しゅー太の奇譚回想記

興味の赴くままに、風のようにふらふらと

台風19号の影響にビビりながら京都を観光 ① (比叡山)

こんにちは、しゅー太です。

遠出するときに限って天気が悪くなるので、そろそろ雨男を認めざるを得ない。

 

今回は10月10日と11日の1泊2日で京都へ行ってきました。

ほんとは連休も使って大阪なんかも行きたかったんだけど、例の台風19号

 

12日から13日にかけて猛威を振るい被害をもたらした彼女のせいで、武蔵小杉は言うまでもなく長野など広い範囲で河川氾濫等の影響がありました。

皆さんは無事に過ごすことができたでしょうか。そうであることを願います。

 

さて、台風の影響は到来前から存在します。例えば、鉄道といった移動手段。計画運休の他、ギリギリなって移動しようとする人が殺到して乗れない、といったことも考えられますね。(みんな同じようなこと考えるし、実際みどりの窓口の行列はやばかった)

 

最悪、何が原因で帰れなくなるかわからなかったので、11日の金曜夕方には京都を発つことにしました。有給ずらせばよかったんだけど、ずらしたら次いつとれるかわからないからね

大人の世界って世知辛い(小声)

 

そんなこんなで纏めていきたいと思います。 

 

[1日目:10月10日(木)]

始発ぐらいの時間で地元の駅を出発して新横浜へ。

というか5時から6時の間で駅のホームに人がそれなりの数いたんですが、どうなっているんですかね・・・?

電車の中も座れないくらいには乗客いたし、日本の闇の深さを改めて実感した。

これで働き過ぎじゃないとかどうなっているんだ・・・。

もっと諸外国見習って、どうぞ。

 

京都へは新幹線を使う。

片道13500円で約2時間。普通に旅行行くと半分くらいは交通費に割かれているところあると思う。

 

JR東海さん利権独占してて儲かっているだろうから、少しは安くして♡

 

8時過ぎに京都に到着。最低年1回の京都訪問ノルマは今年も無事達成。

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やっぱり動き始めるなら人がなるべく少ない時間帯。それでも人がかなり多いけど。

出勤中の人たちを傍目にする観光は最高だぜ!(カス)

優越感大事、メンタル回復。そのための早起き。

 

なんていう冗談はさておき、この時間に着くようにしたのには訳があります。

 

今回、向かうのは比叡山延暦寺

行くにはいくつかのルートがあるのですが、京都駅から比叡山まで直通のバスが出ているのでそちらを使用する。

理由としては、

①他の手段に比べ安い

②乗り換えがないので、移動が楽

といった利点があったからです。

 

とはいえ、このバスは「特定の期間走っていない」且つ「午後には山頂行きのバスがない」という制約もあるので、汎用的に使える手段というわけでもありません。

あとは他の手段に比べると若干時間がかかるという所がデメリットですかね。(最大で30分くらいの差)

 

まぁ、この時期は使用できるので、朝来たという感じです。 

 

その他の交通機関や料金比較などはこちら方がまとめてくださっているブログが大変有益ですので、ぜひご覧ください。僕も大変助けられました。(割引情報も載ってます)

リンク貼ったの怒られたら削除します(チキン)

www.jisyameguri.com

 

「ケーブルカーで登りたい」などのこだわりがなければ、今回僕が採用したルートが一番安いと思います(断言)

 バスの時刻表は下記。ここからpdfで取得すれば常に最新版が手に入ると思います。

交通案内 | 天台宗総本山 比叡山延暦寺 [Hieizan Enryakuji]

 

ただし、「比叡山に行った後、同じ鉄道路線を使って別の観光地に行く」など、事情によって購入して利となるフリーきっぷなどは変わるので、各自最適解となるプランを採用しましょう。

その辺りも上記のブログでまとめて下さてるのでほんと参考になります(ダイマ

 

とりあえず、最低限の食糧の補充をしたら比叡山行きのバス停へ。

バス停はロータリーの烏丸口のC6のりばです。

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画像は「京都市バス・地下鉄ガイド」さんから。画像手前が京都駅。

こちらのバス停は「嵐山方面」に行くバスの乗り場でもあります。

わかりずらいですが、嵐山行のバスとは別に比叡山行きの乗客のための導線地面に敷いてあるので、そちらに従って並びましょう(1敗)

※導線について

嵐山行・・・横向きの導線(D3バス停方面に伸びている)

比叡山行・・縦向きの導線(C2バス停方面に伸びている)

 

比叡山に向かうバスの会社はいくつかありますが、すべてこのバス停から出発するので気にしなくてよいです。

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時刻表から13時台以降がないことがわかる。

8時30分発のバスで比叡山を目指す。

山頂までは行かず、「延暦寺バスセンター」で下車する。

 

延暦寺には『東塔』『西塔』『横川』の三つのエリアがあり、「延暦寺バスセンター」は『東塔』の最寄となる。なのでまずはこのエリアから観光する。

「東塔」というバス停もあるが、こちらは坂本ケーブルを利用する場合にバスを乗り継ぐためのバス停となるため、今回はただのトラップです。

 

乗車から1時間ちょっと、9:45に延暦寺バスセンターに到着。

徒歩一分ほどでチケット売り場に到着する。

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流石にこの時間だけあって人はまばらだった。10時を過ぎると車勢が押し寄せる。

さっそく購入…の前に「比叡山内1日フリー乗車券」を購入しに行く。

画像には写っていないが、画像右手にお土産屋さんなどが入っている建物(バスを降りたら正面)で購入できる。先に述べた3つのエリアは歩いても移動できるといえばできるが、移動に1時間くらいかかる。マゾでもない限り観光でしかも山道を歩く奴はいない。山内には各エリアを繋ぐシャトルバスが走っているので利用することを推奨する。特に全てのエリアに行く場合には、フリー乗車券を購入した方が確実に安く済む。

記事詳細:お得な乗車券:運賃|京都バス株式会社

料金は1000円なのでそこまで高いということもないだろう。

 

ちなみに、シャトルバスは30分に一度の頻度なので、時刻を見ながら臨機応変に行動しましょう。タイミング間違えると無駄な待ち時間ができてしまうので注意。

 

何故これを先に購入したかというと、この乗車券があると延暦寺の拝観料が100円引きとなる。

これによって700円かかるところ600円で券を購入できる。どうせフリー乗車券を買うので先に買っておいた方がお得です。

 

延暦寺の拝観券は3エリア共通のものとなっており、あるエリアで一度買えば他のエリアで別途購入する必要はなくなる。なので、購入した後も適当に扱わず、なくさないよう大事に持っていましょう。

 

では、いざ入山。その前に簡単にあらすじ。

 

比叡山延暦寺」というのは一つのお寺の名称ではありません。

比叡山には無数のお寺が存在し、その総称として「延暦寺」という名前がついています。

主に鎌倉時代の仏教の開祖を輩出したため、日本仏教の母山とされています。

延暦寺を開いたのは天台宗を開宗した最澄。(大学受験の頃「天才・真空(天台宗最澄真言宗空海)」で覚えたアレです。・・・覚えたよね?)

 

唐に渡り、仏教を学び比叡山延暦寺を開き日本に広めた方ですね(ざっくり)

 

東塔には「根本中堂」など延暦寺の中心となる建造物があるエリアです。

建物内は大体撮影禁止だったので、外観の写真ばかりになります。

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大講堂。中には仏教を広めた方々の像や人物画などが配置されている。

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根本中堂。

現在は改修中のため、残念ながら外観はシートに覆われてしまっている。改修は2016年頃から始まり約10年かけて行う模様。詳しくは下記。

www.hieizan.or.jp

一応、中から改修されている様子をみることもできる。

 

根本中堂には1200年消えずに灯され続けている「不滅の法灯」がある。

 

ただ、シートが覆われより密閉されている空間になったためか、煙が滞留して若干視界が悪い。(元々そうだったのかは流石にわからないが、煙たいので喘息持ちの方は注意した方がよいかもしれない)

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文殊楼。根本中堂の正面にあるきつめの階段を登ればすぐ。迂回路も勿論ある。

2階に上って中を見学することもできる。画像左(人が集まっているところ)の奥に入口があり、右側(子供たちがいる方)から出てくる。

しかし、その上るための階段がかなり急。お城とかに行くと「角度あるなぁ」って思う階段に遭遇したことがあるとは思いますが、あれの比ではない。

階段がほぼ垂直とかいう人でなし仕様

「設計者ほんとお前ええかげんにせぇよ」と悪態をつきたくなるぐらい。

手すりもぼろいので大きい荷物を持って上がるのは極限に厳しい。

あと足腰に不安がある方は、悪いことは言わない。諦めましょう。

 

