東端の駅、東根室駅。本当は帰りに根室から歩いてここに来ようと思っていたが、時間がなかったため断念。

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到着。

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根室駅自体は、よくある地方の駅といった感じ。

町も大きく発展はしていない。個人的な感想だが、道東の発展具合は、釧路>網走>根室なのだが、網走には衰退感?のようなものがあるため、熟考すると「まだ根室の方がマシなのか?」と思ってしまう。

ちなみに、今日の根室の気温は22℃。

こっちでは22℃を超えたら暑くてたまらないらしい。

すごいな。

 

さて、根室に来た目的は納沙布岬だ。

根室のバスも先に乗車券を購入するタイプのようなので、駅近くにある根室交通が運営しているターミナル直結のセンターへ。

 

下調べした段階では、路線バスで行く予定だったが、どうやら納沙布岬まで行きながら他にもいくつかスポットを巡る観光バスがある模様。(通称:のさっぷ号)

nemurokotsu.com

のさっぷ号の詳細→http://nemurokotsu.com/pdf/top_topi/nosappu.pdf

 

見てもらえればわかるが、夏季のみの運行のようで、さらに出発時間が早いのでご利用の方は注意してください。

 

ちなみにほぼ同時刻に出発する路線バスと比較すると、往復で観光バスの方が100円程度安く、10分ほど遅いといった感じ。(これ利用したので東根室までは歩けなかった。)

 

受付でチケットを買って、ちょっとあがり症気味のガイドのお姉さん先導のもとのさっぷ号は出発。(受付は女の子だったんだけど、新卒?くらい若くてびっくりした。あんまり地方だとすごく若い人が働いているのはあまり見ない気がする。)

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いざ乗車

利用したのは、Aコース「のさっぷ岬コース」

Bコース巡れるほど時間取ってなかった・・・( ^ω^)

 

まず向かったのは、明治公園

ここにはサイロ(米や小麦といった農産物や家畜の飼料を保存しておく倉庫。)が三機建てられている。これらは近代化産業遺産として平成19年に登録されている。

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レンガ仕立てでおしゃれ

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そこそこ高い

 そのあとは納沙布岬へ。

途中、野生のタンチョウのつがいを見つける。旭山動物園でもタンチョウは見たが、野生というだけでやはりテンションは上がる。

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画質が悪くてすまない・・・

ガイドのお姉さんの楽しい町の解説を聞いていると、いつの間にか納沙布岬に到着。

ここでは1時間の自由時間となるため、あたりを散策しました。

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最東端!ここでも天気が悪いのは一周回って笑えてくる。

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謎の建造物。架け橋をイメージしてるとか。北方領土との。

今回あえて映してませんが、いたるところに「北方領土を返せ!」と書いてある看板等が散見され非常に景観に悪い仕様になっています。訪れる際は留意していただければ。

個人的にはすごく気分が悪かった。言いたいことは理解しているが過剰気味。

そこはかとなく頭の悪さが露見しているような、そんな感じ。わかるかな・・・?

 

記念館(無料)を見学した後は、歩いて10分ほどの距離に灯台があるらしく、そちらへ向かうことに。

海を眺めながら歩いてると前方に人だかりが。どうやら少し遠くの海の方を見ている。

視線を辿ってみると何やら黒い影が。。。

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なんだろう。まさか人?

倍率の足りないカメラで追っているとその影は段々近づいてくる。

その正体は、

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ラッコ!?!!!???!?!?!!?!?!?!

”野生”とつくだけでやはりテンションが上がる。この後ずっとラッコの写真撮ってた。

(100枚くらい撮ったし、なんなら貴重な時間を30分くらい使った。)

写真撮りながら一緒にいたライダーのおっちゃんとおしゃべり。

カメラの倍率が足りないだの、ラッコはそこそこ現れることやお互いどこから来たのかなど取り留めのない話をした。(こういうのが旅の魅力の1つだし楽しいよね。)

前日は知床の方でイルカの群れが出たらしい。流石大自然の代表北海道。

あと根室って夏の時期でも、朝夜は冷えるからストーブ焚くことがあることも教えてもらった。

ますます日本かここ?やっぱ自分で訪れないと知らないだろうことが沢山あるなぁ。

そんなこんなで粘っていると、

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上陸している瞬間をキャッチ!

陸に上がったのはものの数秒だったので、運よく写真に収めることに成功しました。

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灯台はもはやおまけ。こじんまりスポット。

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たくさんのカエルの石像。ゲームだとイベントが起きそう。

そうしているうちに1時間経ってしまったので、お互いの安全と幸運を祈りながら、おっちゃんとお別れ。ありがとうおっちゃん。楽しかった!

