こんにちは、しゅー太です。
約3か月振りの更新となりました。
昨今は新型コロナが世界的大流行を見せ、行動に自粛が求められたり遊びに行こうにもお店が営業していなかったりで、窮屈な感じですが仕方ないですね。
こんな時だから、過去の思い出を振り返り、
気持ちだけでも解放されたいなと思ったので久しぶりに触りました。
(他にすることが制限されたし、今戻らないと一生ブログ再開しない気がしたのである意味助かった。)
さて今回は福井や富山など北陸を中心に巡っていきます。
時期は2018年7月27日(金)~8月1日(水)の6日間。
もともと2019年のGWに実施した四国巡りをここでやろうと思っていたのですが、直前に起こった西日本を中心とした豪雨による土砂災害などにより、多くの路線が断線してしまったこと、被災地となって復興に尽力されている方々いる中で、ぶらぶら観光できるほど図太くもなかったので、時期を見送りました。
今思い出しても、あの当時の雨量は劇的だったと思います。2019年はそこまで多くなかったので、もう少しバランスとってくれ神様・・・。
せっかくなので詳細も→平成30年7月豪雨 - Wikipedia
というわけで、急遽プランを変更し、北陸へ行くことにしました。
休みもまとめてとっていたのと、四国に行く手段を先に抑えていたので、それを活用できる場所が限られていたことも決めての一つでした。
一つ難点があるとすれば、北陸はJRではなく基本第三セクターでの移動となるので、18きっぷ等のJRのフリーパス系のきっぷが使えないことですね。それぞれの会社でフリーパスはあるようですが、移動のタイミングもあって今回は特に利用しませんでいた。
というか下調べが足りなくて存在に気づけませんでした。
今まで金沢には何度か行ったことはあったのですが、それ以外の県に訪れたことがなかったので、せっかくだしいい機会かなと。
この旅に出る前は 、
富山や福井を単品で旅行する日が来るわけないだろ!!(失礼)
とか思ってましたが、「次はゆっくり堪能できるように計画して来たいなぁ」と思えるくらいには見どころがある良き場所が多かったです。
それでは、纏めて行きたいと思います。
[0日目:2018年7月27日(金)]
日中は普通にお仕事だったので、いったん帰宅し必要な荷物を取り、服を着替えて出発。
23時ごろ電車に乗車し、東海道線で小田原へと向かう。
何故わざわざ小田原に向かうのかというと
ムーンライトながらを利用して大垣まで行くためです。
※JRのホームページに紹介が見当たらなかったのでwikiを引用
ムーンライトながらとは簡単に言えば、「18きっぷの発売期間限定で乗車できる夜行列車」で、東京-大垣間を運行しています。夜行列車には他にサンライズ系がありますね。(まだ未乗車)
サンライズとは違い特急券は必要ないので、18きっぷさえ所持していれば指定席券を購入するだけで乗車することができます。指定席の値段は520円(当時価格)です。閑散期なら200円ほど低いです。
18きっぷは当時11850円なので日割りで考えると2370円。指定席券と合わせて2890円で岐阜の大垣まで移動することができます。現在の値段では18きっぷが12050円のため日割りで2410円なので、2930円となります。
これに乗車して、旅先で朝一から動こうというのが狙いです。
元々これで大垣まで出た後、四国へ乗り継いで移動しようとしていましたが、冒頭の理由から急遽予定を変更し、大垣まで出た後そのまま北上し福井入りを目指します。
ムーンライトながらはかなり人気のため、指定席券を取るのであれば1か月と1週間前から予約できるえきねっとから予約をするといいでしょう。(発券はみどりの窓口か券売機)
ムーンライトながらを利用する際のメリットは、
①安い、②夜間に動ける、③夜行バスよりは振動に悩まされない