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開運の鐘。50円納めることで誰でも自由に鐘を突くことができる。

「50円で開運できるならハイリターンやん!」ということで、勿論僕も鳴らしました(一人で)。控えめにならして謙虚アピールもできたところで次へ。

 

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阿弥陀堂(右)と法華総持院東塔(左)

こんな感じで東塔エリアを観光。全部見て大体1時間くらい。

今回は国宝殿(別料金必要)入らなかったので、それ入れたらもう少し時間かかるかも。

 

11:06のバスで西塔エリアへ向かう。

 

②へ続く。

 

(四国の自省まとめもタイミング見て投稿しような)

鉄道日本一周-<四国+α編>⑥ 山口(秋吉台)

こんにちは。しゅー太です。

 

今回は広島を立ち、山口の観光をします。

ここで少し補足を。

 

私事ですが、広島には3年ほど住んでいた時期があり、且つ何度か訪れたこともあるので、元々今回はうさぎ島以外寄る予定はありませんでした。

ですので、次への出発となります。

まだまだ行けていない場所もあるから、そのうちってことで。

 

今回は写真多め。

 

[6日目:5月4日(金)]

この日も前項にある通り快活クラブ(ネットカフェ)から出発です。

快活クラブってめっちゃえっちなお店みたいな名前してるよね(IQ3)

 

広島駅を7時過ぎに出る列車に乗るために6時半過ぎに出たのですが、広島駅に着いてここで一つの教訓を得ました。

カメラは肌に放さず持ちましょう。置き忘れます。(2敗)

 

いつもは、カメラをケースに入れてバックバックに突っ込んでいるのですが、「出すのが面倒だなぁ」と感じたので斜め掛けのポーチを購入・装備したのですが、結局財布をバックパックから出すときにポーチを外す→置く→忘れるというアホを晒す始末。

 

その上、外す動作にひと手間加わるので素直に邪魔。間違いない、こいつはリストラですね(無慈悲)。

 

仕方がないので、ネカフェまで取りに戻りましたが、そのせいで乗りたい列車に乗れなかったため、錦帯橋に行く予定でしたが向かわないことにしました。

次の楽しみに取っておきましょう。

 

さて、今回のメインスポットは秋吉台にある秋芳洞です。(ちょっとだけリンク違います。)

秋吉台カルスト台地秋芳洞は鍾乳洞で、どちらも有名ですね。

説明は後程。

 

ちなみにこれ読みは「しゅうほうどう」ではなく「あきよしどう」です。

秋吉台にあるんだから読みはそのままだろうに、どうやったら間違えるのか僕にはよくわかりません(余計な煽り)。

「しゅうほうどう」の方が読みにくい・・・読みにくくない?

 

 7時半過ぎに広島を出発し、岩国を経由し10:15頃にようやっと新山口駅へ到着。

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朝早く起床からの3時間乗車は体に堪えますよぉ。

ここまでの疲労の蓄積も相まって最初の1時間くらいは座れなかったけど、座れてからはほぼ爆睡。いよいよ限界が近い。

 

さて、ここから秋吉台へはバスで向かいます。

バスターミナルへは在来線改札口を抜けたら、右手(北口方面)に歩いていきます。

改札のあるフロアは2Fになりますので、1Fへ降りる必要があります。

まぁ、探すまでもなく階段等が見つかるので、苦労はしないと思います。

 

バスターミナル近くにバス案内所がありますので、そこで秋吉台秋芳洞)行きの乗車券を購入することができます。

往復割引などはありません。片道1170円。行き帰り分をきっちり払って購入しましょう。(新山口行きの切符は秋芳洞バスセンターで購入できます。)

向かい易さや訪問者数考えても、高千穂でさえ往復割りの乗車券販売してたんだぞ。もう少しやる気出せ。

 

他にも山口駅や、下関からもバスで秋吉台へ向かえるそうですが、今回の旅で一番接続がよかったので、新山口を利用しています。

詳しいアクセス方法・時刻表→アクセス | 山口県美祢市 秋吉台国定公園 観光情報

 

 バスに乗ってから50分しないくらいで、秋芳洞バスセンターに到着です。

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画面の建物でマップなどの情報収集をするのもよいかもしれません。

ここから秋芳洞までの道は単純なのでまず迷うことはありませんが。

バスを降りたら画面奥に向かって歩いていきます。

通りに「秋芳洞はこっちだよ」的な看板も出ていますので、指示に従えば10分ほどで秋芳洞の入り口に到着します。

 

通りには少ないですが飲食をできるお店もありますので、お昼を取ることが可能です。

バスセンターの近くにも食べられるところはあります。

(地方だと観光名所の近くなのに飲食店がまるきりない事態にも稀に遭遇するので、確認はしておきましょう。)

ただ、裏を返せばそこに人が集中するということでもあるので、時間には気を配るとよいでしょう。

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着いた!

画面左下にも見える通りこの近くにはソフトクリームを販売している店があります。
それも種類が豊富。この日は大変暑かったため、お店の周りにはお客さんが沢山群がって集まっていました。

 

食べたいなぁ。

流石にこの中並んだりするのは時間も使うし、余計に疲れる・・・。

いいもん、鍾乳洞入って気持ちよくなるもん。。。

という感じでスルーして先へ。

 

看板の下に入ると入場券購入のための長蛇の列が。

「こんなに来てるのか・・・」と思いつつもどうにもならないので、列に加わる。

幸い、複数受付のためかそこまで待たなくても入場券が買えそう。

10分くらいで買えました。やっぱりGWはどこも混むね。

学生時代にもっと自由に動けばよかった。

 

入城料は当時は大人一枚1200円でしたが、現在は1300円に値上がりしているようです。詳しくは下リンクを参照してください。

karusuto.com

 

券も買ったので、準備万端いざ入場!

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楽しみだぜ!

と、入った瞬間出入口付近のベンチ下に猫発見。

つられてカメラを構えながらふらふらと吸い寄せられる。

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かわいいにゃ~ん

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こいつ誘っているな?げへへ、それなら手を出さ(カメラを取ら)れても文句は言えねぇよなぁ?

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それにしてもめっちゃ人馴れしてるなぁ。サービス精神もたっぷり。

よし、これでPVが増えるな

ちなみに、1時間半くらい鍾乳洞を観光してして出てきた際も同じ場所にいました。
なんだこいつ。

 

写真撮影もほどほどに、鍾乳洞へと足を向ける。

入口から鍾乳洞へは歩いて5分ほどの距離がある。

 

秋芳洞は、秋吉台国定公園地下100m以下に存在する鍾乳洞で、日本最大規模を誇ります。

全長は約1㎞(観光できる範囲)で1926年以前は滝穴(瀧洞)と呼ばれていたみたいですね。瀧洞とかかっこよすぎるからこのまま呼び続けて(願望)。

 

中は大変涼しく、一年通して17℃前後の気温を維持しているため快適ですが、夏場は軽く羽織るものがあるといいかもしれませんね。

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入口前。綺麗だよね。

 

以下中の様子。雑に写真を貼り付けていくスタイル。

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手前に人だかりができているのは、「別料金を払うと写真右手前から細い道を通って画面中央奥から戻ってこれる」という安全性が保障されたアトラクション?を待っている人たち。奥はその出待ち。

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そして、半ばまでくると、地上まで出られるエレベーターへの道が現れます。

このエレベータは、秋吉台カルスト展望台へと向かうためのものとなります。

 一度屋外に出ることになりますが、入場時に購入したチケットの半券を見せることで再入場が可能です。向かうことも考慮し、なくさないようにしましょう。

 

外に出ると左手側に坂があるのでそこを登っていきます。

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見ての通りそこまで傾斜はきつくありません。

こんな感じのところを歩いていく。10分もしないうちに展望台へ辿り着けます。

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到着&展望台からの景色。

秋吉台カルスト台地

カルストとは「石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、土壌水、地下水などによって侵食(主として溶食)されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)である。 化学的には、空気中の二酸化炭素を消費する自然現象である。(Wikipedia引用)」とのこと。

 

要は、水かなんかで削られてできた石灰岩が沢山ある地形ってわけ(大雑把)

 

秋吉台は「日本三大カルスト」に数えられ、日本最大規模を誇るカルスト台地になります。他は愛媛と高知にまたがる「四国カルスト」、福岡にある「平尾台」があります。

 