 

この後バスは、

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こんな場所や(居るらしいポニーには会えず)

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こんな場所(ダイジェストですまんな)

を訪れて根室駅へ戻っときました。

金刀比羅神社では、お祭りで使う神輿やその時の様子が写された映像などを見ました。

地方に来るたび、町ぐるみでやる祭りの様子を見ては「いいなぁ。」ってなる。

僕が生まれ育った場所ではそういった行事は一切なかったので、一度でいいから子供のころにそういうのに参加してみたかった。

 

さて、ここから釧路駅での乗り換えを経由して、帯広へ向かいます。

 

11:03に根室を出て、13:18に釧路へ戻る。その後、13:49発の列車で帯広へ。

途中「鹿が線路に飛び出す可能性があるから急ブレーキ使うかもしれん。ごめんね。」的な車内アナウンスがあったときは、少しびっくりした。音で察して逃げてくれ鹿。

 

そしてようやく、帯広に到着。

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流石に札幌に近づくほど都会感が増す。

ここでの目的は豚丼を食すこと。

訪れたのは、豚丼のぱんちょうさん。

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 豚丼のメニューには肉の枚数によって変わる、松・竹・梅・華がある。

僕はまた貧乏性に負け、上から二番目の梅を注文。

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すきまからチラ見するお肉…|д゚)

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たまんねぇぜ

「せっかくだし、帯広寄ってなんかグルメ食うか」的な適当なノリで来たのですが、来てよかった。お肉がジューシーでおいしくて、タレが食欲をさらにそそる。

あっという間に完食。美味でした。みなさんも帯広に来た際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

ご飯の後は、会社や家族などへのお土産を買いながら列車の時間を待つ。

そして17:47発の列車で札幌へと出発。

帯広から札幌までは特急がでているので、久しぶりに指定席を利用します。

これで4回目。

このまま札幌へ一直線、

 

にしようかと思ったのだが、「明日は函館方面へ抜けるから、札幌に寄らずある程度進んだ方が楽なのでは?」と列車の中で思案し、急遽チャート変更。

札幌には寄らず、南千歳を経由し苫小牧を目指すことに。

調べるたところ乗車時間は1時間延びるが、明日の起床時間が1時間遅くできるはず。

まぁ、札幌は以前来たことがあるので今回はスルーで。

 

この選択が後に災いしか呼ばないことをこの時はまだ知らなかったのである・・・

 

そんなこんなで苫小牧に到着。だが、

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めちゃくちゃ霧が濃い

写真だとあんまり伝わらないかもしれないが、歩いていると本当に視界が真っ白。

霧が濃すぎて服がびちゃびちゃ。。。

 

そして本日は節約のためネカフェに泊る予定、しかし、、、

めちゃくちゃ遠いんだが。

予想してたよりはるかに遠い。30分くらい歩かされた。

いやこれはもう、ちゃんと調べなかったのが100%悪い。

 

ネカフェにつく頃には既にクタクタ。

シャワーは明日の朝浴びよう・・・。

そんなことを思いながら、横になるしゅー太でしたとさ。

 

今回はここまで。

いよいよ、次回で北海道編は最後。

北海道の南、木古内を観光します。

 

ではでは、⑥へ続く。

 

 

鉄道日本一周-<北海道編>④ 網走・釧路:part2

こんにちは、しゅー太です。

 

網走最後の観光は、北方民族博物館へ向かうところからスタート

正直あまり期待はしていなかったのですが・・・

 

[4日目:7月23日(火)]

オホーツク流氷館から北方民族博物館へはどうやら徒歩で10分ないくらい。

博物館へ向かうバスもあるのですが、バスもちょうどいい時間のがなかったので、歩いて向かうことに。

途中、「約1週間前にここでクマ出たから注意してね♪」という趣旨の看板を見つけてしまい、背中に冷や汗が流れる。

僕はビビりなので、誰もいない森の中をまた1人でお歌を歌いながら慎重に進む。

(10分が何倍にも感じた。。。)

そして無事に博物館へ到着。

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結構きれいな建物でした。

意外にも中はそこそこボリュームがあり、1時間ほどいました。

ここではアイヌ民族をはじめとする北方の諸民族についての文化や歴史がまとめられており、狩猟や宗教など生活で用いられていた道具も展示されています。

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彼らの衣食住について学べるスポット

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ここめちゃくちゃオススメでほんと来てよかった。

平日で人がいないっていうのもあるのだろうけど、独特の緊張感を感じた。

なんていうのか、「異文化に引き込まれる、あてられる」という言い回しが近い気がする。

普段なら感じられない雰囲気を体感できる場所なので、網走に来た際は是非立ち寄ってみてください。

常設展と特別展がありますが、常設展だけなら500円以下で入れるので料金の安さもGOODです。

何度言っても言い足りないくらい面白かった…

 

目一杯博物館を楽しんであとにする。

そのあとはバスで網走駅前まで戻って、コンビニよったりしながら、時間つぶして列車を待つ。

 

そして、15:10発の列車で網走を去る。次に向かうは湿原で有名な釧路。

そしてこの旅始まって初となる各駅での移動です。

(特急の指定席取ろうとしたら駅員さんにないよって言われた。無知を晒してちょっと恥ずかしい。)

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久しぶりの、のんびり移動だな。

ゆっくり移動するのも好きなので、景色を楽しみつつ列車に揺られる。

ちなみに釧路までの乗車時間は約3時間40分となっております。

 

は?