などがありますが、以下のデメリットもあります。
・車内の明かりはつきっぱなし(アイマスク耳栓が必要な人は買っておくべし)
・座席は横一列のシート(通路の狭い新幹線みたいな感じ)
・場合によっては騒ぐ人たちと同車両になるかもしれない。
ネットをさぐればいいところも悪いところもより出てくるはずなので、調べた上で検討してみてください。自分は「一度は夜行列車に乗ってみたいな」と思っていたので今回使用しました。
それから東京ではなく小田原までわざわざ出た理由ですが、東京や横浜からだと23時台の乗車になり、18きっぷを使用してしまうと1日分消費してしまうので、0時を過ぎて乗れる場所として小田原駅から乗車することにしました。
夜間に走る列車の中から見る景色というものを楽しみにしていたのですが、中が明るすぎて窓に中の様子が反射。全く見えませんでした。悲しい。
また、幸い自分が乗車した列車ではうるさくする人もいなかったので、それなりに眠ることができました。
そして、5:50に大垣へ到着。そしてそのまま乗り換え米原へと進みます。
このまま北上して目的地へと向かいます。
氣比神宮には厳島神社の「大鳥居」、春日大社「一之鳥居(大鳥居)」と合わせて、日本三大木造鳥居と呼ばれる鳥居があります。日本三大○○と言われると見てみたくなる。
祭神は7神おり、主祭神として伊奢沙別命(いざさわけのみこと)という神様が祀られています。こちらは御食津大神(みけつおおかみ)とも呼ばれています。御食津神とは食べ物を司る神様のことで、御食津から転じて「氣比」と呼ばれるようになったと言われています。また、伊奢沙別命は古くから海上交通や農漁を始めとする衣食住の生活全般を守護する神として崇められてもいます。
氣比神宮まではバスで移動。大体5分しないくらいで着きます。距離的に歩けますが、今回は詰められるところは詰めて移動することにしたので、時間があれば帰りは歩きます。
氣比神宮前で降りて、朝8時に到着!
朝を狙ったのはそのあとの行動時間を増やすためという意図もありましたが、人が来ないうちに写真とかを撮っておきたかったのもあります。特に島根の出雲大社なんていつ行っても激込みですからね。8時くらいに着くくらいで個人的にちょうど良かったです。
まっすぐ進んでいくと松尾芭蕉の像が出迎えてくれます。
台座にはかつて中秋の名月を見るために氣比神宮を訪れた際に詠んだ詩が刻まれています。
他に見れるところは後回しにして先に参拝を済ませます。
朝早すぎたのもあり、お守り等はまだ販売されていなかったので、お参りだけ済ませて散策。社殿の横には「九社の宮」と呼ばれる本宮と関係が深い神様が祀られている社があります。
皇室ゆかりの地でもあるため、門には菊家紋が見られます。
敷地内には以下のようなものも存在します。
氣比神宮はそんなに広くないので、30分あれば十分回れると思います。
電車の時間もあるが、余裕はあるので帰りは歩いて駅へ向かいます。
敦賀駅から氣比神宮を繋ぐ大通りには「銀河鉄道999」及び「宇宙戦艦ヤマト」の名シーン等を再現したブロンズ像が設置されています。駅から見て右側の通りに「銀河鉄道999」、左側の通りに「宇宙戦艦ヤマト」が並べられています。氣比神宮へお参りの際には行きと帰りで違った楽しみを味わえるのが良いところかもしれません。
なぜ配置されているのかは下記写真にて。ところどころ抜けてるけどまぁ読めるやろ・・・
ちなみに私は像と解説をじっくり見ながら駅に戻ったおかげで反対側にある「宇宙戦艦ヤマト」の像を見ることができませんでした。
アホだね。
訪れた皆さんは是非どちらも見ていってください。見ごたえはあります。
時刻にして現在8:50。
ここから1時間かけて福井駅へ向かいます。
そんなところで今回はここまで。
福井に入った後は、永平寺や東尋坊、一乗谷などを巡っていきます。