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写真じゃ感動をお届けできない(雑魚)

秋吉台はドライブコースにもなっており、天気のいい日には格好のスポットになること間違いなし。

 

展望台近くには、売店があり中で食事を取ることもできます。僕は未練を振り切れずここでソフトクリームを購入。味は確か梨だった(このあたりの名産みたいですね)。

 

景色を眺めながらしばしぼうっとする。

空とか見ながらこういうぼうっとする時間が好きなんだけどあまりわかってもらえなくて悲しい。

 

一枚目からもわかる通り道が奥に向かってあるので歩いてもある程度行ける様子。

ただ、歩くとどこまでもいけそうで時間もかかりそうなので、この辺りを適当に散策して満足したら切り上げました。

 

そして再び秋芳洞に戻る。

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わかりにくいけど、上の棒みたいな個所から垂れた水滴が積もって下の岩になった、みたいな感じだった気がする(記憶喪失)

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かなり広い。こういう冒険感はワクワクする。

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めっちゃ滑りそう

以上、こんな感じでした。

ちなみに写真から察することができると思いますが、カメラで撮った際にかなり光を取り込むように設定したので、ここまで写っています。

ちなみに何もしなかった以下の通りなので、参考にどうぞ。

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入口付近。差し込む光があるのでライトはまだない。

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これでも光を取り込んでいる方。もう少し暗い感じかな。

 

大体一時間ちょっと楽しんで、秋芳洞を撤退。

ボリュームもあって満足。この後は、九州の小倉まででる。

九州一周をした際は列車で九州側から下関まで出なかったので、これで本州と経路が繋がる。

 

小倉には祖父母の実家があるので、今回はそこに宿泊する。

九州一周からは一年半ぶりくらいだからそこそこ久しぶり。前回は10年ぶりくらいだから歓迎が凄かったけど流石に落ち着いていて安心。

 

そして、安心ついでに就寝翌日、発熱しました。

はい、これがこの旅最大最後のトラブルですね。ここまで無理してきたものがたたったのと、緊張感が途切れたのとで一気に反動が来ましたね。アホすぎる。

 

もうこんなんすぐさま帰宅一択ですよ。2日後には仕事もあるしこれ以上無理できない。

迷惑かけてごめんじいちゃん、ばあちゃん。。。

 

本来の予定では特急で小倉→萩、そこから出雲まででて松江、翌日松江観光して帰宅の計画でした。

 

朝一で特急券等を払い戻し、そのお金で新横浜までの新幹線の自由席券を購入。流石に指定席はなかった。

ちなみに、小倉で特急券の払い戻しをする場合は、みどりの窓口ではなく在来線改札に隣接している窓口(間違えて入場したから出してほしい、とか相談する窓口ね。例え下手か。)での清算となります。

 

またピンポイントすぎてどうでもいい知識を身に着けてしまった。

 

こんな感じで今回の旅は終了。

反省だらけの内容だったけど、そのあたりは⑦まとめ編で。

最後行けなかった島根日本海側は、また今度三日間くらいで回ろうかと計画中。

 

先に京都だけどな。

⑦へ続く。

 

鉄道日本一周-<四国+α編>⑤ 愛媛(今治)・広島

こんにちは。しゅー太です。

 

前日泊まったネカフェで「〇等分の花嫁」を一気読みして寝不足になりました(アホ)

話題になってたしせっかくだからと読み始めたら最後までやめられなかった僕を許してほしい。旅先だろうとせっかくネカフェに泊まったなら、何か読まないと損した気がするよね?それだよそれ。あと三玖好き(小声)

ずっと学生たちがうるさかったから仕方ないね。

 

そんな感じで体力が底をついたまま今治城に向かう所からスタートです。

 

あと先に言いますが、今回タイトル詐欺です。繰り返し言いますがタイトル詐欺です。

これでもう僕に責任はない。

 

 

[5日目:5月3日(金)]

予め立てたガバガバチャートは(案の定)既にボロボロ。予定ではまだ松山にいる朝8時、ネカフェをチェックアウトして出発。

 

ゆっくり歩いて15分位で今治城に到着。開場は午前9:00なので、それまでは適当に散策。

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高麗門側の入口

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反対側の鉄御門

お城の敷地内にある神社等を見ているうちに開城時間が近づいてきたので券売所の前で待機。来たときは人がほとんどいなかったが流石に、直前の時間だとそれなりにいました。とは言え、待っていたのは10人もいなかったけど。

 

それにしても、こういう所に来るとなぁんでお年を召した方ばかりで、若者の姿が全く見えないんですかね?(当たり前)

 

入城料は大人500円です。よくある券売所のようなものはなく、用意した長机を挟んでお金や入場券のやりとりをするという初めて遭遇するタイプでした。

まぁ一階部分がかなり狭くて料金所を新設できないだろうなっていうのが一目見て理解できるくらい。(できるほどの予算があるかという問題もあるが。)

 

高松城の時にも少し触れたましたが、今治城は水城です。そしてその今治城の最大の特徴はなんといっても、海水を引いたお堀があるということでしょう。

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お堀の幅も広く、というか当時は直接海と接しており、今治の強みであった海上交通をより活かした構造となっていました。(今は道路拡張のために内堀の一部が埋め立てられている。)

それでもお堀の広さから、当時の防御性能をうかがい知ることもできる。

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このように海水の流入口がある。つながる先は今治港の内港。

海水を引いているため、お堀の中ではエイやサメなどが泳いでいる姿を確認できる。

らしいのですが、僕は見ることができなかったので、きっと人を謀り嘲るために作られた嘘です(半ギレ)

 

楽しみにしてたんだけどなぁ・・・。残念。

 

ちなみに、一部真水になっている個所もあるらしく、海の生物と一緒にメダカも生息する生態系となっているらしいです。案内板があったのですが、取り忘れました(無能)

 

閑話休題

 

今治城天守は五重天守となっており、当時としては最新鋭の層塔型の天守となっています。しかしそもそもの話として、この天守に関する歴史的資料の存在が乏しく存在そのものが疑われています。(現在の天守は模擬天守であるが、元あった天守の遺構すら見つかっていないため。)

そのため、当時の再現とはなっておらず、事実に基づいていない天守となっています。

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模擬天守と築城を行った藤堂高虎

内部の写真は撮影禁止のため(ここは忘れたわけじゃないから)ありませんがそこまで大きくありません。40分くらいで見終わります。

ゆっくり見たらもう少しかかるかも。

 展望フロアは写真OKです。

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展望エリアからの写真。瀬戸内海とどれくらい近いかがわかる。左奥にはしまなみ海道

そのほかに今治城には三つの櫓がありますが、誰も興味ないと思うのでカット。

そこ、全部興味ないとか言わない。

全体の滞在時間は櫓と合わせて大体一時間見積もっておけば問題ないかと思います。

 

ここで残念なお知らせ。この日の見どころポイントはこれにて9割終了です

(だからお城の解説で行数稼いでたんですねぇ。正直これ削ると記事薄すぎるから書いてたけど、ま、言わなきゃばれへんやろ)ろ)

 

さて、今治城を観光し終え、駅へと向かう。流石に歩くと時間がかかるのでここはバス。鉄御門から出て通りにでると左手にバス停が見えます。料金は今治駅まで200円。

時間は10時過ぎで駅までは10分位で着きます。

 

ここから一気に鉄道岡山を経由し広島の忠海から大久野島を目指します。

www.takeharakankou.jp

別名「うさぎ島」。こちらの名前で耳にした方が多いのではないでしょうか。メディアにも多く取り上げられ、今や知名度はオーバーフロー寸前。島内には繁殖したうさぎが自由自在に独立闊歩、まさにここはラビットヘブン。思う存分モフりたい。そんなあなたの願いをかなえる夢の島となっています。

 

せっかく近くまで来たのだから、ぜひとも寄ってみたい。撮れ高も期待できる。寄るしかない。日頃の疲れを癒したい(本音)。

 

そんなわけで向かおうとしているのですが、

 さて、ここで大久野島の位置関係をおさらいしておきましょう。

画面の赤いマーカーがもうみなさんご存じ「大久野島」です。

そのまま下に目線をずらすと現在地である「今治」となります。

もうお気づきですね?僕が使うのは岡山を経由するルートです。これを時間の無駄遣いと言います。覚えておきましょう。

 

実際、今治からはバスか車でしまなみ海道を通り、「大三島」でフェリーに乗り換え大久野島へ向かうことができます。(年中利用できるルートではありませんが。)