 

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車窓からの海。そういえば、晴れた北海道の海は初めて。

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こういう空の色合いも好き

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線路は続くよどこまでも。

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天気も順調。気分も晴れやか。

 網走の天気は晴れだったのだが、釧路に近づくにつれて雲行きが怪しくなっていく。

実は、釧路湿原駅で途中下車して細岡展望台という所から夕焼けが見れたらいいなぁと考えていたのだが、どんどん望みが薄くなっていく。。。

どうするかなぁ、時間の無駄になるならスルーして、ご飯食べて早めに就寝して明日に備えるのもありだなぁ。でも。。。

と、ぐだぐだ考えているうちに釧路湿原駅まであとわずかに。

うーん、

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まぁ、降りてから考えるか

どのみち、この旅の中でここに寄れるのはこの一回きりなので、見れたらラッキーくらいの感覚で。

細岡展望台までは歩いて10分~15分くらい。距離はそこまでなかったはずだけど、行きはずっと上り(しかも、階段になっているがそこそこ足場悪い)ので、夕方訪れる場合は足元に気を付けてください。

また、途中ビジターズラウンジがあるのですが、夏場は18時には閉まっています。

やっぱり車で来るべき場所だと心から思う。

(上のリンクと同じですが一応貼り付けます)

ja.kushiro-lakeakan.com

そうしてなんとか細岡展望台に辿り着く。

果たしてそこからの景色は・・・!

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この、何とも言えない感じ・・・

個人的には好きな空だけど、今回望んでた景色ではないし、かといって完全に曇っていないだけましなのかもしれないというネタ的に反応にも困る感じでした。

 

このあと日が暮れるぎりぎりまで粘ったのですが、最初に見た時以上によい風景になることもなかったので、割り切って撤退。まぁ、こういう所は天気予報見た上で何回も来て初めて見れる場所だろうから仕方ないね。

それにしても、虫が多い!特に蚊!

いや、湿原だし居て当たり前なんだけどさ。10割対策を失念していなかった方が悪い。

長い丈のパンツは持ってたんだけど、完全に着替えるタイミング逃した。

次来るときは必ず虫よけスプレーも持参することを心に決めて、駅へと戻りました。

 

そしてもう1つ注意点。釧路湿原駅にはお手洗いがありません

ビジターズラウンジにはあるのですが、営業時間が終了した後だと勿論入れないので、用が足せなくなるので時間には気を配ってください。(1敗)

 

そして再び列車に乗車し、再び釧路へ向けて進行。20分ほどで釧路駅に到着。

ちなみに、釧路行きの最終便は釧路湿原を19:36に出る列車になりますので、列車の時間にはほんと気を付けてください。駅には誰もいないので置き去りにされます。

もうタクシー呼ぶしかない。

 

釧路駅前はビジネスホテルだらけで、1日ぶりに人工の灯を沢山浴びた。

やっぱり明かりないと人間だめだよ(笑)

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朝の様子

 

そして本日のメインディッシュ、いくら丼を食べに行く。

訪れたのは、釧路食堂本店さん。

名物はあふれ丼シリーズ(いくら・甘エビ・カニの三種類)で、お椀からあふれるくらいにいくらを盛り付けてくれる。楽しみだなぁ。それでは、いざ実食!

www.946syokudo.com

店員さん「あぁー、今いくらの仕入れ価格が高騰してまして、いくら丼だけ1700円になるんですよ。。。」

 

マジで?

 

小丼だからそんなに量はないだろうし、ほぼ2倍近くの値段になると貧乏性が顔を出す。しょうがない、いくら丼は今度にしよう。また来ればいいんだし。

というわけで代わりに【カニあふれ小丼】を注文。ついでにザンギとレモンサワー。

 

注文をうけて小丼が運ばれてきたのだが、ここでパフォーマンスが。

詳しくは下の動画をご覧いただきたい。

 そんなこんなで楽しみつつ、カニ小丼を食す。

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これはもう絶対美味しいですわ。見ただけでわかる。

やはり旨い。正直期待の斜め上を行くおいしさだった。

そして何が嬉しいかってこれ。

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お茶漬けにジョブチェンジ

薬味なども用意されており好きなタイミングで切り替え可能。

君だけのカスタマイズを見つけよう!(よくあるゲームの煽り感)

 

ホテルのチェックインの時間を延長させてゆっくりと味を楽しみつつ、完食。

大変おいしゅうございました。

帰り際には何故かメッセージ入りのバナナをお土産に。

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これで残りの日程も笑顔で楽しめるな。

店員さんかわいかったしまた来ます!今度はもちろん、いくら丼を食べに!

