しゅー太の奇譚回想記

興味の赴くままに、風のようにふらふらと

鉄道日本一周-<四国+α編>③ 徳島・高知

こんにちは、しゅー太です。

 

今回は一気に高知県まで移動します。

 

[3日目:5月1日(水)]

記念すべき令和元年元日。高松の天気は雨で、どうやら四国全体でも一日を通して天気が崩れる様子。こればっかりは仕方ないし、あんまり悪影響が出ないよう祈るしかない。逆に考えれば、雨の徳島や高知を拝める日なんてそうそうないから、とプラスに考えよう。

 

さて、まずは徳島行きの特急を待つために瓦町駅から高松駅へと向かう。

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高松駅。駅のデザインがかわいい。

そして、7:05発の特急で徳島へ。朝早いこともあってか、乗客はほとんどなしだったから貸し切りみたいで少し楽しかった(小声)

最初の目的地は祖谷渓のかずら橋。詳しくは下記参照。

雑に説明するとツタの橋。

miyoshi-tourism.jp

グーグル検索で調べれ見るとわかるのだが、距離的には徳島にわざわざ行かず、真下に延びるように高知行きの特急などが走っている路線があるので、それを利用すれば断然早く着く。

が、一応個人的に可能な限り海沿いの路線を利用することに決めているので、徳島経由で目的の駅を目指す。(乗り換えの待ち時間含めて、徳島経由の方がおおよそ2.5hくらいの時間差がある。勿論推奨なんてしません。)

 

幸い時間だけはあるので、ゆっくり目指すことにする。

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ヘタクソだからぶれてしまった。ポケモンに出てきそうな駅名。

 

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そして徳島駅に到着。(朝早かったので基本車内では寝てました。)

乗り換えまで1時間くらいあったので、お土産見たり、周囲を散策。本当はここにいる時間がもっと多ければ鳴門海峡も見に行きたかったのだけれど、それは次回のお楽しみということで。ここの個人的な感想としては、「建物はあるが何もない」といったところ。毎度思うのがこういった地方に住んでいる若者って、どうやって楽しんでいるんだろうね。やっぱり男女でよろしくする方に流れるのかな。

 

そして9:02発の列車で阿波池田駅まで向かい、そこで乗り換えを行い祖谷渓の最寄駅である大歩危駅に到着となる。着いた時間が10:37だったのでおおよそ3.5hの移動となった。(先に上げたルートだと1.5hで着く)

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これで「おおぼけ」と読む。初見で読めるような読めないような漢字。

さて、ここからはバスで移動、の予定だったがトラブル発生。

事前に調べていたバスの時刻表と駅に張り出されていたバスの時刻表が異なっており、12時くらいまでバスが来ない。

バスの時刻が変わるのはいいが、せめて接続くらい合わせてくれ・・・。

 

一応タクシー会社が2社あるようだが、どちらも駅前で待っているわけではなく電話を掛けたらくるとのこと。しかし、所有しているタクシーの台数が1~2台のため運が悪ければ乗るまでに相当な時間がかかることになる。さらに、ここからかずら橋のある場所までタクシーに乗るとなると少なくないお金が必要になる。

 

もし、大歩危駅からへ向かう場合にはバスの時刻があてにならないので、

1、事前に到着時間を予測し、その時間にタクシーを予約しておく。

2、他の旅行客と一緒に乗り合わせ運賃を浮かせる。

といった対策をとることをおススメする。

 

一応この後来るバスに乗ればかずら橋を観光できるが、そうすると今度は帰りの列車の接続の問題が発生し、高知の観光がまるまるできなくなってしまうので、断腸の思いで断念。ここに来れる機会も滅多にないだろうしなぁ。今でも悔しい。

 

とりあえず急遽プランを変更したわけだが、高知行きの列車が来るまで1時間あるのでコンビニで事前に買ったお昼を食べながら駅で待つことに。

察することができると思うが、他の田舎駅の例にもれず近くに何かを買えるお店はない。水分や栄養摂取のできるものはあらかじめ用意しましょう。

 

流石に暇なので写真を撮って時間を潰す。

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この辺りは子泣き爺伝承の発祥の地らしいですね。

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一つ目入道(左)と河童(右)。どうやらひと月前くらいに出来たらしい。こいつらはこの辺の地域に関係あるのか・・・・?

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かずら橋のミニサイズ。今回はこれで我慢。

そんなこんなで列車が来たので「いつか絶対リベンジしてやるぞ」という気概を残し、大歩危駅を後にする。気を取り直し目指すは高知。大歩危駅から高知駅までは1時間。今までの移動に比べればちょろいな。

 

そして何事もなく高知駅に到着。

だが、雨。しかも割と激しい。

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駅前で何かイベントをやっているみたいだったが、案の定観客は0。(なぜやったし)

とりあえず、お昼時真っただ中+雨による外出控え を考えると先に食事はNG。観光して時間をずらすために高知城を目指す。本当は桂浜に行きたかったんだけどこの雨だし、竜馬記念館だけ見るのも味気ない気がしたのでお城。

 

高知城近くまではバスがでているので、それに乗って移動。

そこから5分ほど歩いて高知城の門前へ。

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ここから舗装されていない道を歩くことになったので、雨でぬかるんだ足元に注意して城のところまで登っていく。

(途中この雨の中にも関わらずアイスを売っている人を見かけたが、売れたのだろうか・・・)

 

割ときつめの階段を登ってようやく入口へ。

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 思ったより行列ができていてびびるしゅー太氏。

入場料は420円でした。ぶっちゃけ中見るだけならそこまで時間はかかりません。

 

見学していい感じに時間をずらしたのでお昼に向かう。

しかし何故か「せっかくだしひろめ市場行くか!」と思い立ち足の向く方向を変える。(いつ行っても混んでるんだから時間ずらした意味・・・)

 

ひろめ市場は高知城から目と鼻の先にあります。徒歩5分位。

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雨ということもあり、人の密度は想像以上でした。

食べ物買うだけでも長蛇の列。結局食べたいもの買って座る席探してとやっているうちに30分以上かかりました。(1時間くらいかかった気がする・・・)

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かつおのたたきとから揚げ。その他もろもろで計2500円くらい。

メニューは明神丸さんの鰹のたたき(塩とタレ)とちびから本舗さんの塩唐揚げ。

かつおはお客さんにも見えるような配置で、藁であぶってくれてそれを食べることになります。あぶった時の熱気がこちらにも伝わてくると同時にあぶられたかつおの匂いもこちらへくる(気がした)。塩かたれどちらかだけでもいい気はしたが、せっかくなので両方注文。

から揚げもジューシーでおいしかったです。好みの味だった。。。

 

しっかり味わってご飯を食べ終えたら、気が抜けてどっと疲れが出たのを実感。

この後どうするかしばし考えつつ、お茶をすする。

結論として「無理に動いても明日に支障をきたすだけ」となり宿へと向かうことにした。高知駅から少し離れた場所に宿をとっていたので、そちらまで移動しチェックイン。今日の行動と元々組んでいたチャートとでかなり乖離が出てしまったので、明日以降にどう影響があるかを確認してあとはだらだらしたりしながら、少し早めに就寝。

 

次の目的地は愛媛県宇和島を経由しながら向かいます。

 

④へと続く。

 

(今回ほんと何もしてないな。)