最短距離で、真っ直ぐに向かうことができます。謎に長い時間電車に乗る必要もありませんしお金を使うこともないので、賢いみなさんはよく考えて使用ルートを選定しましょう。

 

まぁ、この旅が「鉄道日本一周」かつ今治-高松間を通っていない時点で僕には他に選択肢がないし、気分と時間次第では丸亀城に寄ろうとも考えていたので問題なしです。

 

今治からは特急で岡山までの列車が出ているので、岡山まで進みそこで乗り換えて忠海駅を目指します。

気を付けたいのは、四国フリーきっぷを使用している場合、瀬戸内海を渡っている際に通過する児島駅」までが適用範囲となりますので、児島駅-岡山駅間の差分料金を支払う必要があります

 

また忠海駅はSuicaPASMOといったICが使用できない(※ICOCAは使える)ので、岡山駅から向かう場合はきっぷを購入する必要がありますが、普通の券売機では忠海が選択肢に表示されません

よって、「みどりの券売機」を使用して購入することになります。もしくはみどりの窓口で手続するかの2択ですね。

 

 さて忠海まで省略。なんたって乗り換え含めて、ただただ4時間移動しただけだからね。書くことないよぉ、お兄さん困っちゃう。

強いてあげるなら瀬戸内海を眺めながらゆっくりと進む列車もなかなか乙なものでした。ただし写真はない。正直な話この時から既に体力の限界が近く、写真撮る元気はなかった。今度来たときは尾道あたりで下車してみたいかな。

 

今治を10時半ごろに出て、忠海には14時半ごろに到着。

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思ったよりきれいだった。

駅を出て右手に歩いていく。5分くらいすると右に踏切が見えてくるのでそこを渡ると大久野島へ向かうフェリー乗り場がある。

歩いていると前方に誘導員と思われる方が立っている。そしてなんか言ってるなぁ…。

 

誘導員「現在フェリーの待ち時間は3時間待ちとなっております!

 

もういいだろっ!!

ほんと、ぶっ飛ばすぞ。

 

などと疲労故のやさぐれ心がマックスハート。夢と笑いたいが現実は厳しい。昨日からこんな目にしか合っていない気がする。

フェリーは基本時刻表通りなら30分おきに来るのだが、大小と2つの船のタイプが交互に来航するイメージ。収容人数の問題もそうだが、やはり車で来る人も多く大きいタイプの船待ちもネックになっている様子。

そして何より3時間後に出発するとこちら側に戻ってくる船には乗れず、必然選択は撤退。島で泊れないこともないが、ホテルは考えるまでもなく既にいっぱいだろう。

 

また別の機会に計画を立てて訪れるね。できれば平日に。

GWということも相まって人の集合具合が半端なかった。

流石に「まぁ多少混むだろうけどいけるっしょ」的な思考でいた頭ゆるゆるな過去の自分をぶん殴りたい(自業自得)。

 

広島に向かう列車は幸運なことに30分しないうちに来たのでそれに乗車して広島へ。

乗ったのは「瀬戸内マリンビュー」という観光列車。

観光列車詳細:瀬戸内マリンビュー

外観・中の様子はリンク先見て。ご想像通り写真は撮ってない。

というか疲労の他に落胆がひどすぎて、もう何もする気が起きなかった。いやほんと自分がバカなだけなんだけど。

皆さんも気を付けて。

 

広島には16時半手前くらいに到着。列車の中で多少回復したので、せめて名物を食べようとなり駅チカのお好み焼き屋さんへ。(だってこの日まだ1時間お城見ただけだったから・・・)

 

訪れたのはこちら「麗ちゃん」

www.o-reichan.jp

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注文したのは「スペシャル(八戸産イカ入り・生エビ) そば又はうどん入り」。多分。

相変わらずおいしそうに撮れない自分のカメラ技術を嘆きつつ、いただきます。

出来立てを食べられるのも最高だけど、やっぱりお好み焼きにはそばが入ってないとコレジャナイ感を持ってしまう。魚介の他にも野菜たっぷりで僕満足。味も個人的に濃すぎずいい。

 

ずっと「おいしい・・・おいしい・・・」といいながら食べる変質者になってました。

というか食べ物にこだわりがなさ過ぎて、適当に取るのは本当良くないとこの旅が終わってから学びました。そのせいで台無しになる事態になってしまったしね。

 

食べ終わった後は、中心街にある快活クラブに沈んで就寝。

明日も朝早いから、ちゃんと休もうね。

 

次回は山口県を観光します。…「広島の観光は」だって?

 

忠海で行列見てきたでしょ。

 

⑥に続く。

鉄道日本一周-<四国+α編>④ 愛媛(宇和島・松山)

こんにちは。

最近恋愛や食事に興味がちょっと出てきて、少し人間らしくなったしゅー太です。

 

今回は愛媛まで進みます。

 

[4日目:5月2日(木)]

本来は今日の午前中に高知城を見に行こうと思っていたが、昨日見学してしまったので、今日は早めに高知を出発し進めるところまで進むことに。

前日とは打って変わっての快晴。気持ちのいい移動時間になりそうだ。

ひとまず窪川まで向かう。

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思ってたより栄えていた感動をありがとう(一言余計)

そして窪川に9:30前に到着。

さてここから宇和島へと舵を切ります。

結構ギリギリまで四万十川をサイクリングしながら観光するか悩んだけど、いろいろ加味した結果、今行っても満足しないだろうということで見送ることに。北海道もそうだけど、やっぱり自走手段持ってきたいよね。

 

さて乗り換え、とホームを歩いていると乗車する列車が見えてき、た・・・?

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0系⁉0系じゃないか!

かわいい(断言)

こちらはJR四国の観光列車「ホビートレイン

一両編成の列車で一日2~3往復しか運行していないレアな車両です。予定を前倒したおかげで運良く乗れました。(存在は認知していましたが、出発前に調べた際に「時間的に無理だなこりゃ」と断念したので頭の中からすっかり抜けていたので思わぬサプライズとなりました。)

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鉄道模型がずらり。子供がとても喜びそう。

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中にはポストも。記念に出すのも面白いかもしれない。どこの地区から出た扱いになるのかは気になる。

中の様子はこんな感じ。ホビーとつくように、鉄道模型が展示されている。まさに「列車とともに旅をする」といった様である。

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途中、駅にて停車し休憩トイレ休憩の時間に。絵になる。

このホビートレインは観光列車のため全ての駅に停車するわけではないようなので注意されたい。

また窪川宇和島間は一部第三セクターである土佐くろしお鉄道になるため、利用される場合は念のため料金について調べておくこともおすすめする。まぁ、大抵フリーきっぷの場合は、そこも考慮されているから問題ないはずだが・・・。

 

さて、道中一人旅をしていたと思われる乗客が急に痙攣して倒れたかと思ったら、たまたま居合わせた医療従事者と思われるご夫婦が介抱にあたり、救急車を待つために急遽近くの駅で停車。一方意識を取り戻した乗客は記憶が混乱して自分の名前すら言えない状態で興奮状態だったが、お医者さんのおかげで落ち着きを取り戻し、病院に搬送宇和島に到着した際、駅員から感謝の言葉とともにご夫婦の(おそらく)お子さんにプレゼントを渡す

 

という、もっと細かく描写すればそれだけで一本の記事が書けそうなトラブルに遭遇しつつも終点宇和島駅に到着。実際、あのご夫婦がいなかったら車内は大きな混乱に見舞われていただろうから本当に感謝しかないし、あの一両しかない列車で偶然乗り合わせるという奇跡。「こんなドラマみたいなことがあるんだなぁ」と場違いながらそんな感想を抱いていた。(倒れた人もあのあと何もないとよいのだけれど・・・)

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宇和島駅。南国を彷彿とさせる駅前。宮崎駅に近いかな。

そんなこんなで、この旅一番印象に残った出来事に遭遇したあと目指すは宇和島城

 バスで5~10分くらいだったので、歩いてもそんなに時間はかからないと思われる。ただ、暑かったのでここは躊躇なく文明の利器に頼る。

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登校日の有無で運行が変わるのは初めて見たけど、よく考えれば地方だと合理的か。

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宇和島城門前

 バス停から徒歩1分くらい。少しこじまんりしているから一瞬「これ・・・?」と疑心暗鬼になる。

ここから天守に向かっていく。途中スロープで向かう道と階段を使用する分かれ道があったが、スロープだと遠回りになるようだったので、階段を選択。まぁ、足腰悪いわけじゃないからね。道中の階段は足元悪い+昔の石段のままなので均等ではないため訪れる際は無理のない方を選んでください。

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見ての通りの感じ。

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こういう雰囲気の道を歩くの好きだから嬉しい。

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ここまで来ればあと少し。

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天守に到着!