 

この後チェックインして、本日は終了。

多分この旅一番ボリューミーな日だった。(そして記事もボリューミーに)

 

次は日本最東端、根室。はてさてどんなところなのか。私気になります。

 

ではでは、今回はこの辺で。

 

⑤へ続く。

鉄道日本一周-<北海道編>④ 網走:part1

こんにちは、しゅー太です。

今回は、北海道編4日目となります。

ホテルをチェックアウトして出発地点となる網走駅へ向かうところからスタート

 

[4日目:7月23日(火)]

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嫌だ、出してぇ!俺は…幸せになりたかっただけなのに… という遊びを一人で。

…さてまずは、網走監獄へ向かうためのバスにどこで乗れるかを調べる。

駅の観光案内所で聞こうと思って訪れると、なんと12時頃営業開始(現在時刻9時前)。

いや、まぁ普通の平日だし人も普段訪れないだろうから遅めの営業時間になることを失念していたのは僕のミスだが、それにしても開くの遅くないですかね

普段からどれだけ人が来ていないかが伺える。

駅前のコンビニは閉店していて、実際衰退具合が見て取れた。

(駅から一番近いコンビニ(セコマ)で徒歩5~10分)

みんなもっと網走訪れて、ほら。僕も訪れたんだからさ。

 

網走では、観光施設巡りバスというのが出ている。

通常の路線バスでは施設の近くにバス停がないので、こちらを利用するとよいだろう。

網走駅から網走監獄に向かうバスは、駅から少し離れたところにある。(徒歩1分位)

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少し探すと見つけた。目印はすき家(2019年7月現在)で駅の改札を出て通りを左に行くとある。

8:54発のバスで網走監獄を目指す。

時刻表は下記。年毎で時刻表に差が生まれるようなので、注意。

必ず調べること。

路線バス時刻表:路線バス | 網走バス株式会社

 

乗ること約10分

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自首に参りましたぁ!

刑務所に自首って意味わからねぇな(セルフツッコミ)

入場券を買っていざ、進軍。

ちなみに、公式サイトに見せると10%割引になるクーポンが置いてあるので、ご利用をおすすめします。

www.kangoku.jp

 

中の牢獄は木造でできており、冬は何もしていないとまぶた等は凍り、鼻は腐ることもあったそう。

また、この網走監獄に投獄された人は簡単にまとめると、

・ロシアに侵略される前に蝦夷の統括が必要だった。

・そのための開拓使(このあと土地を発展させる人(屯田兵)やそのために搬入する物などを快適に招くための道を作る人)が多くいる。

・当時、多くの犯罪者がおり、収容する場所に困っていた。

→その犯罪者たちを開拓使にあてれば一石二鳥じゃん。

ということらしいです。

極寒の北海道に行くなら、普通に刑罰を受けた方がマシなレベル。

 

そんなことを学びながら見学。

中は想像していたよりもボリュームがあり、2時間ほどかかりました。

自分は「ゴールデンカムイ」を拝見したことがないのですが、友人に中の写真を見せた際に、「マジで再現されてるんだな」と言っておられました。

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開拓の際の簡易宿泊所。中は埃っぽくて、竪穴式住居等を彷彿とさせる。人形はリアル過ぎて不気味。

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長い通路の両側に牢獄が。犯罪者の種類ごとにこの通路が5つ存在する。

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2股になっているが写真に写っていない所を含めると実際には5股。つまり、この位置から全方向を監視できる。

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冬はこのように長い配管を用意していたとか

いろいろ学んだあとは、ご飯の時間。

併設されている監獄食堂にてサーモンのザンギ丼をいただく。

網走でグルメ食べる時間なかったからここで消化。

この監獄食堂では現在の網走刑務所(こことは別の場所にある)で収容者が食べているものを再現した「監獄食」がメニューとして選べます。

多分ここで食べるなら、こちらを選ぶのがベストかと思います。

正直、量とか少なくて値段には見合わなかったし(個人の感想です)

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大変おいしかったです!(大声)

食事の後は、再びバス乗車しオホーツク流氷館へ。

10分くらいベンチでバスを待っていたけど、昼間だと流石に汗をかくくらいには暑くなっていた。屋根のあるところで限界まで粘ればよかったと少し後悔。

オホーツク流氷館へは、網走監獄からバスで5分ほどで到着。

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ここではクリオネやら流氷の世界を体感できる。30分ほどで見終わるのでお手軽。

料金は750円とまぁ、少しお高め。(採算取ったりするためには仕方ない感じ。)

入場料を払って見学するのは地下1階にあります。2階はレストラン。3階は展望テラスとなってます。

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初生クリオネ。捕食の姿は見られず。道東では流氷の時期には普通にとれるらしい。

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KA☆WA☆I☆I !