こじんまりした天守で、雰囲気としては彦根城を彷彿とさせる感じでした。

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恒例の天守からの風景。毎回そこまで変わるとは思っていないのに何故か登ったら撮ってしまうのは私だけ?

大体一時間くらいで見終わり、下山し駅へと戻る。時間もあるので歩いて向かう。

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駅近くからまっすぐに伸びている商店街

地方特有・・・ではなくなりつつあるシャッター街。別日にもしかしたら開いているのだろうか・・・。わかってはいても、やはり物寂しいものがある。そういえば福井の敦賀もこんな感じだったな。。。

 

 駅近くのコンビニで弁当を買って列車が来るまでの待ち時間でお昼ご飯。

 

13:59発の特急に乗って出発。次なる目的地は松山。ここには松山城道後温泉がある。

 

列車に揺られること約1時間半、松山に到着。

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松山駅

街中には路面電車伊予鉄)が通っており、松山城道後温泉へもそれでアクセスできる。

また大街道という大きな商店街が途中にまたがっており、観光地としてはまとまりのある場所となっている。(主観だが京都の規模をとても小さくした感じだと思う。)

ひとまず、松山駅から松山城へと向かう。

松山城は山頂にあり、登頂には2種類の方法が存在する。一つは原始的な方法である「徒歩」。急勾配な坂を上ることになるうえ、成人男性でも30分はかかると思います。もう一つは「ロープウェイorリフト」。料金は松山城の観覧券とリフトの往復券がセットになったものが大人一枚1020円で販売されていました。

2019年の10月からは増税の影響で1040円となっています。

 

乗っていけるのは山頂の手前までになりますが、そこまでロープウェイで片道3分、リフトなら6分で運んでもらえるので、余程の事情がない限りこちらを選択することになります。ちなみにリフトは一人乗りです。

 

さて、大街道駅で下車し、ロープウェイ乗り場まで来たら切符の券売機前で何やらアナウンスをしている模様。

 

職員「現在こちら30分待ちとなっております!

 

嘘やん。

詳しく話を聞いてみると、乗るために待ってもいいが、30分後に出ると天守の最終入場時間である16:30(2月~7月は17時営業終了)に間に合わないとのこと。

 

というわけで、余程の事情にぶちあたってしまったので、歩いて山頂を目指す。

ちなみに歩いて向かう場合は、ロープウェイ乗り場となる建物を正面にして右手に行くとお寺への入り口のような階段が現れるので、そこから進むことになる。

 

それにしてもほんとに坂が急でかなりきつかった。時間に追われていることもあって結構急ぎ足で登ったことも災いして、上に着くころにはくたくただった。かかった時間は20分くらいだったから体力自慢は歩いてどうぞ。

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石垣きれい

やっと登り切った僕を待っていたのは、

 

職員「入城まで30分待ちとなります!

 

は?

下で煽られた結果がこれですか。

現在時刻16時過ぎ。結構ぎりぎり。とりあえず急いで買って入城列へと並ぶ。

お城、そんなに並んで入りたいの君ら?(ブーメラン)

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お城でこんなに並んだの初めてだわ

見ての通り列ができていた場所は屋根もなかったので、なけなしのポカリを飲みながら入城の時を待つ。

 

そして16時半手前でなんとか入城を果たす。俺は勝ったぞぉぉおお!

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ようやくの入城

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こういう木材の質感を持つお城好き

 

そうして30分くらいで見終わり、再び歩いて下まで降りる。

待ってた時間の方が長いのはどこも一緒だから、と謎の言い訳を残しながら道後温泉を目指す。

 

その前に愛媛に来たら買いたかったものを購入。

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これ!

田那部青果さんのちゅうちゅうゼリーです。

田那部青果 / ちゅうちゅうゼリーラインナップ

 

ずっと前にどこかで紹介されていたのを見てからずっと機会があれば食してみたいと思っていました。

店頭には何種類ものゼリーが並んでおり、どれにしようか悩んでしまいました。

お店の人にアドバイスをもらいながら、スッキリかつ旬ものだということで、上記のゼリーを購入。

味は望んだ味そのままで、かつ濃厚。ゼリーもぎゅっとつまっていて大変美味でした。

 

さて味を堪能しながら再び伊予鉄に揺られて道後温泉駅に到着。

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駅から出たところの正面

画面奥に向かって少し歩くとお土産屋さんなどが立ち並ぶ通りがあるのでそこを左折し、通り沿いに進んでいく。

そして、10分しないくらいで道後温泉前に出ます。

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日にも当たっていい感じ

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鳳凰

沢山汗もかいたしさっぱりするかぁ、と思っていると入口から伸びる嫌な列が・・・。

職員の方が看板を持っていたので近づいてみると、

 

職員さん現在90分待ちです!

 

ディ〇ニーランドじゃねぇんだよ!!

どうやら現在補修工事中で、収容数が1/3まで落ちている模様。おおよそ100人くらいしか入れることができないらしい。

ちゃんと調べればよかった・・・。

 

流石にお風呂に入るのに90分並ぶメンタルは持ち合わせていないので撤退。ちゃんと改修が終わった後にまた来ることにして松山駅まで戻る。

並んでるやつらは相当な暇人か、物好きだな。

ちなみに補修工事は2019年1月から7年かけて行われるそうです。長い!

つまり次に愛媛に行くのは少なくとも7年後だな(

 

ちなみに道後温泉は別館などを合わせれば他に2つ入れる場所があり、そちらは普段通り楽しむことができます。

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帰りはこの子に乗って松山駅

なんかもう本格的に列車に乗ることを目的とした旅になりつつあるな。

目的と手段が逆転している。。。

 

ここに来た目的がさきに上げた二つだけな以上、もうここに用はない。

(一応ここで家族や会社用にお土産などは買った。3色団子とか。僕も食べたけどおいしかった。)

 

さて今日の観光はここまでだけど、進めるところまでは進みましょう。

明日は今治城を見るところから。なので、今治駅を目指す。今日の宿泊先はネカフェ。

予め電話して予約ができるらしいので電話はしておく。

 

19時半過ぎに松山駅を出発しておよそ1時間で今治駅に到着。

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駅は明るい。駅はね。

予約したネカフェまでは少し距離があり、歩くと時間までには到着しない感じ。「遅れるなら電話して、でないと予約取り消すから」と言われていたので素直に電話。しかし、何度かけても出る気配がない。

 

それにしても駅から歩いているが何もないな。建物自体はあるが、遊べる場所というかたまに飲食店があるくらい。

北に向かってしばらく歩くと、かなり明るい場所に出た。駅から少し離れたが、この辺りが中心っぽい。居酒屋の数も違う。

 

その近くに比較的真新しい建物があり、どうやらカラオケやダーツなどの複合施設のようだ。

外に料金表が出されていたので見てみるとネカフェも兼ねているらしい。予約していたネカフェまではだいぶ距離もあるし電話も出ないしもうここにしようとと思いチェックイン。

 

しかし中に入って驚いた。学生と思われる子たちの数が尋常じゃない。疲れていたが、寝ずにそこそこ遅くまで起きていたのだが、いつまでたっても静かになる気配がない。

おそらく他に遊べる場所が少ないのだろう。自然ここに集まってくるのだと思われる。GWだし沢山遊びたいよね。

ちなみにここ。

banbees.jp

 

もしここで一晩明かす場合は耳栓などあるとよかとと思います。

 

いろいろ見た気がするけど実はそんなことないんじゃないかと思われる一日を振り返り本日は終了となります。

 

明日は今治城を見た後は広島まで進みます。

 

 

 

 

鉄道日本一周-<四国+α編>③ 徳島・高知

こんにちは、しゅー太です。

 

今回は一気に高知県まで移動します。

 

[3日目:5月1日(水)]

記念すべき令和元年元日。高松の天気は雨で、どうやら四国全体でも一日を通して天気が崩れる様子。こればっかりは仕方ないし、あんまり悪影響が出ないよう祈るしかない。逆に考えれば、雨の徳島や高知を拝める日なんてそうそうないから、とプラスに考えよう。

 

さて、まずは徳島行きの特急を待つために瓦町駅から高松駅へと向かう。

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高松駅。駅のデザインがかわいい。

そして、7:05発の特急で徳島へ。朝早いこともあってか、乗客はほとんどなしだったから貸し切りみたいで少し楽しかった(小声)

最初の目的地は祖谷渓のかずら橋。詳しくは下記参照。

雑に説明するとツタの橋。

miyoshi-tourism.jp

グーグル検索で調べれ見るとわかるのだが、距離的には徳島にわざわざ行かず、真下に延びるように高知行きの特急などが走っている路線があるので、それを利用すれば断然早く着く。

が、一応個人的に可能な限り海沿いの路線を利用することに決めているので、徳島経由で目的の駅を目指す。(乗り換えの待ち時間含めて、徳島経由の方がおおよそ2.5hくらいの時間差がある。勿論推奨なんてしません。)

 

幸い時間だけはあるので、ゆっくり目指すことにする。

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ヘタクソだからぶれてしまった。ポケモンに出てきそうな駅名。

 

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そして徳島駅に到着。(朝早かったので基本車内では寝てました。)

乗り換えまで1時間くらいあったので、お土産見たり、周囲を散策。本当はここにいる時間がもっと多ければ鳴門海峡も見に行きたかったのだけれど、それは次回のお楽しみということで。ここの個人的な感想としては、「建物はあるが何もない」といったところ。毎度思うのがこういった地方に住んでいる若者って、どうやって楽しんでいるんだろうね。やっぱり男女でよろしくする方に流れるのかな。

 

そして9:02発の列車で阿波池田駅まで向かい、そこで乗り換えを行い祖谷渓の最寄駅である大歩危駅に到着となる。着いた時間が10:37だったのでおおよそ3.5hの移動となった。(先に上げたルートだと1.5hで着く)

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これで「おおぼけ」と読む。初見で読めるような読めないような漢字。

さて、ここからはバスで移動、の予定だったがトラブル発生。

事前に調べていたバスの時刻表と駅に張り出されていたバスの時刻表が異なっており、12時くらいまでバスが来ない。

バスの時刻が変わるのはいいが、せめて接続くらい合わせてくれ・・・。

 

一応タクシー会社が2社あるようだが、どちらも駅前で待っているわけではなく電話を掛けたらくるとのこと。しかし、所有しているタクシーの台数が1~2台のため運が悪ければ乗るまでに相当な時間がかかることになる。さらに、ここからかずら橋のある場所までタクシーに乗るとなると少なくないお金が必要になる。

 

もし、大歩危駅からへ向かう場合にはバスの時刻があてにならないので、

1、事前に到着時間を予測し、その時間にタクシーを予約しておく。

2、他の旅行客と一緒に乗り合わせ運賃を浮かせる。

といった対策をとることをおススメする。

 

一応この後来るバスに乗ればかずら橋を観光できるが、そうすると今度は帰りの列車の接続の問題が発生し、高知の観光がまるまるできなくなってしまうので、断腸の思いで断念。ここに来れる機会も滅多にないだろうしなぁ。今でも悔しい。

 

とりあえず急遽プランを変更したわけだが、高知行きの列車が来るまで1時間あるのでコンビニで事前に買ったお昼を食べながら駅で待つことに。

察することができると思うが、他の田舎駅の例にもれず近くに何かを買えるお店はない。水分や栄養摂取のできるものはあらかじめ用意しましょう。

 

流石に暇なので写真を撮って時間を潰す。

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この辺りは子泣き爺伝承の発祥の地らしいですね。

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一つ目入道(左)と河童(右)。どうやらひと月前くらいに出来たらしい。こいつらはこの辺の地域に関係あるのか・・・・?

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かずら橋のミニサイズ。今回はこれで我慢。

そんなこんなで列車が来たので「いつか絶対リベンジしてやるぞ」という気概を残し、大歩危駅を後にする。気を取り直し目指すは高知。大歩危駅から高知駅までは1時間。今までの移動に比べればちょろいな。

 

そして何事もなく高知駅に到着。

だが、雨。しかも割と激しい。

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駅前で何かイベントをやっているみたいだったが、案の定観客は0。(なぜやったし)

とりあえず、お昼時真っただ中+雨による外出控え を考えると先に食事はNG。観光して時間をずらすために高知城を目指す。本当は桂浜に行きたかったんだけどこの雨だし、竜馬記念館だけ見るのも味気ない気がしたのでお城。

 

高知城近くまではバスがでているので、それに乗って移動。

そこから5分ほど歩いて高知城の門前へ。

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ここから舗装されていない道を歩くことになったので、雨でぬかるんだ足元に注意して城のところまで登っていく。

(途中この雨の中にも関わらずアイスを売っている人を見かけたが、売れたのだろうか・・・)

 

割ときつめの階段を登ってようやく入口へ。

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 思ったより行列ができていてびびるしゅー太氏。

入場料は420円でした。ぶっちゃけ中見るだけならそこまで時間はかかりません。

 

見学していい感じに時間をずらしたのでお昼に向かう。

しかし何故か「せっかくだしひろめ市場行くか!」と思い立ち足の向く方向を変える。(いつ行っても混んでるんだから時間ずらした意味・・・)

 

ひろめ市場は高知城から目と鼻の先にあります。徒歩5分位。

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雨ということもあり、人の密度は想像以上でした。

食べ物買うだけでも長蛇の列。結局食べたいもの買って座る席探してとやっているうちに30分以上かかりました。(1時間くらいかかった気がする・・・)

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かつおのたたきとから揚げ。その他もろもろで計2500円くらい。

メニューは明神丸さんの鰹のたたき(塩とタレ)とちびから本舗さんの塩唐揚げ。

かつおはお客さんにも見えるような配置で、藁であぶってくれてそれを食べることになります。あぶった時の熱気がこちらにも伝わてくると同時にあぶられたかつおの匂いもこちらへくる(気がした)。塩かたれどちらかだけでもいい気はしたが、せっかくなので両方注文。

から揚げもジューシーでおいしかったです。好みの味だった。。。

 

しっかり味わってご飯を食べ終えたら、気が抜けてどっと疲れが出たのを実感。

この後どうするかしばし考えつつ、お茶をすする。

結論として「無理に動いても明日に支障をきたすだけ」となり宿へと向かうことにした。高知駅から少し離れた場所に宿をとっていたので、そちらまで移動しチェックイン。今日の行動と元々組んでいたチャートとでかなり乖離が出てしまったので、明日以降にどう影響があるかを確認してあとはだらだらしたりしながら、少し早めに就寝。

 

次の目的地は愛媛県宇和島を経由しながら向かいます。

 

④へと続く。

 

(今回ほんと何もしてないな。)

鉄道日本一周-<四国+α編>② 香川(琴平・高松)

こんにちは、しゅー太です。

※今回からタイトルにその日のメインとなる地名を記載しました。 それに伴い今までの記事のタイトルも同様の変更を施しています。

 

平成最後の1日は、朝5時半に起きて、コンビニ(セブンイレブン)の6時開店を待つところからスタートです。結論から言うと、無事回収できました。

セブン-イレブンハートインJR姫路駅北口店」に忘れたのですが、どうやら忘れ物の管轄はJRのようで、開店凸したら、JRの窓口に行ってくれと言われました。

なので、もし皆さんもここで忘れ物をしたら駅員さんに聞いてみましょう。

また一つ、つまらぬ知識を身に着けてしまった。

 

そして昨日の遅れを取り戻すべく1時間早めの出発です。

 

[2日目:4月30日(火)]

7時過ぎに姫路を出発。

目指すは四国の香川県。四国は各県を香川県から時計回りに進みます。

香川県の最初の目的地は金刀比羅宮です。姫路から岡山を経由して、四国入り。途中坂出駅で乗り換えをし、琴平へ。そして約3時間の移動を終え琴平駅に到着!