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-15℃の世界。よくあるタオル振り回すやつー。

プロジェクトマッピングなんかもあり、お子さんにはより楽しい場所ではないでしょうか。ここを満喫できるだけ満喫して、退場。1階へ戻る。

1階には、来場記念に書き込めるボード(マグネットプレートに書き込んで張り付けるタイプ)があったので、自分も書くことに。

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可愛く書けたクリオネがポイント

流氷体験で体が冷えてしまったので、温かさ補給も兼ねて3階の展望テラスへ

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見晴らしのいい景色が気持ちいい。

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反対側

風が強く吹き、いい具合より少し体温が暖まってしまい耐えられず、景色にも浸りながらたくさん写真も撮ったので、屋内へ帰還。

 

ここの1階には流氷ソフトクリームなる甘味が販売されている。

つまりいただきます。

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流氷がイメージされている

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気になるお味は塩キャラメルです。

キャラメルの甘さと塩のしょっぱさの加減がとてもマッチしていて、おいしかったです。塩が少し強めな感じ。アイスで失われた塩分を補給。

 

アイスを食べてひと段落したところで、時計を確認するとまだ時間に余裕がある。

これはもう一か所巡れるな。

というわけで移動するのだが、長くなりすぎるので続きは④:part2へ。

 

今回こいつ文句しか言ってねぇな?

鉄道日本一周-<北海道編>③ 北竜・旭川

こんにちは、しゅー太です。

 

今回は、北海道編3日目を書いていきます。

朝6時起床、7時にホテルをチェックアウトしてスタートです。

旅に出ると会社行く時間よりも早起きになれるし、1日のモチベも高い

 

今日は写真多めです。 

 

[3日目:7月22日(月)]

まずは7:18発の特急で深川へ向かう。

目指す場所は、北竜町にあるひまわりの里

せっかく夏の北海道に来たのだから、一面の向日葵を見たいと思い計画に組み込んだ。

深川駅からひまわりの里に向かうには「深川十字街」というバス停から行くのだが…

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 いや、どれだよ

注釈がないから、どの「深川十字街」で待てばいいのか判断できない。

(下調べしてるときに真面目に頭抱えた。)

もうしょうがないので、当日現地で調べることにした。その結果がこれだ。

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ついでに時刻表

※上記リンクは2019年夏の時刻表なので、もし今後利用される場合は、

 各自最新版を入手されたし。

 (深川十字街 北竜中学校前 pdf の検索ワードで出てくる)

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8:16発のバスに乗車した

そして乗車時間は約30分ほど。「北竜中学校前」で下車。

そこから歩くほど約5分、、、

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到着!

 

ここにはひまわりで作られたの迷路があり、入れるのは9時から。

到着はそれより少し前だったので、迷路へは一番乗りとなった。

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他に人が来る前だったこともあり、向日葵だけを撮るチャンスがかなり多かった。
10時を過ぎると人が増えるので、行かれる方はぜひ、早い時間を狙ってみてはいかがだろうか。

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ただ、この日は風がとても強くずっと吹いていた。元々風が強い地域なのだろうか。

その後、帰りのバスの時間まで休憩がてらに、ヒマワリソフトなるものを購入。

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味は、ひまわりの種の少しのビターさが、ソフトの甘さとマッチしていて

とてもおいしかったです。

ソフトクリームを食べながらグダグダしていると帰りのバスの時間に。

バスで深川駅を経由して旭川駅へ戻る。

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帰りのバスの中から

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ちなみにその他の行き方は上記リンク先に掲載されている。(一応貼り付け)

portal.hokuryu.info

 

旭川に戻った後は、時間もできたので旭山動物園へGO!

時刻表

乗り場

楽しい楽しい

1人動物園の時間だぁぁぁぁああ!

 

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かわよい

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旭山動物園と言えばこれだよね。

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謎の距離感

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飛び込みは見せてくれず。パフォーマンスはそう安くはないようだ。

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あらやだ、イケメン・・・

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「何見てんだよ」最初こいつどこいるのかわからなくて、見つけるのに苦労しました。

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キタキツネもかわよ

こんな感じで動物たちを撮りつつ園内を一周。

2時間しないくらいで動物園を後にした。

(もっと写真載せたかったけど、くどくなるので、

いつかこの旅の写真だけ掲載した記事を作るかも)

 

ただ、やはりうだるような暑さからか、半数くらいの動物たちはぐでーっとしていた。

北海道とは言え、旭川は平気で30℃オーバーを記録する地域。

体調だけは崩さないで過ごしてくれることを祈りたい。 

 

そして、17:05発の列車で旭川を出発。

3日間お世話になった旭川ともこれでお別れである。

目指すは次の街、網走。そこで宿泊して観光は明日という手筈となっている。

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あばよ、旭川

 