が、ここで思わぬ誤算が。なんと琴平ではICカードが使用できなかった(姫路でPASMOを使用して乗車した)。移動のために少し多めにチャージしていたのだが完全に裏目に。移動費約3000円を現金で支払う。地方ではよくあるのでどの区間ではICカードが使えないのかはきちんと調べておきましょう。。。

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JR琴平駅

駅中に街歩きマップが置いてあったのでそれを片手に金刀比羅宮を目指す。

金刀比羅宮は「こんぴらさん」として親しまれており、海での交通安全を守る神様を祭っているとのことです。

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かつて丸亀沖を照らしていた木造の燈籠。木造燈籠としての高さは日本一。

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金刀比羅宮手前の街並み

そして、金刀比羅宮のふもとまでやってきたのですが、、、

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なんでこんな人が多いんです?GWですよ?平成最終日!もっと有意義に使ってください(ブーメラン)

階段とか結構人とすれ違うのが大変でした。金刀比羅宮は奥社まで行くと階段が1368段あるらしいのですが、ほんとかどうか一説によると怪しいみたいです。誤差があるとか。(人混み避けるのに集中しすぎていて途中から段数を数えるのをやめてしまった。)

 

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大門

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ここからまずは本宮へ向かう。

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通り沿い

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白馬がいるらしく、人が集まっていた。少し見た後階段を上り先へ。

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書院。中を見るにはお金がかかるが、円山応挙の襖絵が見られるので価値はある。

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露に濡れて鮮やかさが映える

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書院を出てまっすぐ進む。

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旭社

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登り始めて30分くらいで本宮に到着。

ここまでずっと階段だったから少し疲れたのと、人が多すぎてゆっくりできない。

とりあえず簡単にお参りを済ませたら、奥社へと向かう。と、その前に昨日引いたおみくじの運勢をリセットしましょう。

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何と申してよいか( ^ω^)・・・

気を取り直して奥社への道は、本宮を正面にして右手奥にあります。ここからさらに山を登ることになるので、天候等は注意です。

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カメさんもおめかし。

ちなみにこの近くにお手洗いがありますが、垂れ流し式なので、水で流れるとかではないです。なので、結構においがきついです。また扉とかもないため、できればお手洗いは登る前に済ませておく方がよいでしょう。

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3つの神社を通り過ぎると、あとはひたすらいろは坂のごとく折り返しながら階段を上っていくことになります。

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おや、山の様子が・・・?

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霧濃すぎて視界が白一色。これは早めに下山した方がいいかも。

そんなこんなで、本宮から登ること20分ほどで奥社へ到着。途中休憩する場所もなかったので、「まだ?」といいながら歩く他の観光客の姿を何度追い越しました。

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頂上からの景色です!(半ギレ)

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カラス天狗と天狗の彫刻

一応奥社でもおみくじやお守りが売っているので、ネイチャーパワーを直に受けながら授与するのも良いのではないでしょうか。

 

少し休息を入れた後下山し、金刀比羅宮の攻略完了です。

全体的な滞在時間は2時間ほどでした。ゆっくりしようとすれば全然まだ入れる場所です。訪れる際は3~4時間はみても問題ないかと思います。自分は少し省いたり、駆け足になった場所などがあるので。

 

この後は、木造燈籠の近くにある「ことでん」こと高松琴平電気鉄道株式会社の鉄道に乗って栗林公園へと向かいます。私鉄ですね。

驚くべきこと(?)にことでんではPASMOが使えます!(もっと頑張れよJR、という気がしないでもない。)栗林公園駅までは琴平駅から600円。栗林公園駅からは歩いて10分しないくらいで到着します。

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正面

入場料は410円です。ゆっくり過ごしても2時間ほどで歩き終えると思います。

 

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園内では船に乗りながら解説を受けることもできる。

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苔と藤。ちょうど咲き誇っていました。

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5分以上微動だにしない・・・

とまあこんな感じで栗林公園内を1周して退園。かなりフォトスポットも多かったのでかなり満足です。

 

再びことでんに乗車し、終点・高松築港駅まで行く。実質高松駅。(栗林公園駅から10分ほどで着く距離)

そして高松築港駅で下車後その足で高松城(玉藻公園)へと入城。ここが平成最後の観光地となりました。ちなみに駅からは徒歩30秒です。

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いざ、いざ!

高松城は、愛媛の「今治城」、大分の「中津城」と並んで3大水城に数えられています。「玉藻公園」の由来は、柿本人麻呂が讃岐の国の枕詞に「玉藻よし」と万葉集で詠ったことから、高松城周辺の海域が玉藻の浦と呼ばれていたことらしいです。(『玉藻よし=玉のような藻の美しい讃岐の国』という意味のようなので、連想しやすい玉藻前は関係ないみたいです。)

築城は1590年で、軍船が直接城に乗り付けられるように設計された日本初の本格的な海城となります。(当時の技術では海上を封鎖することは難しく、敵からの水攻め・水断ちをかわせる一方、物資の搬入や人の出入りを海上から行えるという面で有利であった。)

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ちなみに、天守は既にない

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本丸に続いていた橋。屋根のある木造の橋は珍しい。

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月見櫓と水手御門。かつてはこの門から小舟に乗り、沖に止まった大船に向かった。

写真にはないためわかりにくいが、敷地の半分ほどは水場となる。
見学自体は1時間もあれば終わる。入場料は200円です。

 

見終わった後、ホテルのチェックインまで時間がかなりあったので、「せっかくだから讃岐うどんの有名店である『うどんばか一代』へ行ってみよう!」と思い立つ。

www.udonbakaichidai.co.jp

しかし、この時忘れていたのだ。今はGWで休日であるということを・・・

 

ことでんを利用し、花園駅で降り10分ほど歩き到着。そこで見たものは常軌を逸した長蛇の列(写真撮り損ねた)。「いや、普通に考えれば当たり前、ひとまずこのお店の回転数を調べよう。もしかしたら思ったより早く消化されるかもしれない」と一条の希望を胸に冷静さを保ちながらTwitterを開き検索する。そして「話題のツイート」に表示されたのは、

 

「ばか一代2時間待ちなんだけどwww」という文字列。

 

ぼく、困惑。

流石にうどん一食に2時間並ぶほどの精神力は持ち合わせていない。タピオカに並ぶ女子並みの強靭なメンタルを有していればあるいは並べたかもしれないが、食への関心が著しく低い自分からすれば「支出が合わない」。

なので諦めて高松駅まで戻り、駅中にある「連絡船うどん」で晩御飯。

このお店は改札の中にあるのですが、改札外にも入口があるので駅を利用しない人でもお店だけ使うといったことができます。

普通にうまかったです。(ぶっちゃけ舌とか肥えていないのであるライン超えていれば大体旨いと感じるだろうと思う。)

 

そのあとは、高松駅近くのスタバ(夕方なのに人がそんないなくて驚き)で明日以降の予定を練りながらチェックイン時間を待ち、ことでん瓦町駅近くのホテルで就寝。

瓦町駅についてびっくりしたのが高校生以下の子供が大勢駅前でたむろしてるんだよね。治安悪いのかなと思って調べてみたけど、そんなことなく、むしろ評判いいみたいね。単純に遊ぶ場所がないことの他に、こっちと向こうの「治安の良さ」というハードルの違いがあるような気もする。

 

中学生か高校に入ったばかりくらいに見える地味な感じの女の子がアイコス片手に平気でふかしているのを見たときには思わず二度見したよね(笑)

 

そんなカルチャーショックを受けつつ、平成最後の1日は幕を閉じました。

・・・平成最後に学んだことがこんなことでいいのかという疑問は残りますが、明日令和初日は徳島へと向かう所から始まります。

 

③へと続く。

鉄道日本一周-<四国+α編>① 和歌山(紀伊勝浦)

こんにちは、しゅー太です。

 

今回から四国を回った時のことについて記事にしていきたいと思います。

 

タイトルの「+α」となっているところからお察しいただけるとは思いますが、他の所と合わせて巡ってきました。

簡単に説明すると 和歌山→四国→広島・山口 といった感じです。

 

期間は超大型連休となった2019年のGW。

全ての休みを使ったわけではありませんが、4/29~5/5までの5泊6日の旅程となりました。(本来はあと2日ほど長かったのですが、諸事情により予定より短くなりました。理由はいずれ。)

 

なお、ほとんどが移動時間となってしまったので、楽しさも話せる内容の密度も北海道ほど濃くありません。

 

何故GWに四国へ行こうかと思ったかというと、大型休日だからわざわざ四国に行くことを選ぶ変態なんて俺意外にはいないだろという考えと、私事ですが5月は自分の誕生日でしてこれが使えたんです。

www.jr-eki.com

普通「四国フリーきっぷ(リンク貼ってます)」というと、特急列車自由席を指定した日付から3日間連続で乗り放題になる切符で、お値段が大人一人約16000円ほどとなります(勿論普通列車にも乗車できます)。決して安いわけではありませんが、3日間特急に乗ることを考えたら、十分に元の取れる数字です。

 

ところが、このバースデイきっぷでは、お値段なんと9500円で上記の切符を購入することができます。ちなみにグリーン車専用のバースデイきっぷもあってこちらは13000円と少々割高になっております。

 

ちょうどよい機会でしたのでこれを活用しました。

また今年の夏は下記のようなプランも販売されました。

[夏休み四国満喫きっぷ]です。

www.jr-eki.com

※ホームページから記載が消えてました。おそらく期間限定なので、毎年更新されるのだと思われます。

こちらは、1日以上の土日祝日を巻き込まなければいけない代わりに連続した4日間が乗り放題になる切符です。値段は大人一人13000円。旅の計画に合わせてどちらを使うか決めるとよいでしょう。

 

ただ、この旅でこれを使うのは2日目以降。初日はまず和歌山の紀伊勝浦というところを目指すことになります。

それでは、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 

[1日目:4月29日(月)]

まずは、新幹線にて名古屋へ向かいます。地元の横浜ー名古屋間は既に18きっぷを使用して在来線を利用済みなのでショートカット。とは言え、後の予定も詰まっているので、少し早めの6:25に新横浜を出発し、7:42に名古屋へ到着。8:02発の紀伊勝浦行きの特急に乗車します。これに乗るために8時より前に名古屋にいる必要がありました。

 

今回は18きっぷの利用期間から外れており、どうせ四国へ向かうなら、18きっぷじゃ行きづらい箇所へも纏めて行ってしまおうと思い立ち、今回行く和歌山の観光地を計画に巻き込みました。

 

この旅最初の目的地は那智大社

本当は熊野古道から熊野本宮大社などにも合わせて行ってみたかったのですが、移動時間や滞在時間の関係からどちらかにしなくてはいけませんでした。そこで、単品で行っても面白そうな熊野古道熊野本宮大社はいつかに回し、今回は那智大社の方を訪れることにしました。

 

名古屋駅から紀伊勝浦駅までは特急で約4時間の長丁場です。正直この長い移動時間を経験したから、北海道での移動にそこまで苦痛を感じなかったのではないかという気がする・・・。(特急は片道7200円でした。)

 

さて11:56に紀伊勝浦に到着するわけですが、ここからは紀伊勝浦駅からバスが出ているのでそれに乗って大門坂というバス停まで向かいます。終点まで乗れば那智大社までバスが着くのですが、大門坂から歩いて向かいます。理由は以下。

www.wakayama-kanko.or.jp

大門坂から那智大社まで石段を歩くことになりますが、熊野古道の雰囲気を感じることができます。一種のトレッキングとなり、歩行時間はおおよそ(健常な成人男性で)1時間となります。運動を辞めて久しい時分ですがまだ、体力に自信はあったので、せっかくだしと歩くことにしました。

 

ちなみに紀伊勝浦からバスに乗るためには予め乗車券を買う必要があります。券売所は改札を出た左前方(徒歩一分ほど)になります。1000円で往復券が買えます。片道ずつ買うより安いので、ぜひ。詳しくはこちら。

詳細:●熊野交通ブログ●:那智山往復割引きっぷ

 

バスに乗ること20分で大門坂へ到着。降りた後、バスと同じ進行方向へ少し歩くと大門坂入口が見えてくる。バス停近くの休憩所っぽいところにはトレッキング用に竹の杖が置いてあります。

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ちゃんと書いてあるのでわかりやすい。

ここから石段を登っていくことになるのですが、この石段がそこまできちんと整備されたものではないため、歩きづらくかなり足に来る。

だが雰囲気はかなり好きな場所だった。体力が落ちた後だと楽しみにくくなっていたであろうから、若いうちに訪れることをおススメしたい。

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有名な夫婦杉。人が途切れなかったので、杉のみの撮影は断念。

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こんな感じの道がずっと続く。

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ようやく終わりが見えてきた。。。

8割ほど登ったところで既に汗が止まらないくらいには体は熱くなっていた。正直舐めてたのが良くなかったな。大門坂を下る人もいたが、結構足元に慎重になっていたし、途中で休憩して座っている人たちもいたから、ここを通る方は無理せずペース配分に気を付けて堪能してください。

 

そうしてようやく那智大社に到着!

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・・・・・・・・。

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はい。

どうやら那智大社は修繕中のようでした。下調べの段階で仕入れ損ねていた・・・。

それでも全てが対象ではないので気を取り直してお参りを続けます。

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綺麗な朱色

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八咫烏は熊野の神様のお使いと言われています。

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でけぇ!(誰かと行ったら、なお盛り上がっただろうなぁ)

このほかにも八咫烏がデフォルメされたかわいいおみくじ(500円)があります。懐事情に余裕のある方はお納めした後、いただいてはいかがでしょうか。

せっかくなので、この大筒のおみくじで運勢を占ってみる。結果は、、、

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コメントに困る。特に旅行。

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青岸渡寺、趣ある。

またこの近くに大きなクスノキの「胎内くぐり」ができるスポットがあります。クスノキの中が空洞になっていてその中を通ることができます。ここには300円を納めて、護摩木(ごまぎ)に願いを書いてくぐります。その後護摩木を納めてお焚き上げされることで願いが成就されるそうです。

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ここすき

そのまま奥へ奥へと進むと、有名な那智の滝が見えてきます。

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三重塔と一緒に

三重塔にも参拝料として300円を支払えば中に入ることができます。一応は行ってみましたが、まぁ、お好みでといった感じでしょうか。必ず上っておけというほどのメリットはあまり・・・。

 

さてこの後は、那智の滝のふもとまで向かいます。この三重塔から10分かからないくらいです。ただ、下りで階段を利用することになるので、その分足腰の弱い方は時間がかかるかと思います。

 

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ここまで5分。ここから5分。

そして到着。ここは飛龍神社といって、ご神体がこの滝そのものとなっています。よく見ると滝の上方にご神木なんかに巻いてある縄が見て取れます。

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滝が近いからか比較的涼しかったです。

 

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例の縄。滝が近いので勿論迫力があります。

さて、ここからなのですが、より近くで滝を見るためには課金をして参入料を300円払って進む必要があります。こちらはせっかくなので、ご神体のご利益に預かってみることに。

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少し近づくだけでも変わりますね。写真だと伝わらないのですが。

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道中こんなものが。どうやら、飲むと長寿になるというよくある水が。記念に一口。

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唐突な鹿。

近くの苔(綺麗に茂っていた)なんかを写真にとりながらマイナスイオンに満たされた森の中を歩いていると右の視界端で動くものが。ふと見てみるとそこには鹿が!それも何頭かいました。まさかこんなところでお目にかかれるとは思っていませんでした。。。

 

そんなこんなで参拝を終え、紀伊勝浦駅に戻るためのバスを待つ。全体で2時間ほどの滞在となりました。飛龍神社近くに「那智の滝前」というバス停があるのでそこから帰ることができます。ただ、バスの頻度がそこまで多くないため、一度に乗る乗客の数が多いです。そのため、早めに列に並ぶか、紀伊勝浦駅行きの出発地点である「那智山」まで戻ることを推奨します

 

駅に戻っても列車の時間まで1時間近くあったので周辺をぶらぶらすることに。

すると歩いて5分ほどのところに「にぎわい市場」なるものが。

ここではおいしい魚介の類を食すことができるということなのですが、時刻は現在15時近く。手ごろな目ぼしいものは売り切れていました。(あとは少しお高めのメニューくらい)

何日か滞在される方などは朝一で訪れるといいかもですね。

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外観

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内観

そういえば、お昼御飯がまだだったので、近くのお食事処で昼食。食べ終えた後、お店の方と少しおしゃべり。最後に「新婚旅行でまた紀伊勝浦に来てね」と言われました。はい、まずは相手からですね(ノД`)・゜・。

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全滞在時間は3時間くらいでした。

 

ここからは、大阪まで15:24発の特急で出て、いっきに岡山まで快速で向かう予定だったのですが、途中区間で火災が発生したようで大阪に到着したのが20時半頃と予定よりも1時間遅れ。このまま岡山まで進むと23時を超えてしまうので、急遽姫路で宿泊することに。それでも姫路についたのが22時過ぎ。宿も取っていなかったので、初日からネカフェ泊となりました。

最近の快活クラブはリラックスルーム以外でも鍵付きの個室を用意するようになったから、簡易ホテルとしての利便性はかなり向上したと思う。もっと広がれ。

 

そしてチェックイン後にカメラがないことに気づく。おそらくコンビニに置き忘れたと思われる。(いつもはバックパックの中にあるカメラケースに格納していたが、この旅では新しい斜め掛けタイプのケースを新調していた。いつもは身に着けていないものなので、外した際の違和感がなくそのまま放置をかましてしまった。)気が付いた時にはコンビニは閉店していたので、明日開店と同時に確認に行くことと相成りましたとさ。

 

幸先から不安しか残らない。そして今後その不安の予感は的中していく・・・。

 

②に続く。