当然のように、特急は指定席を予約。これが3回目。

乗車時間は、3時間40分となっております。

・・・ん?あれ、どこかで聞き覚えのある数字だな?(デジャヴ)

 

列車の中でご飯食べたり寝たりしているうちに、網走に到着。

駅に降りた時、真っ先に出た感想は「寒い」。

同じ北海道とは思えない。流石道東。

半袖半ズボンのお外を駆け回る系小僧スタイルには少し厳しかった。。。

この後は、宿にチェックインして

コインランドリーを回したら本日の行程は完了。

明日に備えて寝ました。

 

網走では、言わずもがなの網走監獄を含め3か所観光しました。

その話はまた次の記事、④にて。

 

次の更新は、少し日が開く可能性があります。

お仕事なければよかったのに、、、

【レビュー/感想】怪異作『〔少女庭国〕』

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みなさんはどういった物語がお好きだろうか。

一定の流行り廃りは確かにあるが、すべてのジャンルにおいて

ある程度の時を経ても一律に楽しめるというのは読書の魅力であると思う。

 

 

さて、近年に流行ったものに「デスゲーム」ものがある。

この類のもの中には密室に閉じ込められ互いに疑心暗鬼になり殺し合うが、

最後には主人公間のわだかまりが解け、助け合い、

状況を切り抜けるという筋の話がある。(個人的にはこういう展開は好物である)

 

久しぶりに上記系統の話を読もうかと本屋を物色していると

「ハヤカワ文庫の百合SFフェア」なる文字が。

そこで下記の本を見つけた。

www.hayakawa-online.co.jp

 

どの程度百合要素が入っているのかわからなかったが、女の子同士が戦い、

互いの腹を探り合い、最後には仲睦まじい姿を見せてくれる展開なのだろうか。

もしそうだったらぜひ読みたい。違うならそれはそれで構わない。

というわけで購入したのだが、とんだ化け物だった。

ぜひ読んでいただきたいので、ネタバレは控えるように記載する。

 

まず前提となるのだが、登場人物は全員これから卒業式を迎える中学3年生の女の子。

式の会場へ向かっていたが気が付くと暗い部屋の真ん中に1人で横たわっていた。

部屋は四角く石でできており、部屋には鉄製の扉が二枚向かい合うように壁に埋め込まれていた。片方の扉はこちら側にノブがなく開けられない。一方、反対側の扉にはノブがあり、卒業試験と題された貼り紙もされていた。曰く、

「ドアを開けられた部屋の数をnとし死んだ卒業生の人数をmとする時、n-m=1とせよ。

時間は無制限とする。その他条件も試験の範疇とする。

合否に於いては脱出を以て発表に代える。」と。

扉を開けると同じ間取りの部屋があり、同じく部屋の中央に女の子が倒れている、

といった具合である。

 

おそらくここまで見た読者は、「あぁ、扉を開いて1人になるまで人が減らす話なんだな」と考える人が多いだろう。

2章を読むまでは。

 

本の構成自体は2章仕立てで、1章は言わばチュートリアルとでも例えようか。

この物語の登場人物たちがどのような環境に置かれるのかを説明するパートと言える。

 

中心となるのは2章からだが、ここから急に毛色が変わる。

閉じ込められる人物が変わるのだが、その切り替わり頻度が尋常じゃない。

まるで「こんなケースがあった」とでも言うように、女の子が閉じ込められてどんな行動をしたのかを事実然として書き連ねているのだ。

これが最後まで続くのである。

途中、語りが物語体に戻る個所も何箇所かある。

それは、「脱出を選ばなかった女の子たちの話」だ。

 

この何もない石でできた空間の中で生きていくこと選んだ女の子たちがどういう結末を迎えるのか、、、

それがこの物語の軸となっていく。

 

デスゲームは登場人物たちが自らの人生へ戻るための手段から生きていく中での当然環境・自然の摂理へと変化し、中心性が消える。

後に残るのは、脱出という選択肢が取れなくなった後、そこに生きる彼女たちの純粋な心情のみである。

 

読み進める中で、感じたのは「一体俺は何を読んでいるのだろうか」という困惑。

かつてあった文明の成り立ち、特定状況下で人がとりうる選択の方向性の考察。

いっそ教科書を読んでいるかのような感覚にさえ陥る。

この本の特徴は、読み手を決して登場人物に感情移入させない、

読み手が本に介入できないという点にある。

本文の表面を流れるように、そこに留まることを許さない。

あくまでメタ的な視点で読むことを強いるのだ。

そういう意味では、演者ではなく「『少女庭国』という記録を読む役割」として

物語の一部になっていると言えなくもないかもしれない。

(ちなみに記録とは、本来、ある目的を持つ者が考察のためにデータを取り、その者と同じ志を持つ者がその結果に目を通す目的で記されるものである。)

これがこの本を面白くさせるギミックとなっている。

 

そして、この物語はどこを読み進めても絡みつくような重さをもつ。

物語中の閉ざされた世界のごとく、読み手に息をつく安心感をもたらさない。

緊張感があるわけではない。しかし、破滅の訪れを暗示させる。

そういう類の重さがある。

 

自分がこの環境下に置かれたらどうするのか、

考えながら読み進めてみると楽しいかもしれない。

 

 

しかしこの本、面白いには面白いのだが、いかんせん読みにくい箇所がいくつかある。

例えば、

・中学3年生という設定なので、あえて若者言葉(のような言葉)が会話文で使用されている。そのため、読者層がその言葉のニュアンスを捉えられる世代に限定されてしまう。

#とはいえ、そこまで難しいものは出てこないので、気にする程でもないと思う。

・一部会話文において誰の発言なのか理解しにくい。

といったものである。

読む際には上記の点を念頭に置いておくと、読みにくさが軽減されるだろう。

とはいえ、読みにくいポイントはそこまで多くないので心配はいらない。

 

楽しんで本書を読み進めてほしい。

 

 

ところで、「物語」というものはそれ単体では完結しない。

「物語」が存在するということは書き手の存在は前提に含まれているため除外するとして、別に必要なものがある。そう、読み手である。

読み手という主体がいなければ、物語は始まらない。

「少女庭国」の石の部屋。扉を開けなければ事態は進まなかったが、

もし、読み手がこの本のページを開かなければ、決して物語の中の時間が進みだすこともなかったはずだ。

果たして、彼女たちに扉を開けるようにさせたのは、本当は誰だったのだろうか。

 

読み終える頃には筆者が笑って嘲る姿が目に浮かぶだろう。

 

          この結果はすべてお前のせいなのだ、とーーーーーーー

 

鉄道日本一周-<北海道編>② 稚内

 こんにちは、しゅー太です。

 

今回は、北海道編2日目、

レオパ〇スをリスペクトしたとしか思えないホテル

を出るところからスタートです。(ちなみに1泊7000円でした。)

 

[2日目:7月21日(日)]

この日の目的は稚内観光。

朝9:00発の特急で稚内へ。各停で向かう場合は6時頃の列車で出発しても

到着は12時頃になるので、チャレンジしたい方はぜひ。

同じ時間使えば大体「東京から仙台か京都」まで在来線で行けるよ(実践済み)

 

この日は快晴とは言えないまでも、良い天気で車窓から見る風景も気持ちよかった。

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一面に広がる畑、どこまでも続く

写真をパシャパシャとっていると、畑の様子に異変が。。。

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よくわからない物体が畑のあちこちに・・・

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これは帰りに撮った写真。包装されずむき出しのもあるようだ。

他にも真っ黒な包装をされているものもあった。

調べてみると、どうやら剥き出しのものは麦わらをロールさせたもので、

牛さんのベッドに使われるみたいです。

包装されているものは、牧草でお察しの通りこちらは牛さんのごはんになります。

北海道では7月末から8月初め頃あちこちで見ることができるみたいです。

 

そうこうしているうちに稚内に到着。

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ワクワクが止まらない

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稚内は少し天気が落ち込んでいた。

まずは、最北端の地「宗谷岬」を目指すために13:20発のバスに乗る。

ここのバスはあらかじめ乗車券を購入して乗るタイプなので、

駅から直結している券売所へ。

おそらく現金払いをすることもできるとは思いますが、宗谷岬までは割引された往復乗車券が販売されているので購入をおススメします。

時刻表や料金:宗谷岬へ行くには | 宗谷バス株式会社

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宗谷岬に行くバスの乗り場はセコマの前のバス停

バスに揺られる時間は約一時間…

途中には風力発電も見られた。今度来るときは自走手段で旅行したいなぁ。

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北海道といえば風力発電

そして到着しました宗谷岬

最果て感がたまらない。目と鼻の先に樺太(一応ロシア)があるという事実も感慨深さに重みを与える。唯一残念なのは天気が曇りだったこと。これだけが心残り。

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最北端到達。この後近くの人に写真を撮ってもらう。

記念撮影を終えたら、最北の地を到達した証である到達証明書を100円で購入。

(こちらは近くの売店で購入できる)

バスの時間までは周辺散策。

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方向は助かるが、絶対に役割を果たせない案内標識

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恋人と撮れと言わんばかり。ぜひ撮りに来たいから彼女ほしい。。。

1時間滞在しないくらいでバスの時間になったので、宗谷岬を出発。

今度は晴れたときに。

 

稚内に戻った後は、帰りの時間まで近くの場所を観光

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有名な防波堤ドーム。稚内駅から徒歩5分。現在は野宿不可。

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稚内駅から約徒歩15分。ここには樺太記念館が入っている。

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樺太記念館。樺太がどういう場所だったかがわかりやすく解説されている。

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養狐場というものを初めて知った。

合間でセコマによって遅めのお昼を買って食べつつ、帰りの列車の時刻を待つ。

というか稚内駅、映画館入ってるんですね・・・。

このあたりの娯楽の中心って感じなのかな。

 

そして帰宅する時間に。

17:46発の列車で旭川へ。

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さらば、稚内また逢う日まで

帰りの列車も特急一択。

観光で疲れているであろうからと、予め指定席を予約済み。これで2回目。

 

ちなみに、特急を使って旭川-稚内間の移動時間は驚きの3時間40分

これまでも長距離移動はしてきたので、慣れていると思ったけど

意外と疲れてしまった。

 

この時はこれが今回の旅で一番長い移動時間だと思っていました。

 

2日目はこれでおしまい。

旭川についたのは22時手前。

1日目とは違うホテルにチェックインして翌日に備えて就寝。

 

③へ続く。

もしかしたら、別の記事を間に挟むかも。

鉄道日本一周-<北海道編>① 美瑛・富良野

こんにちは。しゅー太です。

 

つい最近、新潟で気温が40℃超えたらしいですね。

いよいよ人の住めるところじゃなくなってきたな。

旅をして地方を訪れる度に、東京一極集中する理由が身に染みてわかります。

便利すぎて関東抜け出したくない(甘え)

 

さて、今回から分割鉄道日本一周<北海道編>を書いていきたいと思います。

端折れるところは端折りますが、何回かに分けての投稿となります。

 

時期と期間は2019年7月20日(土)~7月25日(木)の5泊6日。

経路の大まかなイメージとして、札幌から時計回りに北海道を移動するイメージです。

 

[1日目:7月20日(土)]

朝6:50羽田発の飛行機で新千歳へ。

新千歳でまずしたことは、北海道フリーパスの購入。

こいつが今回の旅のキーマン。

簡単にまとめると、

・開始日から連続で7日間、北海道全域でJR乗り放題(特急も自由席なら〇)

・6回だけ指定席を追加料金なしで利用できる(但しみどりの窓口で事前予約は必要)

・それで料金は26230円(安い!)

 

www.jrhokkaido.co.jp

 格安航空の航空券とフリーパスがセットになっているものもあるが、使える地域が限定されていたり、日数が短いこともあり今回はこれを選択。

買ったあと、さっそく1回目の指定席を予約。これで快適に札幌から旭川へ向かえる。

 

そして、12時頃に旭川到着。

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思ったより発展していて感心した(失礼)

その後、電車を乗り換え美瑛駅に。

f:id:resyuta:20210429213527j:plain駅舎が意外にも綺麗だった。

ここからバスに揺られて約1時間、「白金青い池」へ。

時刻や乗り場はこちら

ホームページ→白金青い池 :: 一般社団法人 美瑛町観光協会


散策自体は10分程度で終わるが、ここにはそれ以外ない(強いてあげるならアイスの売店くらいはある)ので、バスで訪れる人はバスの時間に注意しよう。

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天気が悪く心配だったが、綺麗な青色を見せてくれた。

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美瑛駅に戻った後は、中富良野駅に向かう。
目的は、かの有名な「ファーム富田」のラベンダー。
駅からはファームへ直行する乗り合いの観光タクシーが待っているので、

それを利用してもいい。僕はケチなので歩いて向かう。

 

一人でお歌を歌いながら歩くこと20分、ファーム富田へ到着。
ラベンダーの他にも映えて咲く花の数々。・・・うーん、美しい!

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などと感慨に浸っていると、頬に打ち付ける突然の雨(しかも豪雨)。
いや、実は歩いているときからぽつぽつ来ていたので

「降るかなー?」とか思っていたけど、まさか土砂降りになるとは思わなかった。
仕方がないので、先にもう1つの目的を果たそう。
それは、、、

 

ラベンダーソフトの実食。
ここに来るなら絶対に食べたい。食べてほしい。
こいつが美味で、例えるならラムネに近い風味を持つのだが、後味がさっぱりしていてくどくない。控えめに言って最高。

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雨のラベンダーも悪くない(カメラ性能の問題で画質が・・・)

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雨も上がり、鑑賞再開

大体2時間しないくらいで見終わり、予定より早く引き上げることに。

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帰り際には虹のサプライズが

そして、帰りを早めたおかげで富野・美瑛ノロッコ号に乗車することに。

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乗れると思っていなかったので、すぐ近くのラベンダー畑駅ではなく中富良野駅まで戻ってしまう図。ただ、ここで乗る人は少なかったので運良く座れた。

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中はこんな感じ。

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このまま旭川に戻って、ラーメン食べてこの日はおしまい。(上の写真は旭川駅にて)


明日、2日目は稚内へ向かいます。

稚内では何が待ってるのか、楽しみですね〜。

ではではこの続きは「鉄道日本一周-<北海道編>②」で。


また次回。